目標を創っちゃいけないコトもあるのに!クリエイティブの流儀
田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
例えば農業の事業化でいうと、あらかじめ収穫に対して目標を設定し、商品化するために田んぼを農薬だらけにして、予定していた量を確実に収穫しようとすると、短期間で土地が死んでいってしまいます。
「インターネット的」糸井重里 p.75 抜粋
糸井重里さんの「インターネット的」という本の一部を引用しました。
どう感じましたか?
目標を設定するのは、ビジネスなら当然ですよね。
でも、目標のデメリットを考えている人は少ないのかもしれません。
僕は何も目標を全否定しているわけでも無いんですが。。。
ただ、目標には2種類あると思うんです。
2種類とは天然ものと養殖モノ。
自分の中から自然に生まれた目標は、天然ものです。
天然なので、オーガニックです。
自分にも周囲にも優しいものです。
養殖モノは会社や上司が必要なコトを考えて与えた目標。
パット見は天然ものと違いがわかりません。でも、目標を達成した時や、そのプロセスで気づきます。
「これ、絶対 アカンやつやな」と。
なぜなら、自分にも周囲にも優しくないのです。
目標は達成されるかもだけど、犠牲になるものが多すぎるのです。
僕はチームマネジメントを行う上で、”天然もの”の目標が沸き起こるのが理想であり、それを沸き起こらせる環境を創ること。
それこそが、やらなくてはいけないことだと思っています。
それに必要なのは、「手間をかけるハート」と「待つコトのできるハート」です。
今朝も経営者の友人と電話で話していて思いました。
その友人が言うには、従業員の揉め事が起こったので、3時間ほどヒザを突き合わせてミーティングしたそうです。
彼が言うには「チームワークの創造が一番大切だ」ということです。
そして、「そこだけは逃げないようにしてる。」というのです。
僕は、彼と「手間」のかけ方について、何年もディスカッションを重ねてきました。
そして、行き着いた結論が「方法」ではなかったんですね。
「逃げない」という、ごくごくシンプルな「心の在り方」に落ち着きました。
もし、目標を捨てる勇気をもてたら、もっと目の前のコトに集中できるかもしれません。
もし、目標を捨てる勇気を持てたら、もっと目の前の人を大切にできるかもしれません。
もし、目標を捨てる勇気を持てたら、目標以上の結果を受け取るコトができるかもしれません。
捨てる勇気があるならばですが。。。
※捨てまくってきて、これでもか!ってくらいに目標を捨てまくってきた僕の体験で一つ言えるのは
「死んでいない」ということと、
「得るもののほうが大きかった」というコトです。
一度、ご一読をオススメします☆
最後までお読みいただきありがとうございました♬