優秀なweb制作会社の見極め方と付き合い方 [完全保存版]
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田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
※ この記事は4,000文字を超えている長めの記事です。関心のある方、お時間にゆとりのある方がご覧ください。
webで色んなことを、いま 来てくださっているお客様(既存客)&これから出会うであろうお客様(見込み客)に発信して
いくのはすんご〜い大切なこと!!
そんなの常識中の常識!!(これがなくても流行っている店舗になれれば、webがなくてもいいと思う。本当は)
で、そのweb。ここではホームページとさせてもらうけど。
このホームページの制作から運用に関するまで、結果を出してる人と、そうでない人が(特に美容院・美容業界では)2極化してると思います。
では その2極化する理由は何か?
この数年…色んな話しを色んな方に聞いていくと、だいたいこの3パターンに別れるのかな〜ってコトを感じてます。
二極化の3パターン
パターン1・・・web制作から運用まで自社でおこなっているパターン
パターン2・・・web制作はweb制作会社に依頼(大枠を)。簡単なカスタム程度を自社で・運用&更新も自社でおこなう
パターン3・・・web制作は業者に依頼。運用は殆ど制作時のまま手つかずに近い形(動いていないホームページ)
言うまでもなく、パターン1は結果を出しやすい形です。
が! ここまで自社ですべてをまかなえるサロンは殆どなく、資金・人員に余裕がある、美容業界の中では大手と呼ばれるようなところは可能だと思われます。
パターン3は業者に提案されて、ホームページくらいは必要だよな〜…という感じで創ったが、そもそもそんなに興味&目的意識がなかったので、頻繁な更新はない。
更新のないホームページに人が集まるわけも無く、全くといっていいほど新規来店の理由にホームページが上がってこない状態。
この状態は本当にお金がもったいない。そして、もし見てくれた見込み客には良い印象を与えないので、逆にマイナスかも。
僕が思うに、現実的に目指しやすく、結果も出し易いのがパターン2の状態。
大枠をしっかりweb制作会社と話し合い(ココがwebのプロフェッショナルに頼みたいところ)
お客様の早いレスポンスが欲しいページや、ブログなどの更新は自社でおこなえる形にして制作する。(ココが運用とカスタム少々の部分)
このパターン2を実施していくための僕の経験をまとめてみます。
※ もちろん、このパターンのメリットはコスト的にも最強です!
一般的にプロに1ページ頼むと8,000〜20,000円(一ページのサイズにもよるし、凝りっぷりにもよって金額の幅があります)くらいかかります。
そこを自分でできれば、年間を通しても、かなりのコストダウンをはかれます。
そして、お客様に自分の好きなタイミングで情報発信をおこなえます。
まずは知ろう!web会社の特徴を☆
依頼を考えているweb会社さんの強み・特徴を知ることが一番最初のポイント!
例えば
- デザイン力 ⇦かっこいいホームページを制作するのに長けてる
- SEO対策が強い ⇦Googleなどの動きに対して常にトレンド情報をくれたり、その対策を教えてくれる
- 仕事が全般的に早い ⇦webは更新が命。レスポンスが遅いところに依頼するのは考えもの。
- 集客のプランニングからサポートしてくれる
- その他、WordPressのweb制作に強い!とか…色々あります。
とにかく、そのweb制作会社の強みを知りましょう。
知る方法は色んなサイトを見ておいて、色んな質問をしてみること。
そして最後に、何が強みですか?と率直にweb制作会社に聞くのが早いと思います。
僕が気をつけてるのは”営業が強い”という制作会社には気をつけています。
特に、人を使った営業マンを特別においているところは、web制作会社なのに、wedで集客してないのが、なんか萎えるからです。あくまでも個人的にですが…
(これはアプリ制作会社とかにも言えます。面白いアプリがあります…といってパワポの資料を見せられた段階でかなり危険!!と思っちゃう自分がいる。)
自分は何をしたいのかを知ろう!
何をしたいのか!
もちろん発信⇄お客様との出会いの演出(集客)ですが、もう少し具体的に、『自分は何ができるのか?』ということ。
これを知らないで、全部をweb制作会社に頼む人は、資金を潤沢に持ってる人。
もしくは、お金をプレゼント(もちろん業者さんに)したい人だけです。
そんな人 いないはずなのに、案外 web制作会社に丸投げの人が多いです。
web制作会社の人も、あまりにもwebのことが分かっていない人にwebのことを伝えようと思うと、コスト的に合わない部分もあるかもしれませんから(かなり膨大な時間をさくからです)無難なサイト制作で済ませてくるのが普通といえば、普通です。
ここで、最初にweb制作会社の強みを把握しておいたことが役に立ちます。
それは、自分とのマッチングを考えられるからです。
例えばwebサイトのデザインは細かくイメージがわいている!という人は、SEOとか集客の導線を描くのが強いweb制作会社さんに依頼する!とか、そんな風に、自分との相性を考えることができる!
