経営者・マネージャーのどっちに行くかを決める。ということ☆

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 3 分です。

crossroad_Inspiration Management

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 インスピレーションマネジメントとは?

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いま、世の中は様々な分野で進歩が早くなっていますよね。

 

ということは、20年・30年前と同じ量(時間)の仕事をしていたら、多くのことは昔に比べて早くゴールに到達してしまう。

そんな現象が起きると思います。(というか、起きてます!)

 

もちろん、ゴールをどこに設定するのかにもよりますし、今も昔も変わらないことはあると思いますが、それでも多くのコトは同程度のゴールまでは早く到達してしまうと思います。

と、スモールビジネス、そして美容院でも昔なら10年くらいかかっていた「育成」と呼ばれるものがすごく早くなってしまいます。

 

例えば、以前なら3〜4年くらいかけてスタイリストになって、売り上げを上げるのに3~4年使って、そこから店長。

そして、幹部になったり独立したりするんだろうなぁ〜という流れが、短縮していくということです。

 

その流れに乗るように、新人スタッフにライフプランを書かせたり○年後の夢を持たせたりすることが流行っていたりしました。(今でもなのかな?)

 

ちょっと話しは逸れますが…

 

僕はこの方法のメリット・デメリットはあんまりわからない。というか興味が無いのですが、心理的にはすごく嫌いです。
(あくまでも個人の感覚ですから、ゆる〜く読んでくださいね)

なぜなら、この方法で「デザイナー」が育つとは思わないからです。

「常識を知っている社会人」は育つかもしれないけど、自分の仕事や仲間、お客様にワクワクしていくデザイナーが育つイメージが湧かないんですよね。

 

なんか「組織」的にはスタッフをコントロールしやすいような錯覚に陥るのかもしれないけど。

 

それも、僕の中では完全に錯覚で、コントロールできちゃうような人(集団)からは、新しいモノは生まれないと思うんですよ。

もちろん、これは僕の感覚ですから、賛否両論あるとは思いますが。。。

 

 

で、話しを戻します。

すごくサイクルが現代は速くなっていて、多くの人は「20代前半に行っている仕事」が一生の仕事にならない可能性が大きいわけです。

いま、それが「デザイナー」であり「職人」でもある美容師の育成という問題を作り出しています。

 

少ない子供たち。

続かない若手スタッフ。

これをどうくいとめるか?

みんな悩んで、みんな困っていたりします。

 

でも、諦めてください。半分は!と僕は思います。

 

少子化も人々の意識の変化も、全て時代の流れです。

美容院がどうこう出来る問題じゃないと思うんです。

あなたがどれだけ悩もうが、困ろうが「これをどうくいとめるか?」と考えているうちは絶対に解決することは無いと思います。

 

しかし、こういう時代で、若手スタッフがどんな意識を持っているのか?

そして、その時代にどう乗ろうか?

そんなことを想像し始めれば、今の延長線上とは違う未来になると思います。

 

*この数日間は東京でたくさんのサロンさんが持つお悩みやテーマを聞いてきました。
(ゆうに100個以上のお悩みを!!!)

 

その中でダントツに多かったのが「スタッフの雇用・育成」に関してです。

ピンチはピンチかもしれませんが、ここで発想を転換できるとピンチがチャンスになります!
ぜひ、自分が今考えていることを捨てる作業に経営者・マネージャーは集中することをオススメします。

どっちに行くかを決める。というのは、自分と時代のバランスをとることだとも思いますね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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ありのままの自分で働く経営者・マネージャー・店長が一人でも増えれば嬉しく思います☆

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2015-09-17 | Posted in マネジメントComments Closed 

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