社長を「変える」方法。これを知れば驚くほどナンバー2は楽になる
田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
さて、このお題を見て切実な想いでこの記事を読もうとしてくれているマネージャー・店長の方に、先にお詫びしなくてはいけません。
なぜなら、そんな方法は無いからです。
そうです!
この題名はいわゆるネット用語で言うところの「ツリ」です。
いま、あなたは「しょうもない題名つけやがって〜(怒)」とお怒りかもしれません。
もし、お怒りならきっと、会社を良くしよう!と思っているのに、社長がわかってくれない。。。というジレンマを抱え、しんどい思いをしてることと思います。
しかし、そんなジレンマを抱えている方にこそ、僕がなぜ「ツリ」と呼ばれるような題名をつけたかを知ってもらいたいと思います。
世の中では「組織は社長の器で決まる」というようなことが、大きな声で叫ばれている現実があります。
その理論からすると、会社の業績が下降気味だったり、社内の人間関係やシステムがスムーズに稼働しない時、そのどんな時も社長の責任なわけです。(もちろん良い時もですが)
そして、それを信じれば信じるほど、会社が不穏な空気に包まれている時に「社長」を変えたくなるのがナンバー2と呼ばれる幹部の心情だと思います。
(日本で従業員に感謝されている社長と悪口言われている社長。どっちが多いのでしょう?気になるところではあります 笑)
確かに1人で営業しているお店でも、100人いる会社でも、300人以上の会社でも、その会社の明暗を分けるのは「社長の器」なのだと思います。
それは、否定できません。
だからといって、会社を良くしたい!という想いで、部下が社長を変えようとするのは、どだい無理な話しなのです。
というか、人は他者を変えることは絶対にできないのです。
例えば、あなたが右利きだとします。
しかし、あなたの部下が左利きで、左利きのほうが何かと便利だ!将来うまくいく!と叫んでもあなたは左利きに変更することは無いでしょう。
なぜなら、今日まで右利きで生きてきたからです。
そして、(当然ですが)左利きが素晴らしい!という話しを聞いても、あなた自身が左利きで生きてきたという経験は無いのです。
もし、左利きになるとしたら、右手を失うような事故にあうなどの特殊な機会がないと一般的にはシフトしないと思います。
僕は過去に、こんな簡単なこともわからず(本当はわかっていたのに、人のせいにしたかったのかもしれません)なんとか社長を変えようとがむしゃらになっていた経験があります。
その結果、当時はどんどん会社・チームが悪い方に加速していきました。
当然の結果です。
どれだけビジネス的に正論でも無理やり変えられることを人は望まないからです。
そして、社内で「望んでいない状態」が社長はじめいっぱいある状態の時に、お客様の望みを叶えよう!とはならないのです。
これではお客様に、喜んで頂くのは難しい話しなのは当然です。
では、社長を変えずに会社を変えるにはどうしたらいいのか?という話しですが、手順を簡単に記しておきます☆
① まずは、社長と距離を置く。
② 自分を変える
③ 自分の想い・考えに共感してくれる仲間を増やす
④ その仲間達と社長が関わるような場を創る
⑤ みんなが社長の言っていることがわからない。社長がみんなの言っていることがわからない。と言い出すので、そこで社長とスタッフの通訳を務める。
⑥ 社長にも、従業員にも思ったことはその場で伝える。
基本的には、このstepを踏めば、たいていうまくいきます。
でも、こんな簡単に行くのかなぁ〜?という声が聞こえてきそうなので、次回このステップについて詳しく記事にしていきます。
よかったら、引き続きご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました♬
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ありのままの自分で働く経営者・マネージャー・店長が一人でも増えれば嬉しく思います☆