経営者・マネージャーのどっちに行くかを決める。ということ☆
田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
いま、世の中は様々な分野で進歩が早くなっていますよね。
ということは、20年・30年前と同じ量(時間)の仕事をしていたら、多くのことは昔に比べて早くゴールに到達してしまう。
そんな現象が起きると思います。(というか、起きてます!)
もちろん、ゴールをどこに設定するのかにもよりますし、今も昔も変わらないことはあると思いますが、それでも多くのコトは同程度のゴールまでは早く到達してしまうと思います。
と、スモールビジネス、そして美容院でも昔なら10年くらいかかっていた「育成」と呼ばれるものがすごく早くなってしまいます。
例えば、以前なら3〜4年くらいかけてスタイリストになって、売り上げを上げるのに3~4年使って、そこから店長。
そして、幹部になったり独立したりするんだろうなぁ〜という流れが、短縮していくということです。
その流れに乗るように、新人スタッフにライフプランを書かせたり○年後の夢を持たせたりすることが流行っていたりしました。(今でもなのかな?)
ちょっと話しは逸れますが…
僕はこの方法のメリット・デメリットはあんまりわからない。というか興味が無いのですが、心理的にはすごく嫌いです。
(あくまでも個人の感覚ですから、ゆる〜く読んでくださいね)
なぜなら、この方法で「デザイナー」が育つとは思わないからです。
「常識を知っている社会人」は育つかもしれないけど、自分の仕事や仲間、お客様にワクワクしていくデザイナーが育つイメージが湧かないんですよね。
なんか「組織」的にはスタッフをコントロールしやすいような錯覚に陥るのかもしれないけど。
それも、僕の中では完全に錯覚で、コントロールできちゃうような人(集団)からは、新しいモノは生まれないと思うんですよ。
もちろん、これは僕の感覚ですから、賛否両論あるとは思いますが。。。
で、話しを戻します。
すごくサイクルが現代は速くなっていて、多くの人は「20代前半に行っている仕事」が一生の仕事にならない可能性が大きいわけです。
いま、それが「デザイナー」であり「職人」でもある美容師の育成という問題を作り出しています。
少ない子供たち。
続かない若手スタッフ。
これをどうくいとめるか?
みんな悩んで、みんな困っていたりします。
でも、諦めてください。半分は!と僕は思います。
少子化も人々の意識の変化も、全て時代の流れです。
美容院がどうこう出来る問題じゃないと思うんです。
あなたがどれだけ悩もうが、困ろうが「これをどうくいとめるか?」と考えているうちは絶対に解決することは無いと思います。
しかし、こういう時代で、若手スタッフがどんな意識を持っているのか?
そして、その時代にどう乗ろうか?
そんなことを想像し始めれば、今の延長線上とは違う未来になると思います。
*この数日間は東京でたくさんのサロンさんが持つお悩みやテーマを聞いてきました。
(ゆうに100個以上のお悩みを!!!)
その中でダントツに多かったのが「スタッフの雇用・育成」に関してです。
ピンチはピンチかもしれませんが、ここで発想を転換できるとピンチがチャンスになります!
ぜひ、自分が今考えていることを捨てる作業に経営者・マネージャーは集中することをオススメします。
どっちに行くかを決める。というのは、自分と時代のバランスをとることだとも思いますね。
最後までお読みいただきありがとうございました♬
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ありのままの自分で働く経営者・マネージャー・店長が一人でも増えれば嬉しく思います☆