プレゼン資料を創るスピードがそのまま”その人の仕事の処理速度”になるという話し
田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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今日は、部下に頼まれた資料制作をしていました。
(JHCAというカラー協会があって、そこのイベントでプレゼンするから、資料を制作して欲しいとのことでした。)
最初にそのオファーを受けた時、僕は自分がその仕事に費やす時間を”10分程度”と見積もっていました。
しかし…実際取り掛かってみると大きな誤算が!!
普段、僕は自分で話すようなセミナーの資料制作(約60ページ位)でも30分もあればできるのです。
がっ、今回はパワーポイントでの提出ということでして、見積もりを大幅に上回って1時間程度かかりました。
(普段はMacのKeynoteというアプリで制作してるのです)
使う道具が変われば、仕事にかかる時間も全然違います。
勝手が変わると道具に慣れるまでに時間が必要ですね。
まぁ1時間でも遅い方では無いと思うのですが、それでも少しイライラしました。
ところで、僕は異常なまでにプレゼン資料の製作について(他の仕事についても)”時間”を気にします。
何よりも”速い”が偉い
と思っています。
こういうことを言うと「クオリティは大丈夫なの?」と必ず言う人が出てくるのですが、それは愚問だと思うんです。
クオリティとは、ある一定の量をこなさないと上がらないものだと思うんです。
だから、クオリティを上げたいなら”数”をこなさないといけない。
数をこなすには、一つひとつの仕事の”時短”をまずは一番最初に考えなくてはいけない。
これが、僕の考えです。
特に”プレゼン資料”のように、何かを人に”伝える資料”制作に時間がかかっていては、スモールビジネスの経営者やマネージャーはダメなのです。
なぜダメかというと、それがその人の仕事の処理速度を表すからです。
例えば、InspirationManagementセミナーに参加したAさんとBさんがいたとします。
Aさんは、聞いたことを翌日に取り組み、その翌日には悩み、さらにその翌日にはその改善点を僕に質問してきたとします。
Bさんは、聞いたことを翌日にも考え、その翌日には少し忘れていって、さらにその翌日には完全に忘れたとします。
当然のことながら、仕事を磨いていくのはAさんです。
(もちろん、望んだ成果を手にするのが速いのもAさんです)
これができるAさんは、仕事の処理速度が速いと言えます。
なぜなら、[伝えられたことを実行→実行して新たなテーマに移行]の循環を創り出しているからです。
これができる人は、自然とプレゼン資料なんかの制作も速くなるものです。
また、プレゼン資料を速く仕上げることを考えていれば、他のコトに関する行動も自ずと”速くなる”のです。
そして、このAさんのように行動する人は、必ず始める前から「だいたいどれくらい時間がかかるか予想」します。
別に外れてもいいんです。
その予想は…
ただ、予想しないと自らにフィードバックできないからしてるだけです。
よく「やってみないとわからん」という人もいます。
でも、その言葉を使うタイミングがヤバイ人が結構います。
ハッキリ言って、その言葉を使うタイミングを間違えている人は責任逃れのためにその言葉を口にしています。
たいてい、そういう人がこの言葉を使う時は、やる前からだいたい結果は見えています。(残念なことに)
話しを戻しますね。
スモールビジネスの良いところは、昨日の方針が間違っていた〜!と感じたら、翌日にはすぐに修正できるところです。
そういう”機動力”はスモールビジネスのメリットです。
ただ、一番最初の人(多くの場合、経営者やマネージャー)じたいが機動力を持っていないと、スモールビジネスのアドバンテージを一つ放棄したことになるのです。
それはかなりの損失になると思いませんか?
自分が正しい・正しくない。なんて、殆どどうでもいいのがスモールビジネスの世界ですよね?
答えを持っているのはお客様で、昨日が暑かったら”涼しめるドリンク”を提供するだろうし、今日が寒かったら”温まるドリンク”を提供しますよね。
お客様の状態に適応していくためには、日頃から自分の行う仕事はいつも”最速”を目指すのが王道です。
※ちなみに、最初からプレゼン資料なんかを創るのが早かったわけではありません。どんな仕事も同じだと思いますが、今日10分かけて創った資料を5年前に制作していたら、丸一日かかったと思います。
資料制作の本・プレゼンテーションの本。そういう独学を重ねて、丸一日かかっていた仕事を10分程度で終えられるようにしてきたのです。
もし、あなたがいま現在、自分の仕事に時間がかかっていたとしても、ぜひ明日はその1/2になるように創意工夫してみてください。
自分一人で完結できる仕事。
その仕事を”最速”で終えるトレーニングをしていると、その最中にスタッフのことなどで問題が起こったとしても、ゆとりを持って対処できますから。絶対オススメですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました♬