温故知新・・同じ業界の人に合うのは1人で充分だと思う理由

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

 

 昨日は代表 Tomoeと来期の方針を確認するためのミーティングだった。

10年以上 通い続けているコメダで、ジンジャーエールを頼むTomoe。

「すみません…ジンジャーエールは置いてないんです」とこたえる店員。

 このくだり、何度となく見てきたこの10年。

もうつっこまなくなった僕。 そりゃ〜 心の中では店員より先に、

「置いてないって! 何回きいとんねん!!」って思ったよ。 思ったけど声にしない。

なぜなら、彼女は喉をすう〜っとさせたい気分のときには、「ジンジャーエール」という名称を突発的に発してしまうから。 多分 『突発性ジンジャー病』なのかもしれないからね。

 しかし、こんな代表 Tomoeが僕にこの業界(美容業界)のことを教えてくれる先生なのだ。

具体的な分野は美容業界の歴史

 

僕が業界の人からあんまり学ばない理由

 

 根底に違うことしたいなぁ〜。というのがあるからか わからないけど、同業界のヒトから色んなこと聞いちゃうと、発想が縛られちゃったりしませんか?

僕は、業界の常識を知って、それに反発したりするより 業界の常識を知らずに、新しい取り組みをしてる方が抵抗無く進めるから、そっちを選択しちゃう。

業界の先輩にアドバイスをもらっても、それを実行してなかったら感じ悪いかな〜と思うんです。だったら聞かない方がいいや…みたいな感じ。

もちろん、誰の言うこともきなかいぜ〜! みたいにカッコいいことは言いえませんから、お話を聞く人を厳選しまくってる感じです。 結局、自分の力量以上に話しを聞いても、そのインプットに対してアウトプットが追いつかないとフラストレーションが貯まっちゃうから。

 

それでも知っとけ! 業界の歴史

 

jun manager blog_温故知新_8_Fotor

 

 それでも、自分に言いたいのは 業界の歴史は知っとけよ!ということ。

なので、美容業界の大先輩で、経営者の先輩でもある、自社の代表の話しくらいは聞くのです。

嘘でしょ?というくらいに、何回も同じ話しをしてくれます。若い頃は、これがむかついてしかたなかった…僕が覚えていないと思って、何回も同じ話しを繰り返すんだと。

そう思っていたから。

 でも、違いました。ただ、何回も繰り返すだけです。これは経営者がスタッフみんなに何かを『浸透』させる時に一番重要なことだなぁ〜…とそう思えると、それすらも勉強になります。

しかし、業界の歴史を教えてもらうと言っても、先生のTomoeは、自分の歴史を語ってるだけです。時には、昔話をしながら その時の感情を想いだし、タイムスリップしてしまうことも。

僕と話してるのも忘れて、戦闘モードに入ることだって多々あります。

きっと昭和〜そして今日を駆け抜けてきた経営者たちは みんな闘ってきたのだと思います。
(ちなみにTomoe 58歳)
戦闘モードスイッチを入れたまま話してきた時は(これも若い頃は ホントにむかついたなぁ〜)
速攻 キレまくってたけど、最近はTomoe代表の その熱い思いがあったから、今いるスタッフみんながご飯を食べられるんだなぁ〜と思うと、これまた感謝です。

フリが長くなっちゃったけど、歴史を知っておくこと それは、
業界・自社・代表の歴史を知るということであり、今にいたった背景を理解することができること。 なおかつ、古くなってしまったことをリメイクして新しくすることもできる。 だから、業界の歴史は必須科目だと思います。

 

温故知新・・歴史を学び活かすということは!!

 

jun manager blog_温故知新_4_Fotor

 

温故知新 意味

前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意から。
▽「温」はたずね求める意。一説に、冷たいものをあたため直し味わう意とも。「故ふるきを温たずねて新あたらしきを知る」または「故ふるきを温あたためて新あたらしきを知る」と訓読する。

今、昔は無かったwebがあったり コンテンツビジネス…なんて言う言葉生まれて、それは知っておきたいところだし、活用したいところだし、結果も創りたいところだし(笑)

とにかく新しいことは目白押しだと思うんです。

 でも、美容院でのカット! 基本「はさみで切る」ということはず〜っと変わってないわけで、さらには、SNSで来店しようが、クーポンで来ようが、紹介でこようが…みんなキレイになりたくてお客様はご来店しているのも変わっていないわけです。

 だから、古いこと、以前からの慣習を知って、その中にある普遍のコトに対して、新しいアプローチをかけるためには、このようにコメダでミーティングをするのは大切なことだ…と心底思います。(名古屋らしいでしょ…コメダ。このコメダでどれだけ話して、どれだけモメて、どれだけ…ジンジャーエール頼もうとしてるかってことですよ)

 

まとめ

 

 経営者の学びすぎは禁物です。 

えっ? いきなし〜 と思うかもだけど、タイミング悪く学びすぎてると、本当に会社の中のアウトプットが追いつかないと思う。

 みんなとハッピーになるための学びが、最初はうまくいっていたのに、途中からうまくいかなくなることも多々あった。(ホント 腐るほど…)

そんな時は、教えてくれる人が悪いわけでも何でもなくて、学びとアウトプットのバランスが崩れてるきているかも?とcheckしてます。自分は。

新しいことを学びすぎてる場合は、歴史を学ぶのがいいかも!
歴史を学んでばっかりで、新しいこと知らないな〜…となったらトレンドを!

みたいにバランスのとれた学びを意識してみるのがオススメですね♪
ちなみに、歴史を知りたい方はTomoeをお貸しします。コメダならお茶いっぱいで2hは歴史を学べるよ(笑))

 


あっ! これはっておこ…

 

 

 by jun

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