辞めたい スタッフ・とめない僕。あの日の「苦い思い出」
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

僕の魂の活動
今日(2015-04-10)はSeminar&Workshopの講師を行いに、東京へ行く日です。
僕が主に伝えさせてもらってるのは、スモールビジネスのマネジメントについてです。
その名も「インスピレーションマネジメント」
経営者・マネージャーから入って来たばっかりの新入社員みんなが、ありのままの自分で働ける環境づくりの方法です。
ネーミングはちょっと怪しげだけど、内容は案外ロジカルなものです。
26歳くらいの頃、美容院の店長になって、そこからめちゃくちゃ悩んで…
- 離職率を下げる!
- 売上を上げる!
と、下げたり上げたり大変だなぁ…なんて思いながら、現場で創ってきた(というか、できあがってきた)リアルなマネジメント手法です。
この、マネジメント手法を伝えて、色んな美容院・その他のスモールビジネス・チームが「物心ともに豊かになる」状態。
それで「みんなが笑顔になる」コトへ貢献するのが僕の活動です。
ただ、この手法を編み出せたのは「苦い体験」のおかげでもあります。
その体験から「抜け出したくてできた手法」なので、苦い体験も甘い想い出になってきています。
それでも、やっぱり苦いものは苦い!というコトもあります。
今日は、そんな苦い想い出の1つを紹介させてもらいます。
苦い想い出
今でも想い出すと少しブルーになるのが、「辞めたい」と言ってきた入社3年目の男性スタッフの話しです。
その頃ちょうど僕らのチームは、ある商品(美容院では店販販売といいます)をお客様に販売している時期でした。
当時の美容院が扱う店販の中では、なかなかのお値段がするアイテムで、そのアイテムを販売するのは僕らにとって、は1つの挑戦でした。
特に挑戦になったのは、僕が決めたルールのせいです。
200万円くらいの売上を
アシスタントだけで1ヶ月でつくる
というルールに設定したからです。
販売に慣れている会社や、大きな会社ならなんでも無い数字ですが、当時の僕らにとっては体験したことのない店販販売の数字です。
僕は自分のイメージを明確にし、絶対にクリアできる方法を考えて、アシスタントのみんなと共に取り組みました。
みんなもけっこう乗ってくれた! & 商品力のおかげという”相乗効果”で、結果その数字を達成したのです。
(さすがに1ヶ月では難しく、結局1.5ヶ月くらいかかってしまったのですが…)
その時、技術の進みが遅く、それまでパッとした活躍もなく、どちらかというとトラブルメーカーな3年目の男性スタッフが、チームで一番成果をあげていました。
僕も、そのスタッフに何とか自信をつけさせてあげたい!と思って、かなり密に連絡をとり、直接販売手法を教えていました。
普通の月の店販売上が数千円だったのですが、トレーニングを行った結果、20万円くらい販売できるようになっていきました。
僕は、凄くうれしくて自分が教えてることは間違いじゃなかったんだ。。。
と、内心テンションがあがっていったものです。
そんな矢先です。(まだ、店販プロジェクトが終わらないうちに!!)
彼が「辞めたい」と直属の上司(店長)に申し出て、僕に連絡が入りました。
心の中でパンと音がして、なんだか「破裂」した感じでした。
そして、僕の頭はパニックです。
「えっ?なんで?なんで?結果を出せるようになってきたのに???」という感じです。
僕は、その彼と話し合いのために、営業後にファミレスでお茶しました。
「なんで辞めたいの?」と聞いても、いまいちハッキリ言いません。
何時間か粘って聞いていくと「友人のお店」に行きたいということがわかりました。
そして、「こうやって、(退社を)とめてくれる人がいるのがありがたいです」と言うのです。
僕は、驚いてとっさに言いました。
「俺、とめてないよ」
と。
すると、彼の「涙を浮かべようとしていた顔」は一瞬で、なんとも言えない困惑の顔というか、憎しみの顔に変わりました。
僕は、もう一度言います。
「俺、とめてね~よ」と。
確かに「辞めたい」と言われればショックだけど「引き止めていない」のに「引き止めた」と勘違いされてもなぁ~と思ったので、そう言いました。
3年間在籍した会社で、結果が出せず、周囲の人にも感謝を示すコトができなかったスタッフ。
そういう人を僕は伸ばせない。
そう判断しただけです。
そして、そのスタッフの声質を見抜けなかった。見抜いた上でサポートできなかった。
自分の仕事に反省をしていただけで、やっぱり「引き止めていない」わけです。
「理由を聞く」のは、これからもっとより良い仕事、より良いチームを作りたくて聞いてただけなんです。
「理由を聞く」が彼の脳内では「引き止められてる!自分はこの会社に必要!!」になっていたのかどうかは、彼しかわかりませんが、僕の中ではファミレスに入って5分位で決断はでていました。
理由は「直感」です。
もちろん、理由を上げれば「顔つき」とか、そんな感じでこじつけるコトはできますが、一番しっくりくるのは「直感」です。
辞めて欲しくない・辞めてもらっていい
結局、どちらでもいい
というニュートラルな状態に「フッ」と感じた「直感」です。
この体験から感じたコト。そこから考えたコト、そして実行に移したコトが今は僕と会社の財産になっています。
財産になっているけど、それでもあの時の「彼の顔」を思い出すと少し苦い気持ちになるのは確かです。
きっと、この苦い気持ちがさらに『知らないコト』を知って、マネジメントに役立てたい!
そして、たくさんの経営者・マネージャーに苦い気持ちを和らげて欲しい!という欲求になっているのだと思います。
僕の楽しいコト(ライフワーク)は、苦い体験の裏返しです。
今、苦い思いをしてるなぁ~という人が、少しでもその体験を裏返せますように。
最後に、あの日の苦い思い出に感謝☆
最後までお読みいただきありがとうございました♬
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