厳しくしたらスタッフが辞める。というのは上司のとんだ勘違い!?【後編】
田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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前回の続き
短期間に詰め込んでも、本当の意味で”仕事”の成長はない。
どれだけ短期間に知識や技術を詰め込んでも…
根性はつくかもしれないけど、本当の意味の成長はありませんでした。
本当の意味の成長とは、僕の中では
自分で考え行動し、自分に適切なフィードバックを行う。
そういう一連の流れを、自主的に行えること
です。
なぜ短期間に知識や技術を詰め込んでも本当の成長が無いのでしょう?
それはインプットとアウトプットの体験において
バランスが良くない
からです。
情報をインプットして、体験としてアウトプットしながら、自分で考えたり感じたりする。そんな時間は本当に大切なものです。
当然ですが、どれだけ上司が命令でスタッフを動かしても、自主性のある人は育ちません。
僕のやった過ちは「人をロボットにする」というものに近い、怖ろしいものでした。
でも本当に怖ろしいポイントは…
その方法しか無い!と思い込んでいた自分の考え
それが本当に怖ろしかったことなのです。
思い込みの強さは願いを叶える時も、最低の現実を創りだす時にも、等しく働きます。
だからこそ、「どんなコトを自分が考えているのか?ということに、意識的であることがすっごく大切なんだ」ということにも、同時に気づきました。
プライベート削除
僕は20代前半に、仕事が大好きで「いつも仕事のこと」を考えていました。
その頃は美容師だったので、例えば「紅葉」を見ても、「あんな色をヘアカラーで表現するならどうやってやるかなぁ~」と、色々想像しては、そのままサロンにいって試していたのです。
今思えば、仕事に対して純粋に楽しめていた期間にとても感謝です。
それくらい自分の仕事に熱中できたのは本当に幸せでした。
しかし、それを他人に押し付けるようになってから…
そこからが不幸のスタートだったのです。
僕の思考回路は、当時は「スタッフを売れさせたいなら強制的に、当時の僕と同じ状態にすればいい。」
そうなったわけです。
だから、可能な限り「仕事」をその人が行きてる時間に詰め込めば同じようになるだろう!
そんな短絡的な発想でした。
そんな発想をしていた僕は、
仕事を詰め込んでいない奴=「仕事をなめてる奴」
という、全くもって自分勝手な理論を使い出しました。
そして、毎夜毎夜と、ミーティングを夜中までするのです。
確かに何もしないよりは少しはマシな気がしますが…
本当のところは、人によっては仕事が嫌いになるし、疲れるし、とにかく良くないことの方が圧倒的に多いのです。
読んでいる人は「それってやらなきゃわからない?」と思うかもしれません。
普通はわかりますね。やらなくても。
でも、僕はわからなかった…
わからないというより「他の方法を知らなかった」のです。
そして、ある意味で僕の年代より上の人達は、少なからずそういう期間を過ごしている人が成功している。というような話もけっこう聞いていたので、やみくもに仕事の”詰め込み”を行ったのです。
その結果、無知は自分にも他人にも良くないということに気づかされたのです。
まとめ
3ヶ月間、スタッフにただ厳しくして、自由を奪い、恐怖を与えた結果は…
スタッフみんなも頑張って何とかこなし、売上は伸びました。
繁忙期も重なり、辛くても仕事が忙しければ人が辞めないことを知りました。
そして、僕が1番恐れていたことも明確になりました。
僕は僕が嫌われることよりも、店が「ヒマ」な状態であること。
これを1番怖れていたのです。
売上げも伸びて、自分の怖れていたこともわかってきた…
なんとか順調に!
そんな矢先に不思議な事が起こりました。
次回は「売上があがったのに「まさか!」をお話しさせて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました♬