Googleと付き合いながら”まとも”に商売を続けるために
田口 淳之介
最新記事 by 田口 淳之介 (全て見る)
- 名古屋は熱い街!『働き方改革に必須!!?『対話』する力を身につける』セミナーやりましたよ〜 - 2019年1月18日
- お客様、スタッフ、関係者『みんなに応援される』経営者になる! - 2018年12月31日
- 美容院経営者のお悩み『先輩が若手の指導をしない』問題解決法! - 2018年12月29日
読了時間 約 4 分です。
毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
この記事を書いてるのってどんな人?と思った方はこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
Twitterをフォローしてね
今、コメダで「魂の商人 石田梅岩が語ったこと」という本を読んでいます。
日頃から僕は経営者・マネージャー(いわゆる幹部です)とスタッフ(従業員)は平等で「役割」が違うだけだと信じて働いています。
しかし、役割が違うから当然「責任」も違ってきます。
責任が違うというのと、「偉い・偉くない」は関係ない。
それが僕の持論です。
というか、そういう気持ちで働いています。
石田梅岩はそういったことを300年前に語って、実行している凄い方です。
で、石田梅岩の本を読んでいて思うことがあったのでお話ししますね。
僕自身、社会に出て最初にお給与を頂いた時のことを思い出したのです。
美容院に就職して、何もできない僕は「床はき」と「挨拶」だけで初任給をもらいました。
当時の美容学生は、美容院に就職する前に就職先のお店に内定段階でシャンプー練習にきて、入社したと同時にある程度「生産性」を身につけている。そんな感じのお店が多かったように記憶しています。
(僕が美容師になる2年前はインターン制度がありましたから、さらに生産性を身に着けながら学生は学んでいました)
がっ!、僕は内定したお店で1日だけ働いて「このオーナーはアホか!」と思って辞めてしまったアホだったのです。
そこからすぐに、現在働いてる当社に拾われた形で入社しました。
新卒の4月に入社したけど、中途採用扱いだったわけです。
そんな僕は、入社してすぐは本当に何にもできない。
会社からしたら、100%マイナスの存在です。
もし、あなたがネットで何かを販売していたら、毎月確実に数ヶ月間はマイナス15万円くらい赤字になる商品を売りますか?
絶対に売らないですよね。
そんなコトしてたら、バカです。
でも、美容院はそんなことを普通にします。
そして、
ヘアデザイナーとして育てます!
人を育てるのです!
そうやって自分自身「育ててもらって」今があります。
「今」というのは、
- ココ(近所のコメダ)でお茶してる自分
- 家族を養う自分
- 好きなものを買う自分
- 友達と遊ぶ自分
- セミナーをワクワクしながら開催している自分
色んな自分です。
その全ての活動に「お金」がかかっています。そして、育ててもらったという想いは自分の中に「ず~っと」あります。
この想いが薄らいだときは、だいたいロクなことしてませんね。今思えば(笑)
ただ、日常では「新規集客」とか、普通にみんなが使うような言葉で考えたり、行動したりする自分がいます。
そして、「集客」とか「マーケティング」という言葉と切っても切れないのがGoogleです。
検索エンジンです。
僕のチームのホームページは中部地区・そして西日本では(多分)サイトインデックス数1位だと思います。
(コスパ的に見たら確実に)
サイトインデックス数はwebの力を測るために最適な数値では無いですが、ある程度は指標にもなると思います。
(違ってたら専門家の人、教えてくださいね)
そして、殆ど費用をかけていないのです。
もう、びっくりするくらいに「お金」をかけていません。SEO対策とかにもお金をかけません。
でもね…
時間はかけてます。学習も続けています。個人的に。
ココからが本題です。
現状では、お客様につながるためには、ある程度は検索エンジンと仲良くしなくてはいけません。
しかし、それはやっぱり「アルゴリズム」と仲良くする。ということなんです。
使うのは感情を持っている「人間」で、最強の道具は「アルゴリズム」
真逆のものを扱いながら、ハートを失わないようにするのはとっても難しく感じるコトがあります。
Googleと付き合いながら”まとも”に商売を続けるためには、僕もたまに現場で「床はき」をしたくなります。
「人間の香り」があるところに行きたくなりますね。
ホントSEOって…と思うことも多々あります。
人の喜ぶ顔を見るのが好き!
でも、その喜ぶ顔を見るためには、「香り」のしないものを仕事で扱うコトになっているのが現状です。
ホントにとんでも無い時代ですね。
美容師とかパティシエとかパン屋さんもそうだと思うけど…
職人さんたちが、モノを創ってお客様に喜んでいただく時に、生産性(お金)だけでなく、お客様という”人”を大切にする。
そういう根本的なとこから生産性を考えるのは、やっぱり大切なことだと思います。
それが無くなったら、僕はとっても”寂しく”感じます。
あなたは、時代に翻弄されていませんか?
必要なことに抵抗して、疲弊していませんか?
ヘンに頑固になっていませんか?
もしくは、時代に必要なことをやりすぎているあまり、自分自身を見失っていないですか?
自分のこと。
時代が必要としていること。
どちらも冷静に見て、混ぜていく作業を楽しんでいきましょう。
AIが進化したら、もっと色々変わってくるんだろうなぁ〜
最後までお読みいただきありがとうございました♬