原点に戻る。山中湖から持ちつ持たれつを振り返る…
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口淳之介 プロフィール [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
原点に戻る。山中湖から持ちつ持たれつを振り返る…
3月11日
あの日僕は名古屋でセミナーの打ち合わせをしていました。
その際中に感じた「怖れ」は今でも忘れません。
実際の被害は無い、遠く離れた場所で僕が感じたこと。
そして、その時に自分の中で何かが「パン」と音を立てて壊れていったこと。
それは今でもハッキリとおぼえています。
それまでの僕は、頭で考えたことが全てで、全部自分でどうにかできると傲慢な態度で生きていました。
そのため、自分の気持ちを完全に無視して、さらには周囲の人の気持も無視して、とにかくこうすればこうなる。
こうなるためには、そうする。
と、得意気に吹聴していたのです。
しかし、あの日、もう何年もず〜っと流してなかった涙が溢れました。
さらに想像を絶する被害にあった人達が、お互いに支え合う映像をTVでみて、なんか新しい生き方をしなくてはいけない。
そう強く思ったのです。
極めつけは、名前も知らないおじさんが、TVでお互いを支え合う。
そのことを、「持ちつ持たれつですよ…」と最も短い日本語で表現していました。
それは、全く飾りのついてないただの本音でした。
僕は、「そっか…人って助け合ったりするもんなんだ。」と、また涙を流したのです。
いま、僕は山中湖で「ありのままの自分で働く」というリトリートを開催しています。
きっと、あの日に受けたショックがなかったら、今頃も頭だけで考えて、頭だけで話して、得意気になっていたと思います。
豊かな時間の中で学んだり、大切な人達とビジネスのことや自分の在り方を話すことは無かったと思います。
あの日の出来事は、日本中の多くの人にショックを与えたと思います。
そのショックをどう受け止め、どう自分の人生に活かすのかは、ホントに個々の判断なんだと思います。
自分は実際に被災していないので、実際に体験した人達の苦しみや哀しみがわかるなんて、口がさけても言えないですが…
ただ、あの日のできごとを自分の人生や周囲にいる人達との明日のために役立てることは、自分の責任の範囲の中で実行できるのも確かなことです。
支えてくれる仲間、存在する仕事。毎日を一緒に過ごせる家族。
そんな、全てのものに感謝して生きていこうと思います。
自分の原点である「持ちつ持たれつ」を想い出して記事を書きました。
最後までお読みいただきありがとうございました♬