経営者が我慢してもスタッフは誰も幸せではない??経営者の独りよがりは迷惑なだけ
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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最近、色んな業種の色んな社長さんとお話しさせて頂く機会の中で、気がついたことがあります。
今回は、そんなメッセージを自戒の意味でお話しさせて頂きます。じゃないと、忘れてしまいそうだから…(笑)
殆どの経営者は従業員依存症!?
記事のタイトルを見て、あなたはどう感じましたか?
僕の出会う社長・マネージャーさんは、みんな従業員(スタッフ)の成長やハッピーを願っている人ばかりです。
これって、素敵なことですよね。
でも、僕にはそんな素敵な社長・マネージャーたちが時に、「依存症」に見えてしまうことがあります。
何に依存しているか?というと、従業員を幸せにすることにです。
他者を幸せにする。それってとても素敵なことに間違いはないけど…
スタッフを幸せに!と話してくれる経営者さんたちの話しを聞いていくと、こんなパターンが見られます。
(もちろん全員では無いですよ)
それは、従業員の幸せについては考えても、
自分(経営者自身)の幸せについては考えていない人
が多いのです。
そして、そんな人は100%とと言っていい程、いつも我慢しつつスタッフの”犠牲”になっている。
そんな感覚をもっているようです。
もちろん、かなり悩んでいますが、悩んでいることにも慣れているし、その苦しい感覚が自分に”必要”だとさえ思っている節があります。
そんな苦しんでいるスモールビジネスの経営者たちの思考回路は、自分を犠牲にしないと他者(従業員)は幸せにならない。となっています。
要するに、スタッフ(仲間)を幸せにするには、ある意味、自分が苦しみを増やさなければいけない。
そういう公式を自分の中に持っちゃってるんですね。
もちろん、どんな考えで他者に幸せを配ってもいいし、自分を犠牲にするのをいとわない!
そう思うのも個人の自由です。
しかし、どうみても現実は、
苦しみが会社に蔓延するだけで、経営者もマネージャーもスタッフもハッピーではないのです。
みんなアンハッピー!
実は僕も20代後半まで、この「犠牲」の精神で、仕事を実行していました。
万が一、スタッフに何かあったら!
万が一、会社が傾いたら!
どうやって責任とるんだぁ~!!
と、異常に力んで自分のプライベートの時間を犠牲にして、何があってもスタッフ優先で働いていたのです。
現在、この記事を読んでくれているあなたは察しがつくと思います。
そうです。
僕が”犠牲”で仕事していた20代後半、その時期に幸せだった人は誰一人いません。
- 僕も不幸せ。
- 僕の家族も不幸せ。
- スタッフも不幸せ。
僕は不幸せが蔓延していることに気がついたので、犠牲を払スタンスで仕事をするのをやめました。
犠牲の感覚はお互いに”依存”を生み出しますしね。(スタッフから、〇〇さんが居ないと…と言われたりとか、どうでもいいようなことでさえ確認されたりとか..そういうのが依存の症状です)
で、お互いに依存し合うような関係では、発展もしないので依存する代わりにお互いに”信頼”して働く。ということを選びました。
もちろん、依存の度合いにもよりますが、そのスタンスを手放すことはできます。
自分が依存してるかも…と気づけたら
やめることはわりと簡単にできる
です。
僕の場合は、まずは自分の
「考え」・「気持ち」を整理して
「行動」に変化をもたらしました
“従業員の幸せ or 自分の幸せ”ではなくて!
従業員の幸せ & 自分の幸せ=お客様の幸せ
という形を本気で実践したいかどうか?
これがポイントだと、今は強く感じています。
ちなみに、大切なポイントは会社・チーム全体で「それなりにハッピー」という”それなり”を許容できるかどうか?
という、さじ加減も必要です。
僕も、あの日の苦しみがあったので、いまは 同じ過ちを繰り返さないようにしています。
自戒も含めてお話ししました。
「脱!従業員依存症」を(必要に感じる人は)トライしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました♬