言わなくてもわかってよ…察するプロたちが陥る最大トラップ!

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 3 分です。

InspirationManagement_気持ちを察するのと言葉を組みわせる!

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?


 

人の気持ちを察(さっ)する文化の国

日本

 

他者の気持ちを察するのは本当に素晴らしいことですが…

“察する”がうまく機能していないと、逆に大きな悲劇を生み出しますね。

特にスモールビジネスの現場では。

 

 

そして、これが美容院・美容師さんのようなデザインに関わる人達ならばなおさらです。

どういうことか説明しましょう。

 

美容師さんというのは、お客様の気持ちを察するプロフェッショナルです。

また、そこを目指さなくてはいけないし、察する能力がアベレージ以下の方は、美容師さんには不向きなパーソナリティとも言えます。

 

  • お客様のほんの少しの仕草。
  • 顔色。
  • 手で、髪を触った瞬間のリアクション。

 

あらゆる動作や言葉のトーン・雰囲気からお客様の気分を察していくのです。

その気分をヘアデザインを通して、形に変えていくのが(時には大きく気分を変えるような!)美容師さんです。

 

これらの察するというコミュニケーションは、多くの場合(ベテランになればなるほど)非言語コミュニケーションによって完了していきます。

非言語コミュニケーションとは、言葉以外の手段によるコミュニケーションのことである。
人間は日常的に複数の非言語的手がかりを使いメッセージを伝達しあっている。これを「非言語的コミュニケーション」(nonverbal communication ノンバーバル・コミュニケーション、という[1]。この非言語的なコミュニケーションは、意識して用いていることもあれば、無意識的に用いていることもある[2]。
人間はコミュニケーションを行う時、言葉を使い互いの感情や意思を伝えあってもいるが、「目は口ほどにものをいう」といった諺にも示されているように、言葉よりも顔の表情・視線・身振りなどのほうが、より重要な役割を荷っていることがある

by Wikipedia

 

お客様にとっては、喜びを与えられる非言語コミュニケーションが、美容院というスモールビジネスの現場でどのような悲劇を起こすのかというと!

スタッフがお互いに、

敏感に察する

察した状況について言葉で確認しない…

個人の勝手な憶測で、二者間の空気が悪くなる…

全体(会社・お店)の空気が悪くなる…

 

ということが起こります。

もちろん、美容院だけではありません。

普通の会社でも、このようなことが起こります。

一番最初。何かを感じた(おかしいぞ?とか、違和感とか、素晴らしいね!とか)時に、ちゃんと言葉にだして伝えていれば、こじれなかったことが!

言葉にしなかったがゆえに、何重にもなって複雑なものになり、人間関係を壊していきます。

結果、会社(店)の停滞を招くのです。

”察する”に特化するあまり…
(また、そういうのが上手な人達が集まってくる業界だから…)

 

言葉によるコミュニケーションが、うまく使いこなせていないのです。

しかし、トレーニングで変わるのも事実です。

 

察する⇔言葉でお互いに確認というアクションを確実にとる。

そんなコミュニケーション回路が経営者やマネージャー・店長に創られていくと、会社(お店)が抱えていた問題がチャンスに変わっていきます。

 

まずは、相手のことを察しすぎて、その状況に勝手な意味付けをしてしまっていないか?

そんな確認からスタートすることをオススメします。

 

※身近な人になればなるほど「言わなくてもわかってよ」なんて、甘えの言葉が出るのが人間。

でも、本当は身近な人にほど「言わなくてはいけないこと」があるんですよね☆

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2016-04-27 | Posted in マネジメントNo Comments » 

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