厳しくしたらスタッフが辞める。というのは上司のとんだ勘違い!?
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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前々回の記事の続きです。
新人教育で抑えたいポイントは?経営者・マネージャー・店長☆必見
僕自身、店長を務めている頃(2007~2009年)には、様々な気づきがありました。
当時は売上げをあげること。
スタッフトレーニングなどに関してのプレッシャーが半端じゃなく、頭がおかしくなっていたのも今になって思えば、良い経験をさせて頂いた。
そう感じています。
そんな状況だったので、当時は冷静に自分を分析できていなかったように思います。
ただ、頭ではなく身体で体験したことは強烈に自分の中に残っていて、それは自分の財産となっているのは確かだとも思うんですね。
最近思うのは、どれだけ嫌に感じた“過去の一秒間”でも、今の僕になるためには必ず必要だった一秒間。
きっと誰の人生でもそうなんだと思います。
で、今回は店長時代に、ほぼ拷問のようにスタッフに厳しくしていたことから学んだことを少しお話ししていきます。
3ヶ月間はスタッフに「自由なし宣言」
お店の運営にプレッシャーを感じすぎて(感じた理由はこちら⇒インスピレーション・マネジメントが生まれた日~店長になった頃)とにかく何とかするために、僕が考えたのは、毎日”自分の考え・やることを徹底的に伝える”ということです。
そのために、「3ヶ月間はスタッフに自由は無し!」宣言をしました。
普通に考えたら、そんな宣言を店長にされたら店を辞めます。
スタッフからしたら、全くもって意味がわからないし…
絶対楽しそうな雰囲気ではないから。
(今の時代なら、ブラック企業です。絶対N.Gなわけです)
でも、当時のスタッフはなんとかその方針についてきてくれました。
そんな宣言をし、店長としてお店のマネジメントを行っていた時に僕が気づいたことは、数えきれないくらい程あります。
今回は、その中でも大切な3つをお伝えします。
① 辛いことでも、期間が決まってればなんとか持ちこたえられる
人間は、辛いことでも、終わりが決まっていればなんとか耐えられる。ということに気がつきました。
最近になって当時のスタッフに「辞めてるなら、あの時辞めてますよ!この会社」なんて、笑いながら言われていますが…
では、なぜその時スタッフは辞めていないかというと「期間が決まっていたからです」と、みんな口を揃えて言います。
宣言する直前に、直感的に僕自身も「期限の大切さ」を感じていたのでしょう。
だから「3ヶ月間」という期限を設けたんだと思います。
中学生の頃、僕は部活をしていました。
(バスケットボール部)
その部活で、「エンドレスダッシュ」というものがありました。
その名の通り永遠にダッシュをする。という凄いハードなトレーニングです。
部員が不甲斐ないプレーをすると、顧問の先生の指示で終わりのわからないダッシュを永遠と繰り返すのです。
顧問の先生がO.Kを出すまで終わらない…
試合と試合の間に行われる、終わりの分からないダッシュは本当に心身ともにきついものがありました。
でも、もし同じダッシュをするにしても、最初から何本ダッシュをすればいいのかわかっていたら、きっとそこまでキツくなかったと思います。
なぜなら、力配分を調整できるから!
ということは、頭の中で逆算しているということです。
逆算できれば、身体やメンタルをどう扱えばいいのか、”なんとなく”でも人は計算できるのだと思います。
その計算できているうちは、実はそれほどきつくない。
本当にきついのは、計算できず自分をどう扱えばいいのかわからない時。
そう考えるようになりました。
この中学生の頃の体験から、”終わりが明確なら、ある程度は無茶をしても人間は大丈夫”と僕は思っていたのです
記事が長くなりそうなので…
記事をわけますね!続きをお楽しみに
最後までお読みいただきありがとうございました♬