チームマネジメントを制する経営者は「誰が」をハッキリさせてる!
田口 淳之介
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読了時間 約 3 分です。
毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
今回の記事は
具体的に話すことって大切ですよね!!
というテーマの記事です。
具体的に話すということは、経営者・マネージャー・スタッフ…などの役職・役割に関係なくみんなが大切にしなくてはいけないことです。
会社(お店)なら2店舗以上あるような、同じ場所に全スタッフがいるわけではない場合、特に基本となることです。
スモールビジネスの店舗商売で1店舗と2店舗では、問題の数は「倍」ではなく「二乗」となる場合があります。
その原因の全てはコミニュケーションにあります。
コミニュケーションの中でも大切なのが「具体性」だと思います。
具体性っていうのは、
- いつ
- どこで
- 誰が(誰に)
- ナニを
- どのように
- なぜ?
がハッキリしているか?ってことです。
僕が、その中でも特に注意しているのは、「誰が」という固有名詞です。
日本人の性質なのかわかりませんが、あんまり良くないコトを伝える時にこの「誰が」を濁すコトがあるんですね。
例えば、こんなやりとりに思い当たることはありませんか?
マネージャー「誰が?」
スタッフ「けっこうみんな言ってます」
マネージャー「みんなって誰?」
スタッフ「え〜○○さんと、○○さんとか…」
マネージャー「どっちの人が言いだしたの?結局は誰?」
スタッフ「…」
マネージャー「で、君はその件についてどう思うの?」
すごく「誰が」というのをボカシながらスタッフっていませんか?
聞く側(経営者やマネージャー・店長)がここまでしつこく聞かなければ、「みんながそう思ってるんだ〜」と、途中で変に納得してしまうコトだってありえます。
ただ、本当のところ
「みんな」
ということは殆どありえないのです。
正しくは、みんなに広がる前に、どんなことでも「最初の1人」がいるんですね。
ポジティブなことでもネガティブなことでも「最初の1人」の考えや気持ちが周囲に伝わった結果「みんな」になるわけです。
で、この1人をしっかりと特定することが必要であり、とても大切なケースもあるわけです。
それはネガティブなことの発端だとしても決して「責めたり」するために特定したいわけじゃないんです。
その人の考えを聞いて、「なぜ?そう思うようになったのか?」を知りたいだけなのです。
しかし、なぜだか「犯人探し」だと勘違いする人がいたりします。
なので、ここでは「しつこさ」が何より経営者・マネージャーには大切です。
しつこく聞いて「真実」を探して、最初の1人と話し合う。
ポジティブなことなら、それがみんなに広がったりするのはもちろん素敵なコト。
ネガティブなことでも、何らかの気づきが必ずあるから、最終的にはポジティブです。
一番良くないのは経営者やマネージャーが「みんな」を簡単に鵜呑みにしてしまうことでしょう。
これを読んでるあなたの周囲で「みんなが〜」という人がいたら、ぜひ「みんなって誰?」と繰り返し聞いてみてください。
相手は不快感を丸出してきますが、意外に「みんな」では無かったりするかもしれませんよから(笑)
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