「変わりたい症候群」って知っていますか?これ、新種のわがままです☆
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
スモールビジネスの経営者・幹部が変わりたい症候群にかかるのはなぜ?
最近『現状を変えたい!』という方から、様々なご相談を受けます。
あっ、今から話すのは正式な顧問サポートとかのお申し込みとかではなく、立ち話程度のやりとりです。
なんとなく『ふわ〜っ』とした感じでボクの側に来てくれて、相談をしてくれるのです。
ただ、ボクは…
誤解を怖れずに言うと、部下や仲間の相談でも”他人事”って感覚で話しを聞いてるので…
正直、全然興味ないんです(笑)
急に相談されても(汗)
だから正直に、ハッキリと「あなたのコトなので(あなたに解決する力がありますからの意を込めて)、そんなに興味は無いですよ。笑」と伝えているのに…
たくさん相談してもらえます。
逆に、そういう気負わないところが相談しやすいのかな?
自分でもスゴく不思議です。
そして、さらに不思議なのが…
『現状を変えたい!』と声高々に言っている方に限って、
自分の在り方を変化させることには抵抗します
ボクにとってこの現象は、かなり興味深いんです!
なので、話しをじっくり聞いてみるんですね。
すると、あることに気がつきました。
それは、『現状を変えたい!』と声高々に言っている方は「変わりたい!」とは言ってるけど「変わる」とは宣言していないのです。
そして、なんだか頭でた〜くさん考えていらっしゃいます。
だから話しも複雑です。
う〜ん…
それも人間といえば人間ですね。
何だか悩ましい感じも愛おしいです。
ボクにもそういうところがあるから、きっとそう感じるのでしょうね。
でも、変わらないんだよなぁ〜(笑)
ボクはそんな方たちのことを「変わりたい症候群」と心の中で呼んでいます。
そんな”変わりたい症候群”の方がもつ特徴に「意識は高いけど行動はフリーズぎみ」というものがあります。
ということは、ホントは意識は低いんじゃない?という疑いはさておいて、非常に本人にとっては苦しい症状ではあります。
でも、『変わりたい!』という方にこそ、優しい気持ちが持てる自分でありたいとは思うんです。
というのも、ボクは心のなかで『そんなに変わりたい!変わりたい!って力まなくていいんじゃないかなぁ』って思っているから、実は『変わりたい!』という話しにピンときてないんですよ。
なんだか、facebookでは行動をせっついたりすることばっかりが流れるし、「本気ならやれやれ」とみんなが言うじゃないですか。
そういうのを目にする機会がすごく多い時代だと思うんです。
だから、知らずしらずのうちに、誰だって力(リキ)んじゃうのも仕方ないと思うんです。
でも、『ダメな期間があってもいいじゃん!』くらいの抜け感があったほうが、なんか自然だと思うんですよね。
そう思ったほうが、意外に「やるときゃやれるんじゃないか説」を唱えながら、色んな人の話しに適当に。適度に。
ボクらしく、ボクの心を添えてっていこうと思っています。
※相談がクライアントの時は、ちょい真剣になりますけど(笑)でも、適当くらいがうまくいくので、そのへんのさじ加減って難しいですね。
追記
この記事をはじめてアップしたのは、2015年11月13日です。
今(2017-07-10)から1年8ヶ月ほど前なんですね。
ボクの中でも、1年8ヶ月も経つと色んな考えや気持ちが変化したり、深まったりすることがあります。
例えば『変わりたい症候群』になぜ、スモールビジネスの経営者やマネージャーがかかりやすいのか?
ひいては、スタッフ・仲間を『変えたい症候群』にかかるのか?
この記事をはじめて書いた日からも、色々と研究してきました。
で、やっぱりその元凶は『プレッシャー』ですね。
会社やお店の運営を良くするために『悪いところを直さなきゃいけない』というプレッシャー。
さらに言えば『いますでにある(持っている)素敵なところに目がいかなくなってしまっている心』があります。
もちろん、ビジネス的に言えば『良くないところを改善する』のはすごく大切です。
でも、本当に大切なのはその『動機』です。
プレッシャーから改善したいのか?(この状況は、変わらないと自分はダメな人間だ…という気持ちをもっていることを言います)
それとも、もっとお客様・スタッフ・自分の笑顔が見たい!
もっと、笑顔が増えたら”自分が”どんな気持ちになるのだろう?
と、想像するだけでワクワクするような想いからスタートしているのか。
同じ”改善”でも動機が違うと、結果は(もちろんプロセスも)まるで違います。
だから『変わりたい!変わらなきゃ!』という、自分の良さを消すようなプレッシャーをスモールビジネスに関わる人には、一つでも少なくしてもらいたいと願っています。
プレッシャーを自分にかけて追い込むかわりに、ボクがクライアントさんたちと一緒に取り組んでいるのは『自分・会社・お店の素敵なところを想い出す』ということです。
ありのままの自分なら、絶対にしないようなことを『仕事だから』の一言で、やりまくっていたんでは誰だって傷だらけになって、傷ついた状態では仲間と喜び合うのは無理ですから。
あなたはどう感じますか?
あなたの”気持ち”を感じてみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました♬
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