ニーズとウォンツを満たす。を人とつながるために使う方法とは?
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口淳之介 プロフィール [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
先日、小学生の娘にこう言われました。
「パパ!明日、セロハンテープを学校で使うから、買ってきて!」
言われたのは22:00くらい。
僕はさっきコンビニに行って帰宅したばかりです。
(我が家は、少し家から出るとコンビニまで行くのがメンドクサイ家なのです)
正直、メンドクサイから嫌でした。
なので、こう提案したんです。
「明日の朝、少し早く起きてパパとコンビニいこうよ」
すると娘は、
「私が早起き苦手なの知ってるでしょ!今買ってきてよ!!!」
娘じゃなかったら、僕は怒鳴りつけてやるところです(笑)
(妻はこれが気に入らないのです。すべての人に対して平等に優しくない僕が、娘にだけは圧倒的に優しく甘い。そのことが気に入らなくて、仕方ないんです(笑))
仕方ないので、僕が早起きしてコンビニに行って、セロハンテープを買ってくることを約束して、なだめました。
で、今回の本題です。
ニーズとウォンツ
よく、マーケティングの世界ではニーズとウォンツを満たせ!的なことを言われます。
ニーズとは簡単に言うと「必要性」のこと。
ウォンツとは「欲しい!」という欲求です。
で、このような図がよく使われます。
※詳しく知りたい方は、勉強してみてくださいネ!
この”必要性”と”欲しい!”という欲求。
先ほどの例(娘が小学校でセロハンテープを使うという)を見てみると、娘はどのような必要性と欲求を持っていたのか?
パパ的考察はこうです。
セロハンテープが必要。
これは、「持って来なさい」ということなので、必要性があります。
欲求はどうでしょう?
セロハンテープを持って行って(図工かなんかで使うと思うのですが)作品を創りたい。
という欲求?と思わせて、実は少し違います。
きっと、忘れ物をしてみんなにバカにされたくない。とか、先生に叱られたくない。という、欲求です。
どちらかというと、危険回避の欲求が働いたのです。
娘の話し方や切実な訴えで、娘の考えていることや気持ちが理解できた僕は、結局朝から1人でコンビニに行ったわけですが…
では、ここで僕のニーズとウォンツを見てみましょう。
必要性=特にありません。
欲求=娘の願いを叶えてあげたい
僕の場合は「娘の願いを叶えてあげたい」という欲求のみで行動しました。
当然、個人的にはセロハンテープがなくても困らないし、娘が叱られても関係ありません。
メンドクサイな〜と思った瞬間に「隣の席の子に借りろよ〜」くらいにしか思っていなかったのです。
しかし、「娘の願いを叶えてあげたい」という欲求から、娘と約束してしまった。
そして、約束した時点で”約束を守る”という必要性がうまれ、行動が決定されてしまいました。
ありのままの自分で働くというテーマで、いつもインスピレーション・マネジメントについてお話ししています。
その僕が、なぜこのようにマーケティング用語を引っ張りだしてお話ししているかというと「考え」と「気持ち」
そして行動は、常に他者と影響を与えあいながら(連鎖しながら)目の前のことが繰り広がるからです。
そして、その時に相手や自分の内面で何が起こっているかを冷静に観察できればできるほど、ありのままの自分で働くということが容易にもなるし、自然なものともなります。
「考える=思考」というのは、悩むためにも使えるし、ありのままの自分で働く=自分を自由にするためにも使えると思うんです。
ぜひ、自分の行動を振り返って、自分にはどんな欲求があったのか?
自分にはどんな必要性があったのか?
自分のことを観察してみる時間をリラックしながら持つことをオススメします☆
マーケティングを学べば学ぶほど(その使い方が間違っていなかったら)人と深いツナガリを持つのに役立てることができます。
それは、お客様に向けてだけではなく、働く仲間や家族とも同じだと思うんです♪
最後までお読みいただきありがとうございました♬