チームマネジメントを制する経営者は「誰が」をハッキリさせてる!

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 3 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

 インスピレーションマネジメントとは?

 

 

インスピレーションマネジメント_誰がの特定

今回の記事は

 

具体的に話すことって大切ですよね!!

 

というテーマの記事です。

 

具体的に話すということは、経営者・マネージャー・スタッフ…などの役職・役割に関係なくみんなが大切にしなくてはいけないことです。

 

会社(お店)なら2店舗以上あるような、同じ場所に全スタッフがいるわけではない場合、特に基本となることです。

 

スモールビジネスの店舗商売で1店舗と2店舗では、問題の数は「倍」ではなく「二乗」となる場合があります。

その原因の全てはコミニュケーションにあります。

 

コミニュケーションの中でも大切なのが「具体性」だと思います。

具体性っていうのは、

  • いつ
  • どこで
  • 誰が(誰に)
  • ナニを
  • どのように
  • なぜ?

がハッキリしているか?ってことです。

僕が、その中でも特に注意しているのは、「誰が」という固有名詞です。

 

日本人の性質なのかわかりませんが、あんまり良くないコトを伝える時にこの「誰が」を濁すコトがあるんですね。

 

例えば、こんなやりとりに思い当たることはありませんか?

 

マネージャー「誰が?」

スタッフ「けっこうみんな言ってます」

マネージャー「みんなって誰?」

スタッフ「え〜○○さんと、○○さんとか…」

マネージャー「どっちの人が言いだしたの?結局は誰?」

スタッフ「…」

マネージャー「で、君はその件についてどう思うの?」

 

すごく「誰が」というのをボカシながらスタッフっていませんか?

聞く側(経営者やマネージャー・店長)がここまでしつこく聞かなければ、「みんながそう思ってるんだ〜」と、途中で変に納得してしまうコトだってありえます。

 

ただ、本当のところ

 

「みんな」

 

ということは殆どありえないのです。

 

正しくは、みんなに広がる前に、どんなことでも「最初の1人」がいるんですね。

ポジティブなことでもネガティブなことでも「最初の1人」の考えや気持ちが周囲に伝わった結果「みんな」になるわけです。

 

 

で、この1人をしっかりと特定することが必要であり、とても大切なケースもあるわけです。

 

それはネガティブなことの発端だとしても決して「責めたり」するために特定したいわけじゃないんです。

その人の考えを聞いて、「なぜ?そう思うようになったのか?」を知りたいだけなのです。

 

しかし、なぜだか「犯人探し」だと勘違いする人がいたりします。

 

なので、ここでは「しつこさ」が何より経営者・マネージャーには大切です。

しつこく聞いて「真実」を探して、最初の1人と話し合う。

 

ポジティブなことなら、それがみんなに広がったりするのはもちろん素敵なコト。

ネガティブなことでも、何らかの気づきが必ずあるから、最終的にはポジティブです。

一番良くないのは経営者やマネージャーが「みんな」を簡単に鵜呑みにしてしまうことでしょう。

 

 

これを読んでるあなたの周囲で「みんなが〜」という人がいたら、ぜひ「みんなって誰?」と繰り返し聞いてみてください。

相手は不快感を丸出してきますが、意外に「みんな」では無かったりするかもしれませんよから(笑)

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2015-05-15 | Posted in チームマネジメントComments Closed 

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