効率を追いかけるだけでは生き残れない時代のマネジメント意識
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
わかる人にはわかる!わからない人には戯言!な記事です。
美容院のようなスモールビジネスの経営って…数字で語りきることのできないものです。
いや、もちろん”数字”は出せます。
結果としての数字は!
これはどんなスモールビジネスでもそうではないかな…と思います。
例えばパン屋さんでもパン一個をつくるのに、その原価と手間賃は数字として出せます。
でも、パンを創ってる職人さんがそれまでに学んできたこと・経験してきたことを商品に付加価値として載せて、価格をつけるコトじたい、数字から算出して行うのは難しい。という意味です。
美容院で人が成長していくことも同じようなものです。
それは、アシスタントという仕事をしながらスタイリストになっていく。
その過程(アシスタントの成長過程)も当然ですが給与は出ていて、デビューして稼ぐかどうかは個人次第な面が強いのです。
また、女性スタッフなら妊娠・出産もありますし、もちろん退職もあるわけで、ある一部分の数字を出して騒いだからってどうなんだろう?と僕は思っています。
(1人の成長でどこまでを投資でどこからを「利益」と呼ぶかで数字の持つ意味が全て変わるという意味です)
というのも、スモールビジネスというのは「稼業」的な側面が強いからです。
で、業界ではメニューの差別化や集客方法などがすごく語られていたりします。
というか、そういうものは、オープンに語られやすいコンテンツなのだと思います。
でも、個人的にはスモールビジネスというのは「人=スタッフ」が全ての仕事だから、ホントはそこからなんじゃないのかなぁ〜と僕は感じています。
もちろん、商売をしている地域にもよるし、現在の自社のポジションもあるから、各社(各店)が持っているテーマの優先順位は違うのは当然です。
がっ!どこでスモールビジネスを営んでいたとしても…
最終的には人だと思うんですよね。
個人的には。
で、人(スタッフ)と仕事をしていく時に、そして、人が成長していくために何が一番大切なのか?って考えると「無駄」なんですよね。
無駄
このブログでもよく書いていますが、日本は本来の形に戻っていく。
(江戸時代みたいな時代になっていくと思うんです。)
すると、モノが大量に消費されるよりモノの再利用が盛んになると思うんです。
そこで、色んなアイディアや工夫・技術力が発揮されていくと思うんですよね。
(あくまでも個人的な観測なので、はっ?というか方は聞き流してくださいね)
で、モノ自体には「無駄」がなくなるけど、それを作り出す時にアイディアがわく瞬間には楽しい空気感があると思うんです。
みんなでワイワイガヤガヤしながら、情報が行き交うような空気感が。
少し話しはそれますが…
僕達が本来「快楽」を感じたり「楽しい」を感じたりするものは効率とか能率とは無縁なものだと思いませんか?
例えば食事
栄養をとるだけなら、おしゃれなお店という空間にお金を掛ける必要はない
移動
法定速度が決まっている日本でポルシェは必要ない
目的を果たすためには必要がないもの。でも、人間は無駄に魅了されて、そこに新しい目的を生み出すようなところがあると思います。
で、この「無駄」が生み出すものに「価値」が高まる時代であり、価値を創造していく時代なのかなぁ〜と思います。
なんでも「効率」とか「生産性」だけを追求していくのは、これからのスモールビジネス。
特に美容業界にとっては「百害あって一利なし」くらいの考えでコトに当たりたいと思っています。
また、それこそが「無駄」を有効活用していくスキルで、サロンの場合は人間関係のもつれでさえ、実はそこに大きな意味と会社(お店)が前進していく種が詰まってる!と考えるのが妥当だと思うんです。
無駄を無くさず、無駄を活かす!
みたいな…よくわからない話しをしていますが、それがイメージに無いと数字から、全体の気分や行動がつかめなくなるのは、経営者・マネージャーとして絶対避けたいトコロ。
無駄を大切にしてるマネージャーのきっとあなたにも有益なお話しでした(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました♬