カリキュラム。。。どっちでもいいけど、何のため?
田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
カリキュラムって、創った側もカリキュラムを受ける側にもメリットがあります。
と、いきなりですが社員教育と言われるコトについて、特に「カリキュラム」についてが今回の記事のテーマです。
美容院なんかは、この文化がすごく発達していて、現代の美容院ならたいていどこでも自社の教育カリキュラムを持っています。
しかし、それを本当に活用でき、滞りなく循環させてる会社となると、いっきに数が減るかもしれません。
なぜ、そんなコトが起こるのでしょう?
僕の「カリキュラム」についての考えはこうです。
カリキュラム・・・それが接客に関するものでも、技術指導に関するものでもそうですが、多くの人がカリキュラム依存症になってるんじゃないか?
そう感じています。
というのも、うまくいってる会社(サロン)は、カリキュラムのメリット・デメリットについて冷静にみています。
うまくいっていない会社は「カリキュラムがあるんだから!」という感覚が強いのです。
ではカリキュラムのメリット・デメリットとは何か?
メリット
・未来の計画がたてやすい
・指導側が指導すること自体がバラバラにならないので、時間を有効に使える
・デビュー(売上を生み出す)時期を特定しやすい
・会社(店)としてのクオリティ(基準)を保ちやすい
デメリット
・働く人の自主的なものではなくなる可能性が高い
・なまじカリキュラムがあるから、お客様に意識がいかなくなる人がいる
(早くカリキュラムを終了させる=早く売れるとは限らない)
・カリキュラムがあるがゆえに「好き」な技術に没頭しずらくなる
メリット・デメリットはこんな感じです。
このメリットを最大限活かして、さらにデメリットをいかに縮小するか?
ココがテーマだと思います。
デメリットの縮小方法を紹介することは可能なのですが、僕自身「カリキュラムはあってもなくてもどっちでもいいや〜」というスタンスなので、ここでは省きます。
しかし、「カリキュラムはあってもなくてもどっちでもいいや〜」と感じる理由は紹介しておきます。
僕自身、スモールビジネス(美容院)のような仕事で、一日お店の中にいたら、どんなことを覚えていかなくてはいけないか、見てたらわかるからです。
また、そういう視点を持つように若い頃教わったのです。
なので、カリキュラムが無いと仕事が覚えられない。ということはないのです。
また、自分は熱中したいタイプなので、熱中してる時に興味のないものを「受けなさい!(例えばテスト)」と言われても(言われたこと無いけど)完全に無視できてしまうタイプなのです。
(これは反抗とかではなく、入ってこないのです。熱中してる時には!)
また、テストはお客様のためであって、テストのためのテストでは意味が無いのです。
ということは、会社(お店)のクオリティを保つため。以外には、あんまりテストの有用性を感じにくいのが本音です。
そして、スターバックスとかのように世界規模で展開する!というのを目指しているなら必須ですが、2~3店舗のスモールビジネスだと、そのカリキュラムの意味とかも変わってくるんじゃないかな?と思うのです。
結局、カリキュラムがどうこうと言うよりは、自分が創っていきたいお店(会社)の中で、カリキュラムにどんな意味をもたせるのか?
そして、どうやってブラッシュアップしていくのか?
そこを考えたほうが、まともな気がするんですね。
もちろん、賛否両論あるとは思いますが(あくまでも個人の見解ですから。。。)小さい会社の中での「カリキュラム」という概念を紹介してみました。
「あなたにとってカリキュラムとは何ですか?」
カリキュラム(の作成・進行)で悩んでいる人は、ぜひ自分に聞いてみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました♬