そ〜いうことを考えておかなければ、全部頼むことになる。
集客の導線も、一ページの更新も、管理も、デザインも…そうするとすごい金額になっても仕方ない。内容が濃いから。
相見積もりから見ておくべきこと
web制作会社&自分のことがわかってきて、どこをどういう風に頼めばいいかわかってきたら、次は予算との兼ね合いが大切ですね!
予算…予算の決め方についてはこちらの記事を ↓
で、ココではweb制作会社を決めるだんのお話を。
普通に相見積もり(以下 アイミツ)をとったら、どこを見れば良いのか?
サイト制作の相場なんて、あってないようなものです。
安いところは安い。今ならそれなりに見栄えのいいサイトを無料サービスWIXでも作れるし。
高いところは高い。100万くらいして、更新も一ページ3万とか..(さすがに少なくなってきてると思うけど)
なので、アイミツをとって他社はどうだったとか、そ〜ゆう駆け引きはあんまり意味がない。
それよりは、自分のやりたいことを、どこまでやってもらえて(協力してもらえて)、どのようにしたらいいかも簡単にでもいいから教えてもらえて、そこから自社がかけられるコストを伝えていくのが◎だと思う。
自社の客単価×集客数を考慮して、そのサイトを作るのにいくらかかるのが正解なのかは自社が決めること。
また、更新は無料でも、更新するノウハウは無料じゃなかったり(これは別で学習費用を持つことが良い。という意味)するから、全体的な予算をみておく必要があるかも!
個人的には一ページの更新で10,000円以上は支払わないので、そこをボーダーラインにしています。(Topページとかは別ね)
web制作会社の見極め方と付き合い方の奥義
奥義は、シンプルです。相手の立場、ココではweb制作会社の立場にたって考えてみましょう。
普通は、webサイトを完成したら料金を支払います。
そうです!あなたがお客様一人に出会ったら支払うたぐいのポータルサイト的な、出来高でお金を支払うのではありません。
webサイトの制作に対して支払うのです。
サイトが完成したところで、web制作会社の仕事は完了なのです。(サーバー管理とかは別の話しでね)
もし、あなたがweb制作会社なら、どのようにお仕事しますか?
少し 考えてみてください。
「あなたの創ってくれたwebサイトでお客様がきてくれました!」と言われたら嬉しいと思います。だからといって、安い金額で、その全てのサポートをしていたら、仕事になりません。
だから必要なことを絞って提供すると思います。
これが奥義です。見極めるのも、いいお付き合いさせて頂くのも、基本は相手の立場に自分がなってみること。
それから、自分の想い・考えを明確にして伝える。ということです。
webの世界では頻繁にトレードオフの関係がみられます。
カッコいいサイトにしたら、なんのサイト(何屋)かよくわからない。
わかりやすくするのを追求したら、ダサいサイトになってしまった。etc…
のように、こっちをとったら、あっちがたたない。というような、バランスの問題です。
このようなバランスをとるために、制作会社と話し合える関係を作るには、依頼する側にも最低限の知識と向上していこうとする意欲が必要です。
そういったものをweb制作会社さんに感じてもらえれば、やはり、応援してもらいやすくなると思います。
逆にそれがなければ、応援してもらいにくい。 最悪、ぼられることもあると思います。
くどいようですが、web制作会社はweb制作のプロです。
お客様を集めるプロとはいっていません。(そ〜ゆうUSPをもつ会社は例外で)
だから、まかせていいこと・いけないことがあるんです。
web制作会社の代表・もしくは担当者とフィーリングがマッチして、強みもわかって、自分のやるべきこともわかってきたら、制作会社の見極めはそんなに難しくありません。
そして、最も大切な”優秀な”制作会社というのは、結局のところweb制作のスキルは当然のことながら、自分(自社)とちょう
どいい会社ということになります。
すごく優秀でも、その会社の制作がテンプレートにはめるようなものであれば、僕のように、細かくオーダーする人間との相性は悪いでしょう。よって、僕にとっては優秀ではありません。
また、すご〜く洗練されたデザインで、他業種のデザイナーも「はっ!」とするようなwebサイトを作れる会社でも、もし、ユーザビリティにかけるような小さいボタンを配置して、どこを押せばいいのか?のようなサイトなら、僕がホームページを運営するのに依頼するかといわれれば、やはり相性が悪いです。
まとめ
自分
>マーケティング・活用のプロになる!という意思を持つこと。
web制作会社
>web制作のプロ。 僕の意図をくみとってもらい、無理なこと、後々困りそうなことを僕にアドバイスできるコト。
こ〜ゆうバランスが自分にとっては、一番しっくりきます。
よかったら、皆さんも優秀なweb制作会社を何社かある中から見極める場合、もしくは現在の制作会社との付き合い方の参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました♬