読んでない人は急いで読んで!職場の理不尽に怒らず おだやかに働く技術
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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今回はこのブログを御覧の方に本をオススメしてみたいと思います。
正直なところ、最初は何気な〜く読み始めたのですが…
ビックリするくらい読んだ直後から活用できること満載のことが書かれている本ですから、ぜひオススメしたいと思いました。
本はこちらです。
書籍内容
第1章 腹が立ったら、最初にやる10の習慣
第2章 怒りをコントロールする10の技術
第3章 職場でイライラしない8つの技術
第4章 怒りを仕事に活かす7つの技術
第5章 どうしても我慢できない怒りを静める7つのトレーニング
著者は横山信治さん。
一度著者の横山先生の本は、このブログでもご紹介したことがあるので、そちらもぜひご一読ください。
めちゃくちゃ運が良くなる人づきあいの技術☆オススメの書です☆
「職場の理不尽に怒らずおだやかに働く技術」を読んでグイグイ引き込まれた3つのポイント!
怒りチェックシートがついている!
本を開けたら…
いきなり「怒りチェックシート」なるものが付属でついています。
僕自身もセミナーで”感情に向き合う”ということをお伝えさせてもらっていますが…
これは本当にわかりやすいチェックシートです。
しかも、セルフでできるから、場所を選びませんしね。
人間って、「怒る」にも色んな種類というか、パターンがあると思うんです。
僕自身は、パッと怒ってパッと忘れるタイプです。というか、そういう怒り方を得意としています。
とくに仕事(職場)ではそうです。
で、怒るのが良いとか悪いじゃなくて、まずは自分の”怒る”ポイントやパターンを知るのって凄く大切です。
なぜなら、知らないものには対処できないからです。
その点、このチェックシートはあまりにもあっさり自分の”怒り”のパターンをつかめます。
正直、モット早く出会っていたら…と思うくらいです。
Youtube動画で詳しく”怒りチェックシート”が解説されている!
僕も見ました。
怒りチェックシートをもとに、対談形式で著者の横山さんが”怒り”と”その対処法”に色んな解説をしてくれるんです。
動画も20分と、なかなかのボリュームですよ。
で、その動画なのですが…
著者の横山さんは元落語家だけあって、喋りのテンポがすごい良いわけです。
するする〜って大切なことが脳に入ってくる!!
この動画を見てから本文を読むのもありだと思います。
特に活字や本を読むのがあまり得意でない方は、読む前に動画を見ることをオススメします。
もちろん、本文でもグイグイ引き込まれた!
第三章 言うことがコロコロ変わる上司には、とりあえず「YES」と答える
もう、この章のタイトルだけでズッコケたくなりました。
何を隠そう、僕がこの「言うことがコロコロ変わる上司」だからです。
この章を読んだだけで、僕にとって価値のある一冊。そう言っても過言ではありません。
で、本文にも書いてあるのですが、コロコロ変わる上司には2タイプのケースがあるらしいのです。
僕は「閃きタイプ」
閃いて、部下に理不尽なことを”理不尽と思わずに”言ってしまうタイプなのです。
この本自体は、理不尽な上司にどう対応していくか?という部下の視点から悩みを解決できるように創られていますが、上司が読むと「自分のどこを修正したらいいのか?」がわかるのです。
よく考えれば、そりゃそうです。
理不尽な上司がいるから、対応策があるわけで…
上司も部下も読むべき本です。
第五章 怒っている自分を「もう一人の自分」から客観的に眺める
この章を読む時も、僕は唸るように読んでしまいました。
タイトルからは「禅」をマスターしなきゃいけないの?という雰囲気もありますが…
よく読むとそんな難しいことは書いていません。(というか、奥深いことをわかりやすく説明してくれている章だと感じました)
怒っている自分と、怒っているのを見ている自分がいるということが、ごく自然に受け入れられるように書かれています。
また、怒りを沈める方法”遠離法と離心法”について詳しく書いてあるので、「最近よく怒ってんだよなぁ」と言う人も、即実践し、おだやかに働く技術を磨いていけると思います。
ちなみに、僕は遠離法と離心法を混ぜ合わせて、なるべく怒らなくていい状態を創るように心がけています。
本の紹介と少しずれますが、個人的には「怒らないための準備」というものがあると思っています。
(その準備がこの本に網羅されているのですが)
僕にはせっかちな側面があります。
遅いのが苦手なんです。
速いのが好きなんです。
で、遅いとイラツクんです。すると、怒りやすくなるんです。
それがわかっているので、自分に準備を課しているのです。
特に仕事面ではそのことを大切にしています。
例えば、「連絡くださいね〜」と仕事相手に言ったとします。
3日たっても連絡がないと…
「仕事できない!!あいつはーー」と僕はなります。
しかし、「3日以内に連絡くださいね〜」と伝えておいたら…
先方は殆ど3日以内に連絡をくれます。
逆に3日を超えたら、「なんかあったのかな?」と相手のことを思いやったり、「ご縁がなかったな」とあっさり割り切れたりします。
と、こんな具合に自分が怒るポイントを明確にしているからこそ、怒らない状態を創る準備ができるのです。
スモールビジネスの経営者・マネージャー・店長へ
職場の理不尽に怒らず おだやかに働く技術
ぜひ、読んでみて下さいね。
僕はパーソナルセッションやセミナーで、怒るのを”我慢”している人の相談に沢山のってきました。
それは、店長が社長に対する怒りを抑えている場合もあれば…
社長がスタッフに対する怒りを抑えているケースもあります…
幹部同士が怒りを抑えているケースも…
でね。
怒りを”我慢”してるのは、自分の心身に良くないんです。
で、会社や仲間の生産性も下げるんです。
もちろん自分の生産性も。
そして、何より我慢していたらいつかは「限界」がくると思うんです。
では、どうしてそんな状況に陥っているのでしょう?
それは
”怒り”の本質
“怒り”の取り扱い方
”怒り”を向けられた時の受け身のとり方
そんなことを知らないから、我慢しか無いと思いこんでいるのだと思うんです。
この一冊で我慢以外に道があることを知ってください。
それを知れば、タイトルにもあるように”おだやか”に働く自分と環境を生み出す力を手に入れられると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました♬