インスピレーション・マネジメントが生まれた日~店長になった頃

この記事のURLとタイトルをコピーする

The following two tabs change content below.

田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 2 分です。

Management junnosuke

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 インスピレーションマネジメントとは?

 junnosuke profile

 


 

インスピレーション・マネジメント 提唱者のJunnosukeです。
インスピレーション・マネジメントって何?という方はクリックしてください)

 

僕は、確か26~27歳の頃に、美容院の店長になりました。

 

その時は、大人の事情で前任の店長が突然退社して、急に店長になったのです。

当時、前任の店長がお店に大型TVやダーツをおいたり、美容院なのに、酒瓶を並べるといった(まぁ完全にバーですよね)状態にしていました。

 

突如辞めたので、その店の修復から僕の店長はスタートしました。

(今では自分の感情はクリアになっていますが)店長になったその日の初めての仕事。

 

今でも忘れない。。。前任の店長が辞めるときの「見張り」のような仕事でした。

 

本当に悲しくて、悔しくて、なんで店長になった日にこんな仕事をしなきゃいけないのか?

 

これは僕の仕事なのか?

社長の仕事じゃないのか?

 

なんて、怒りがふつふつと湧いていました。

 

しかし、とりあえず、その見張りのような仕事を指示されて、いや~な気分で初日を終えました。

 

 ここから、僕の輝かしい店長時代が!となるわけもなく、最低の数年間が続きます。

 

まず、当時スタイリストが僕を含めて4名ほどいたのですが、売上を創っていたのは僕だけで、あとはみんなデビューしてすぐとかの「これからなスタイリスト」でした。

 

そして、これがすご~くストレスだった。

どうやって売上げ創ろう?というストレス。に付け加えて、お店の修繕にお金がかかる。

 

でも、お金を回してもらえない。

 

なにもかもがムカつく。

むかつきながらも(僕自身はスタイリストデビューしてわりとスムーズに売上ができていった経緯もあって)自分のやり方を部下に強制しまくるわけです。

 

もう、完全に強制です。

当時の僕を知ってる人に「あの頃のじゅんちゃんはヒトラーのような印象を受けた」と言われたこともあります。

 

で、強制でもなんとか少しずつ売上はあがっていきます。

 

すごく、すごく嫌な思いをしてるし、すごくすごく嫌な思いをスタッフにさせているんだけど、「背に腹は変えらない」みたいに思っていました。

 

 

ただ、売上があがってもなんにも面白く無い。楽しくない。

だって、強制だから。

 

誰も笑顔じゃないから。

 

そして、この頃精神的にも肉体的にも健康ではない。

顔つきも悪い。

そんな中で、日々 「明日はこのミーティングだ」「明日はこのトレーニングだ」

売上が伸びなかったら「あの子からさよならだ」なんて、酷いことをいつも考えていました。

 

今思えば、この経験がインスピレーション・マネジメントの原点かもしれません。

 

人が辞めにくいようにしたい。というのは、店長や経営者には「人をやめさせる力」があります。

でも、使い方を正しい方向に向ければ、人を伸ばすことだってできるし、仕事を一緒に楽しむことだってできる。

 

完全に怖れに支配された状態からは、自分の力が正しい方向に使えないことを学びました。

 

※この店長時代に失敗したこと。そこから学んだことはいっぱいあるので、なぜ?インスピレーションマネジメントができたのか? なぜインスピレーションマネジメントを使うのか?ということに絡めて、これからも連載していきます。 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

 

 

この記事のURLとタイトルをコピーする
2015-01-27 | Posted in マネジメントComments Closed 

関連記事