映画ズートピアを息子と見て、これからのスモールビジネスを考えた
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
この記事には、多少のネタバレが含まれています。
それは困る!という方はスルーして下さいね。
見てきましたよ。
息子がず〜っと見たい!見たい!とうるさく騒いでいた映画
ズートピア
あらすじ
ズートピアのストーリー
様々な哺乳類動物が住む近代都市、ズートピアは、現実世界の大都市となんら変わらない文化のるつぼ。そこには様々な環境で育った、人間のように言葉を話す動物たちが忙しく生活している。
小さいネズミだろうと、大きな象だろうと、ズートピアには皆に同じだけのチャンスが転がっている。そう、動物たちが夢を叶えられる自由の都市がズートピアなのだ。
しかしそんなズートピアにもまた偏見と差別が蔓延していた。動物たちはそれぞれの社会層に分けられ、動物の種類によって役割が決まっている。そんな中で、ウサギのジュディ・ホップスは偏見にもめげずにウサギとして初めて警察官になろうとしていた。
さらに詳しくはこちら
ズートピアのあらすじとストーリーの裏側を大暴露!
はじめて息子と二人っきりで映画に行きました。
妻も祖母も、今日はお休みのなか、専門学校でお仕事だったので…
僕が息子といることになったわけです。
まぁ、単純に息子が保育園をサボったからで、ちゃんと行ってくれればそんなことにもならなかったわけですが、たまには2人きりの時間を過ごしてみたい。
そんな気持ちが僕にもあったのでしょう(笑)
で、わりとちゃんと映画を観た僕ですが、
「やっぱりこれからの時代はこういう流れか〜」と、再確認というか、なんというか考えさせられましたね。
その点を3つほどご紹介しますね。
世界をより良くしたい=つながりを創ること
主人公のジュディ・ホップス(うさぎ)は、何度も映画の中で「世界をより良くしたい」と言います。
より良くしたい自分と、結果的にその逆になるようなことを行ってしまう自分との葛藤を描いている映画でもあるのですが、よく観ていると「世界をより良くしたい」というのは「つながり」を育むことを指してるんですね。
映画の中では、肉食動物と草食動物とのつながりのことを言っているのですが、その人達のつながり。
特に心のつながりを持つこと。そういうことを表現しています。
これは、スモールビジネスの世界(SNSの世界でも)同じことが言えると思うんです。
本来つながっているものの中に、断絶があるのは悲しいことですし、混乱の元なのですね。
例えば仕事で言うなら、
みんなお客様にハッピーを感じてもらいたいだけ
という、つながるべくしてつながった理由があるとします。
しかし、年齢・キャリア・性別・考え方の違いで、自分たちからつながりを切ってしまう。
それの大元は「勝手な思い込み」でしかないわけです。
そんなことが、子供向けの映画の中に織り込まれていると感じました。
「違い」は違いでしか無く、怖れの気持ちを抱く必要性がない
違うことは、ただ「違う」というだけのことです。
そこにジャッジ(判断)が入ると、色んなことがややこしくなります。
特に、怖れの気持ちからジャッジがくだされると、差別的なことが増えます。
面白いと思ったのは、映画の中では一見優しそうに見える草食動物が、肉食動物(キツネ)を差別してイジメるのです。
この描写は「怖れ」の感情を直感的に理解するのに、とてもわかりやすい話しです。
僕は、そのシーンを観ていると、”傷ついて悲しんでいる経営者の顔”が無数に浮かびました。
いつだって、経営者や幹部には責任があります。
そして、一般社員とは様々な扱いが違うかもしれません。
しかし、現代ではどちらが高圧的で、どちらが傷つきやすい環境にあるのか…
僕の中ではクエッションなところもあるのが事実です。
(良い悪いの話しではなくね。きっとフラットな関係性が育まれる時代の移行期だと思ってるから。個人的には)
ネットやSNSで叩かれる有名・無名問わず、経営者を見るとあなただって何が正解かわからなくなりませんか?
誰が強者で、誰が弱者かわからなくなりませんか?
弱いフリをする強い者がいることを知らなくては、危険がいっぱいだと思うんです。
才能を活かす場所は、自ずとやってくる
キツネ(詐欺師)が、最後は警官になります。
その才能を見出されて。
もちろん、映画の中の話しだけど、ひょんなところから自分の才能に見合った適切な場所に行くこと。
そういうことは、20年前と比べたら、多くの人に普通に起こることだと思うんです。
僕自身も、21歳の時に今のようにセミナー講師をしたり、経営者やマネージャーの方にパーソナルセッションを提供するなんて、全く想像もしていませんでした。
21歳の頃は、なぜかは忘れたけど区役所で喧嘩になって、そこから住所不定の人生を2年くらい過ごしていた…
(アホな話しです。今考えたら…)
そう考えると、そういう偶然のように起こることにも、意味があって、それが意外にチャンスだったりもする。という感覚が自然と湧きます。
もちろん、日々コツコツと大切なことを実行していくこと。
そして、映画の中のキツネのように、ここぞ!というポイントで他者のために真剣になる。というのができない人はそういうチャンスは開かないようにも思いますが。
まとめ
映画を見ながら、息子に「ポップコーン食べろよ」しか言わなかったパパですが…
パパはパパなりに映画をみて想うことがありました。
息子は息子なりに想うことがあったようで、映画の後の車中でいろいろ話してきました。
きっと、子供の頃からこういう映画を見て育ったら、色んな感覚が違って育つのが当然です。映画の中の電話はスマフォだし、それが当然だし。
息子と同じ年頃に、ガメラとかゴジラのような映画を見てた僕とは、
ぜんぜん違う時代を生きて、
違う発想をするんだろうなぁ〜。
そんなことを痛感しています。
世界がより良くなるには、全てのテーマは「個」にかえされる。
そんなことを思った1日でした。
※時代が違っても…学校的なものを簡単にサボるのはDNAなのかな?とも思った1日でした。
最後までお読みいただきありがとうございました♬