お客様には”パーソナルな対応を!”とか言う美容業界の嘘

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 

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田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

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美容業界のはっ?_Inspiration Management

 

パーソナルな対応とかいう美容業界の嘘について考えてみた

僕は美容師の仕事を尊敬しています。

理由は、

 

究極のオーダーメイド

 

のお仕事だと思っているから!

素材(髪)はお客様の持ち込みで、お客様の目の前で、その大切な素材(髪の毛)が加工されるからです。

時にお客様とお話しをしながら、時にお客様にお任せされて、仕事が進んでいく。

こんなすごい仕事はなかなか無い!と感じているのです。

 

なので、美容師さんへ敬意は人一倍あるつもりです。
(まぁ、僕ももともと美容師なんだけどね…(笑))

 

 

でも、時々「はっ?」って想うこともあります。

どんな業界でも、真摯に働いている人には感じることがあるとは思いますが…

 

今回は僕のそんな「はっ?」と言いたくなってしまうようなテーマについてお話しします。

 

 

パーソナルカラー・パーソナルに対応した接客。じゃあ スタッフには?

美容院で美容師さんが行うことは、本当に美容師さんとお客様の1対1のお仕事なわけです。

そのため、美容師さんとお客様の相性というものが、多分に影響されます。

 

また、お客様が「目の前の1人」なので、自然とその人が喜んでくれることを追求していきます。

 

それは技術にも反映されます。

例えば、パーソナルカラー。

お客様の肌質やライフスタイルにあったヘアカラーを考え、ご提案していきます。

 

カットもパーマも、基本的には目の前のお客様「1人」のために、集中してご提供していくわけです。

 

しかし、そのパーソナルな対応を推奨する、メーカー・ディーラーは美容院へ。

オーナーはスタッフ(従業員)へ

 

殆どの人が「パーソナル」な対応をしてくれません。

 

いや、何もパーソナルな対応をしろ!とか言ってるわけではないんです。

ただ、パーソナルな対応がホントのところどんなものか理解していて、それを推奨しようと思うなら、メーカーもディーラーもサロンオーナーも、みんなが『パーソナルな対応を追求しなくちゃね!」って思うんです。

 

もう、今ではパーソナルカラーとか(いっときの流行を考えたら)あんまり聞かなくなったけど、それでも美容師さんの仕事がお客様という「個」に奉仕していくことには変わりありません。

ということは、サロンオーナーなら自社のスタッフの「個」を最大限尊重するのが、まともな流れだと思います。

 

しかし、なぜだかスタッフ(仲間)には個別対応しない経営者や幹部さんもけっこういるんです。

 

きっと、パーソナルな対応の仕方を知らないだけだと思います。

もしくはメンドクサイと思って、目を背けているか…

 

また、逆のパターンもあります。

個別対応をするのは良いが、複数人スタッフがいる場合、全体と個のバランスがとれなくなって、はためには

 

ただのえこひいき

 

にしか見えないようなことをやっている社長や幹部。

これも突き詰めれば、パーソナルな対応を知らない。ということになります。

 

 

ホントは他にも「はっ?」と感じることは沢山あります。

そのたびに、原因を探求してきましたが、全てのおおもとは、経営者やマネージャーの人が

 

ありのままの自分ではない

 

ということに気が付きました。

どこかで聞いたことを、自分の中でしっかり考えず、借り物の言葉で話しているような人達がたくさんいるのです。

 

もちろん、全ての人がそうではありません。

中には、人から聞いたことを、自分の中でじっくり考え、実際にやってみて「自分のものにしていく」人も大勢います。

 

「美容院というビジネス」と一言でいっても、様々な形態があるので正解は無いと思います。

 

ただ、自分の正解を創っていくプロセスも経営者やマネージャーには大切だと感じるし、それ以上に「そこにいるみんなで、自分たちの在り方」を創っていけると素敵だと思います。

 

色んな仕事がある中で、美容院から「変な組織の在り方じゃなくてもいいんだよ〜」

という形を、世の中に提供できたら素晴らしいですね。

 

そして、あなたが流行りの言葉なんかじゃなくて、あなたが本当にやりたい『目の前の一人のお客様』の喜ばし方を追求することにワクワクしますように!

僕も、いつも自分に「はっ?」って疑問を投げかけながら、ワクワクすることを追求していきますね。

 

 

音声ファイル:パーソナルな対応とか言う美容業界の嘘

 

 

記事を読んで、もっと色いろ「知りたいなぁ〜」なんて思った方は、ぜひご参加ください。

どこでも楽しくホンワカやってま〜す!

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2017-01-08 | Posted in マネジメントComments Closed 

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