超基本的なことだけど…自分のコトを知る具体的な方法!-2
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
前回の記事
③自分の「気持ち」を観察してみる
自分の中では最初、これが最も難しかったです!
ただ、自分を知るには最も有効的で、大切な方法だと感じています。
気持ちには様々な段階ががありますが、もっともシンプルに考えるとなると、
喜怒哀楽
を観察してみることです。
観察なので、例えば嫌なことがあっても「あっ、いま私は怒ってるなぁ~」という感じで観察します。
喜んでいる時も同じように「いま、私は嬉しいなぁ〜」と、感じていることを観察するのです。
この観察する!という意識をスタートさせると、「自分のことを知る」以上のおまけがついてきます。
それは、その時々で冷静にモノゴトを判断しやすくなる。ということです。
結果的には、決断スピードが格段にアップします。
モノゴトに対する冷静な判断力や、迅速な決断はスモールビジネスの経営者・マネージャーには、必須の力ですよね。
その力をつけるには、すごい修行がいるわけではありません。
ただ、自分の感情と向き合う習慣が必要なだけです。
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ここから少し重要なお話しをします。
人には、感じるのが得意な感情と苦手に感じる感情があります。
例えば一緒に働く2人の人間。
A経営者とBマネージャーがいるとします。
A経営者が、喜びや楽しい!というポジティブな感情を感じるのが得意なら、Bマネージャーは怒りや哀しみなどのネガティブな感情を感じるのが得意だったりするのです。
そして、その2人が力を合わせられたら…
とっても素敵な会社(お店)になるのですが、現実的によくあるパターンは
あいつとは合わない!
と、2人はなってしまうようです。
ポジティブな感情も、ネガティブな感情も大切な「気持ち」に変わらないことだけ覚えておいてください。
④自分の気持ちを記録してみる
行動を記録した時に、一緒に気持ちも書いておく。というのがおすすめです。
例えば、あなたが部下と話したとします。
それをメモするとしたら…
こんな簡単なものでいいのです。
こんな簡単なところから、自分の気持ちを知っていくのですから、簡単だと思いませんか?
いつも、自分にとって当たり前のことを当然にしているだけ…
という状態で毎日働いていたら、自分の気持ちに鈍感になっているダケ!という場合もあります。
今と違う結果を生み出したい!という方は特に、自分の気持ちを簡単なところから、簡単に探ってみてください。
何か現状を変えたい!という場合は、自分の行動習慣に気がついて、自分の感情が動いた時です。
(厳密には、感情の動きに敏感になった時です)
これをやりだしたら、中には感情が硬直化してしまっていることに驚く人がいるかも知れません。
しかし、筋肉と同じで少しずつほぐせば大丈夫ですから、焦らず取り組んでみてください。
⑤友人・家族に自分のコトを聞いてみる
自分のことを知るには、人間は自分だけでは難しいようにできています。
それは人間は「比較」する生き物だからです。
比較で色んなことを知るようにできているのですね。
なので、信頼できる友人や家族に「僕(私)って、あなたから見てどんな人?」と率直に聞いてみるのは、自分のことを知る最良の方法です。
但し!!
注意して欲しいのは、くれぐれも何かを期待して聞かないようにしてください。
期待と違う答えが返ってきて「怒りだす」とかはもってのほかです(笑)
二度と、その人はあなたに正直なことを言わなくなります。
ちなみに、僕自身はよく妻に聞きますが…
これまで一回も「楽しくなる」答えが返ってきたことはありません(笑)
少し残念ではありますが、これも自分を知れた。ということでO.Kにしています。
⑥自分で自分に質問をする
僕はこの方法がとてもお気に入りです。
自分のことについて聞きたいことがあると、すぐにエバーノートなんかにメモして、答えが湧いてくるのを待ちます。
運転中はボイスメモもよく使います。
例えば、
「僕はさっき言われたあの一言にイライラしてるけど、なぜだろう?」とか、
「僕はあの花屋さんが好きだけど、なぜだろう?」という具合です。
この方法を気に入っている点は、セルフで簡単にできるからです。
以上で6個ほど自分を知るためのテクニックをご紹介しましたが、いかがでしたか?
自分で自分が
- 何を信じているのか?
- 自分の好きな人
- 自分の好きなこと
- 自分の嫌いな人
- 自分の嫌いなこと etc…
まずは、スモールビジネスの経営者・マネージャー・店長は、自分のコトを知るために、自分に時間を割いてあげるのが一番大切なことですね。
自分に時間を創ってあげられる人は、ゆとりが生まれます。
そのゆとりが、仲間(スタッフ)との調和を生み出すと、永続的なモノが生まれていきます。
自分を知るとは、きっとある意味で”永遠に取り組むような作業”かもしれないので、僕自身も常に自分との対話を大切にしています。
最後までお読みいただきありがとうございました♬