エネルギー高めの経営者がぶれた時の対処法(No.2の動き)
田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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経営者とは、その殆どの人が大きな大きなエネルギーを持っています。
特に初代の創業社長というのは、なんとも言えない迫力があります。
それは普段ニコニコしていたとしても、年齢を重ねていたとしてもです。
当然といえば、当然です。
激動の昭和・平成を駆け抜けてきているわけですし、0から1にモノゴトを動かしているわけですから、エネルギー高めなのは当然なのです。
だからこそ、そんなエネルギー高めの経営者がやけにネガティブになったりした時にも、エネルギー量は同じですから、ネガティブエネルギーで周囲を焼きつくしてしまいます。
もちろん、周囲にいる家族やスタッフ、ひいてはお客様は混乱しますし、その影響を受けるわけです。
もう、それはある程度しかたないというか、チームである限り一蓮托生なわけです。
しかし、しかしですよ!
マネージャーだったり、No.2のポジションにいる人はそのサポートをするのが仕事です。
仕事というかマネージャーとしての在り方の話しと思って聞いて下さい。
このように経営者が大きなエネルギーを動かしている時は、言うなれば経営者が「動」ならナンバー2のポジションにいる方は「静」の状態にいなくてはいけません。
そして、絶対にしてはいけないことが、経営者を責めることです。
ナンバー2のポジションやその他多くの部下にとって、以前は魅力的に映っていた経営者…
やはり人間です。
落ち込むこともあるし、経営者の年代によってはあなたの年齢からは想像もつかないほどの悩みを持つこともきっとあります。
これは、これまで自社の代表を「尊敬」していた人にはなかなか受け入れがたいできゴトのようです。
「尊敬」ではなく「愛」している状態になれば、なんでもないことなのですが、男社会だと特に難しいようです。
しかし、難しかろうがなんだろうが、攻めてもどうにもならないので、NGなのです。
そして、経営者が大きなエネルギーを振りかざしてきても、じっと見つめて欲しいのです。
「今、何が起こっているか?」ということを。
- 経営者の目には、会社やお店がどう映っているのか?
- 経営者の目には、世間はどう映っているのか?
- 経営者はどこで傷ついたり苦しんでいるのか?
ただ、マネージャーやナンバー2のポジションにいる方は静かに見て欲しいのです。
この「静かに見る」という行為ができるようになっていけば、経営者のサポートがスタートします。
そのサポートとは、少しずつ経営者のエネルギーの軌道を変更していく。ということです。
ダイナマイトでトンネルの穴をあけて、みんなの役にたつこともできれば、ダイナマイトでたくさんの人を殺すこともできます。
ダイナマイトは爆弾というだけで、なんの意味も持ちません。
経営者のエネルギーも同じです。
正しい使い方なら、たくさんのスタッフやお客様が喜びます。
使い方の方向性が違うと、たくさんの人が混乱します。
だから、経営者の側にいる人はそのエネルギーがどちらに向いているかを見て、経営者が少しでも楽になるようにするのが、N本当は優しい在り方だと思います。
誰でも人間はブレるからこそ、ブレた時にサポートしあえる関係でいたいですね。
※尋常じゃない!というくらい経営者を責めたことがある僕だから、完全に実体験からこの記事を書いてみました。経営者に限らず、他者を責めると自分に返ってきますから、責めないに限りますよ(笑)
いま現在「責めてるなぁ〜」という方は「責めすぎ注意報」が自分に出てる!と意識してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました♬