辞めたい スタッフ・とめない僕。あの日の「苦い思い出」

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

InspirationManagement_事実を事実として話すこと

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?


 

マネジメント内観_jun

僕の魂の活動

今日(2015-04-10)はSeminar&Workshopの講師を行いに、東京へ行く日です。

 

僕が主に伝えさせてもらってるのは、スモールビジネスのマネジメントについてです。

 

その名も「インスピレーションマネジメント」

 

経営者・マネージャーから入って来たばっかりの新入社員みんなが、ありのままの自分で働ける環境づくりの方法です。

ネーミングはちょっと怪しげだけど、内容は案外ロジカルなものです。

 

26歳くらいの頃、美容院の店長になって、そこからめちゃくちゃ悩んで…

  • 離職率を下げる!
  • 売上を上げる!

と、下げたり上げたり大変だなぁ…なんて思いながら、現場で創ってきた(というか、できあがってきた)リアルなマネジメント手法です。

この、マネジメント手法を伝えて、色んな美容院・その他のスモールビジネス・チームが「物心ともに豊かになる」状態。

それで「みんなが笑顔になる」コトへ貢献するのが僕の活動です。

 

ただ、この手法を編み出せたのは「苦い体験」のおかげでもあります。

その体験から「抜け出したくてできた手法」なので、苦い体験も甘い想い出になってきています。

それでも、やっぱり苦いものは苦い!というコトもあります。

今日は、そんな苦い想い出の1つを紹介させてもらいます。

 

 

苦い想い出

今でも想い出すと少しブルーになるのが、「辞めたい」と言ってきた入社3年目の男性スタッフの話しです。

 

その頃ちょうど僕らのチームは、ある商品(美容院では店販販売といいます)をお客様に販売している時期でした。

当時の美容院が扱う店販の中では、なかなかのお値段がするアイテムで、そのアイテムを販売するのは僕らにとって、は1つの挑戦でした。

 

特に挑戦になったのは、僕が決めたルールのせいです。

200万円くらいの売上を

 

アシスタントだけで1ヶ月でつくる

 

というルールに設定したからです。

 販売に慣れている会社や、大きな会社ならなんでも無い数字ですが、当時の僕らにとっては体験したことのない店販販売の数字です。

 

僕は自分のイメージを明確にし、絶対にクリアできる方法を考えて、アシスタントのみんなと共に取り組みました。

みんなもけっこう乗ってくれた! & 商品力のおかげという”相乗効果”で、結果その数字を達成したのです。
(さすがに1ヶ月では難しく、結局1.5ヶ月くらいかかってしまったのですが…)

 

その時、技術の進みが遅く、それまでパッとした活躍もなく、どちらかというとトラブルメーカーな3年目の男性スタッフが、チームで一番成果をあげていました。

 

僕も、そのスタッフに何とか自信をつけさせてあげたい!と思って、かなり密に連絡をとり、直接販売手法を教えていました。

普通の月の店販売上が数千円だったのですが、トレーニングを行った結果、20万円くらい販売できるようになっていきました。

 

僕は、凄くうれしくて自分が教えてることは間違いじゃなかったんだ。。。

と、内心テンションがあがっていったものです。

 

そんな矢先です。(まだ、店販プロジェクトが終わらないうちに!!)

彼が「辞めたい」と直属の上司(店長)に申し出て、僕に連絡が入りました。

 

心の中でパンと音がして、なんだか「破裂」した感じでした。

そして、僕の頭はパニックです。

 

「えっ?なんで?なんで?結果を出せるようになってきたのに???」という感じです。

 

僕は、その彼と話し合いのために、営業後にファミレスでお茶しました。

 

「なんで辞めたいの?」と聞いても、いまいちハッキリ言いません。

 

何時間か粘って聞いていくと「友人のお店」に行きたいということがわかりました。

そして、「こうやって、(退社を)とめてくれる人がいるのがありがたいです」と言うのです。

 

僕は、驚いてとっさに言いました。

 

「俺、とめてないよ」

 

と。

 

すると、彼の「涙を浮かべようとしていた顔」は一瞬で、なんとも言えない困惑の顔というか、憎しみの顔に変わりました。

 

僕は、もう一度言います。

「俺、とめてね~よ」と。

 

確かに「辞めたい」と言われればショックだけど「引き止めていない」のに「引き止めた」と勘違いされてもなぁ~と思ったので、そう言いました。

 

3年間在籍した会社で、結果が出せず、周囲の人にも感謝を示すコトができなかったスタッフ。

 

そういう人を僕は伸ばせない。

そう判断しただけです。

そして、そのスタッフの声質を見抜けなかった。見抜いた上でサポートできなかった。

自分の仕事に反省をしていただけで、やっぱり「引き止めていない」わけです。

 

「理由を聞く」のは、これからもっとより良い仕事、より良いチームを作りたくて聞いてただけなんです。

「理由を聞く」が彼の脳内では「引き止められてる!自分はこの会社に必要!!」になっていたのかどうかは、彼しかわかりませんが、僕の中ではファミレスに入って5分位で決断はでていました。

 

理由は「直感」です。

 

もちろん、理由を上げれば「顔つき」とか、そんな感じでこじつけるコトはできますが、一番しっくりくるのは「直感」です。

 

辞めて欲しくない・辞めてもらっていい

結局、どちらでもいい

というニュートラルな状態に「フッ」と感じた「直感」です。

 

この体験から感じたコト。そこから考えたコト、そして実行に移したコトが今は僕と会社の財産になっています。

財産になっているけど、それでもあの時の「彼の顔」を思い出すと少し苦い気持ちになるのは確かです。

 

きっと、この苦い気持ちがさらに『知らないコト』を知って、マネジメントに役立てたい!

そして、たくさんの経営者・マネージャーに苦い気持ちを和らげて欲しい!という欲求になっているのだと思います。

僕の楽しいコト(ライフワーク)は、苦い体験の裏返しです。

 

今、苦い思いをしてるなぁ~という人が、少しでもその体験を裏返せますように。

最後に、あの日の苦い思い出に感謝☆

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

 

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2015-04-10 | Posted in マネジメントComments Closed 

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