部下にこう言われたらポジショニング変更のシグナル!
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口淳之介 プロフィール [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
今回は僕の大好きな仲間の1人。
Manamiとランチミーティングをしたので、そのことをお話ししたいと思います。
ミーティングの内容はすんご〜くプライベートなことから、すんご〜い「ザ!販売」のことまで幅広いテーマで行っています。
そんな中で、僕の悩みをManamiに打ち明けました。
それは、
「指示・命令で話していないのに、スタッフにはそう聞こえているんじゃないか?という不安がいつも付きまとっている。」
というものです。
こんな不安を抱くのには、理由があります。
僕は何かを思いつくと、そのために実行していくこともどんどんイメージが湧いてきて、スタートをきる前から全部のストーリーを話したくなる習性みたいなのものがあるんです。
しかし、僕のコトを「上司」と思っている人は、一気にそれを聞いてしまうと
「なんだか全部やらなくてはいけない気分」
になってしまうと思うんです。
もちろん、そんな風に思う必要はまったく無いのですが。
(普段は全然言うことを聞かないスタッフなのに、なぜかこの時ばかりは従順な部下の顔をしてくるので、僕の仲間はけっこうタチが悪いと思います 笑)
で、こんな理由から、Manamiに自分が感じてる不安をぶちまけたのでした。
すると
すると!!
すると〜〜!!!
Manamiはすました顔でこう言いました。
「それはしょうがない。それがマネージャーのポジション。
マネージャーが意識しても、相手がそう思ってるんだから。
どうしよもないことないですかぁ〜?」
おもいっきりすましたトーンで、かなり的を得たことを、なぜか上から目線で言ってきたわけです 笑
で、僕は言葉につまりながら「まぁなぁ〜」と返すのがやっとだったわけですが、さらにManamiはかぶせてきました。
「けっこう正直に言ったんですけど〜 キャハハハ」
なんで、笑っているのか意味がわかりませんが、とにかく笑ってきました。
で、本題です。
Manamiが言うのは、本当に的を得ている意見なのです。
これはどういうことかと言うと、マネージャーである僕の社内での「ポジショニング」の問題です。
彼女が入社してきたくらいから、僕は自社であらゆる説明を繰り返してきました。
それは「理由」や「目的」が不明瞭なことをしていると、クリエイティブな仕事が生まれないと感じていたからです。
なので、彼女たちの世代には「説明をきちんとしてくれる人」というブランディングが成立したのです。
そのため、自動的に僕が説明をするポジション。
相手は説明を聞くポジション。というのが成立したのです。
しかし、本来の僕はかなり「直感的」な存在なのです。
なので、もうそろそろ、この「説明をする」という社内でのポジションを卒業するタイミングが来たと感じました。
それは僕1人でこのポジションにいる必要が無くなったというシグナルでもあります。
ということは、スタッフがみんな育ってきたということなんです。
なので、僕はポジショニングを徐々に変更していくことに決めました。
これをマーケティング用語で「リポジショニング」と言います。
経営者・マネージャーはこのポジションの変更シグナルに敏感でいること。
徐々に変更していくのが上手な人はチームの調和を生み出しやすいと思います。
逆に、ポジショニングの変更を頑なに拒む人。また、いきなりポジショニングを変更しようとする人。
そういう人は。チームマネジメントがあんまり上手にいかないと思います。
ぜひ、これを読んでいるあなたも、ポジショニングの変更シグナルが出ていないか?
(もしくは、現在のポジショニングについて、どこにいるのか?)
ちょっと感じ取る時間をを創って考えてみるのもありかもですね!
最後までお読みいただきありがとうございました♬