目標を創っちゃいけないコトもあるのに!クリエイティブの流儀

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

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 インターネット的から学ぶこと_jun_manager

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 インスピレーションマネジメントとは?

 junnosuke profile

 

 

例えば農業の事業化でいうと、あらかじめ収穫に対して目標を設定し、商品化するために田んぼを農薬だらけにして、予定していた量を確実に収穫しようとすると、短期間で土地が死んでいってしまいます。 

「インターネット的」糸井重里 p.75 抜粋

 

糸井重里さんの「インターネット的」という本の一部を引用しました。

 

どう感じましたか?

目標を設定するのは、ビジネスなら当然ですよね。

 

でも、目標のデメリットを考えている人は少ないのかもしれません。

 

僕は何も目標を全否定しているわけでも無いんですが。。。

 

 

ただ、目標には2種類あると思うんです。

2種類とは天然ものと養殖モノ。

 

自分の中から自然に生まれた目標は、天然ものです。

天然なので、オーガニックです。

自分にも周囲にも優しいものです。

 

養殖モノは会社や上司が必要なコトを考えて与えた目標。

パット見は天然ものと違いがわかりません。でも、目標を達成した時や、そのプロセスで気づきます。

「これ、絶対 アカンやつやな」と。

 

なぜなら、自分にも周囲にも優しくないのです。

目標は達成されるかもだけど、犠牲になるものが多すぎるのです。

 

僕はチームマネジメントを行う上で、”天然もの”の目標が沸き起こるのが理想であり、それを沸き起こらせる環境を創ること。

それこそが、やらなくてはいけないことだと思っています。

 

 

それに必要なのは、「手間をかけるハート」と「待つコトのできるハート」です。

 

 

今朝も経営者の友人と電話で話していて思いました。

 

その友人が言うには、従業員の揉め事が起こったので、3時間ほどヒザを突き合わせてミーティングしたそうです。

彼が言うには「チームワークの創造が一番大切だ」ということです。

そして、「そこだけは逃げないようにしてる。」というのです。

 

僕は、彼と「手間」のかけ方について、何年もディスカッションを重ねてきました。

そして、行き着いた結論が「方法」ではなかったんですね。

「逃げない」という、ごくごくシンプルな「心の在り方」に落ち着きました。

 

 

もし、目標を捨てる勇気をもてたら、もっと目の前のコトに集中できるかもしれません。

もし、目標を捨てる勇気を持てたら、もっと目の前の人を大切にできるかもしれません。

もし、目標を捨てる勇気を持てたら、目標以上の結果を受け取るコトができるかもしれません。

 捨てる勇気があるならばですが。。。

 

 

※捨てまくってきて、これでもか!ってくらいに目標を捨てまくってきた僕の体験で一つ言えるのは

「死んでいない」ということと、

「得るもののほうが大きかった」というコトです。

 

一度、ご一読をオススメします☆

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

 

 

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2015-04-16 | Posted in 3分で読めるシリーズ, マネジメントComments Closed 

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