『イジメを無くす』ことできないけど『愛を届ける!』ことならできる《パパと娘とトラブル》
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
この記事は田口淳之介の日常体験をもとに、個人的な気持ちや考えを綴った…
自由な記事です。
カテゴリーは ただの日記
ボク、スモールビジネスの経営者や幹部の方に『人関関係の仕組み』と『真実のコミュニケーション』を伝えてます。
普段は…
なぜなら、スモールビジネスを通して、地域に安心・安全を広げたいからです。
これが、ボクのビジョンです。
まぁ、この話しは今日はいいんです。
今日はスモールビジネスプロデュサーとしてでもなく、顧問としてでもない。
パパとして記事を書いてますから。
で、ボクはパパとして完全なる屑です。
旦那としても完全なる屑です。
あっ、この情報はいらなかったですね…
ただ、『良いパパ』とかに勘違いされたりすると、面倒くさいのと思ったのでカミングアウトしておきました。
先日、ボクの娘が『お友達に陰口を言われている』という話しを娘から聞きました。
ちなみに、娘は小学校4年生の女の子です。
どんな陰口かというと、
- 服がダサい(おいおい!妻のモエちゃんが選んでるんだぞ~~(笑))
- オタク(確かにね!)
- 月水木金は悪口言う!(火曜日はなんかあんのかい!)
- 屋上から落ちたらどんな顔になるだろうね(あっ、コレはあかん。シャレにならんよ)
ということで、ボクは娘に聞きました。
ボク
『ねぇ?どうするの?』
娘
『陰口だからね…証拠ないしね』
ボク
『はっ?でも、パパは嫌なんだけど。大切な娘が陰口言われてるの』
娘
『う~ん。でも、どうでもいいかな…”つまらん”って感じだよ』
ボク
『いや、それ現実から逃げてるだけじゃない?ちゃんと処理してよ』
娘
『じゃあ、スマホを持っていって、録音していくかぁ。でも、スマホを学校に持ってくと私が怒られるんだよねぇ』
ボクの心の声
『こいつ…怒ってるとかじゃないな。揉めるとき、完全にパパと同じ感覚を持ってる!
ヤバイ!ヤバイ!小4の女の子なのに!!そんなコトさせたくない!!!っつーかDNAってあるんだなぁ』
ボク
『え~~~。今回は、パパが処理するわ』
娘(ここで初めてキレる!)
『はっ!なんで子供のことに親が入ってくんの💢』
ボク
『それは、陰口を言われてるのが嫌だからだよ。
だって娘ちゃんはパパの宝物だから。それに、お友達も誰かに止めて欲しいと思うよ。その暴走をね。』
ママ
『娘ちゃん。じゃないと、そのお友達が5・6年生になったら、多分イジメられる側に回るから、今のうちにやっとかないと、お友達も可哀想になるんだよ。今回はパパだね(笑)』
ということで、屑パパのボクは初めて自ら学校に電話して、先生に協力してもらいながら解決しました。
“カゲグチ”解決マインド
まず、陰口をやめてもらい、なおかつ陰口を言っていたお友達・陰口を聞かされていたお友達・娘の3人が、仲良くなる。
本当に、子供たちみんなが安心安全を感じられるようになる。ってところを今回のゴールにしました。
『この問題を通して、そこに関わった子供たちみんなが成長していく』ということを、願う気持ちでスタートさせたんですね。
ちなみに、これが最上級の問題解決です。(とりあえず、ボクの中では)
最低ラインの解決は、我が家が『逃げる』です。
最低ラインの一つ上の解決は、我が家が相手を『攻撃する』です。
この最高・最低のボーダーラインも冷静に見つつ、最上級の解決になるよう、コトを進めていきます。
これって、ボクよくよく考えると、ボクが仕事するときとまったく同じ発想です…
解決するために話したこと《先生との具体的なやりとり》
まず、担任の先生に電話します。
そして、現状把握を行うように依頼しました。
ボク
『はじめまして!娘ちゃんのパパの田口です。
え~コレコレこんなことがあるらしいんですけど、ちょっとお願いしたいことがあるんです』
先生
『はい!なんですか?パパさん』
ボク
『まず、陰口が事実なのか?そこを調査してください。唯一の条件は、娘にバレないように調査して欲しいんですけど、できますか?』
先生
『わかりました!今日にでも、陰口を言っているという生徒に、確認してみます』
ボク
『あっ、お願いします。で、調査が完了したら、ボクに連絡くださいね』
〜調査結果〜
先生
『もしもし、担任の〇〇です』
ボク
『先生、いかがでした?』
先生
『はい、パパさんの言っていたことは、全部事実でした。
で、その子にも陰口を聞いていた子にも確認しました。
それで、私もその子としっかり話しました。
で、これは子供だけの話しじゃないからということを本人に伝え、相手の親御さんにも連絡させて頂きました。』
ボク
『わかりました。で、先生の希望と言うか、落とし所みたいなのはありますか?』
先生
『あす、田口さんの娘ちゃんに、ちゃんと謝らさせます。』
ボク
『あっ、ダメですね。多分、その子が意地悪したのは”心が乾いてるから”だと思うんです。
大人の圧力で謝らさせても、どうにもならないですね。
もっと、酷い陰口を言うか、もっと弱い子をターゲットにするしかなくなりますから。って言うかボクがその子の立場なら、そうしますからね…』
先生
『確かに…では、どうしましょう?』
ボク
『う~ん。とりあえず、ちゃんと自分に向き合う時間をつくってほしいので、娘に対する謝罪の手紙を書かせてください。
で、明日4人。
先生と、子供たち3人で話してください。
多分、陰口を聞いていた子も傷ついているし、うちの娘も少しは傷ついてると思うので、4人で話してください。
そこで、娘がそのお友達を許したら、それで大丈夫だと思います。』
先生
『わかりました。パパさんの言うこと、よくわかったので、そうさせてもらいます』
ボク
『あと、この話しは相手の親御さんにも届いてるんですよね?』
先生
『はい。お伝えさせてもらいました』
ボク
『わかりました。まぁ、それはいいとして明日は先生頼みますね~!また、結果を報告してくださいね』
翌日には、娘とお友達と先生の4人でちゃんと話し合い、子供たちはすぐに仲良く遊んでいたらしいです。
ボクは先生から連絡もらった時に、セミナーしてて、電話に出れなかったので、妻が最後は先生からの報告を受けてくれていました。
まぁ、なにはともあれ良かったです!
ボクの想像したゴール。
ある意味でそれ以上の結果だったしね。
で、ボクはお母さんから、お子さんのことについても相談されます。
経営者さんからも、よくお子さんのことについて相談されます。
ボクは子育ての専門家では無いから、よくわかりません。
だいたい家族全員に『パパは終わってる』と思われてるボクが、誰かに意見したりアドバイスなんてできるわけがないんですけど。
その分野でね。
ただ『ボクが子供にどう向き合い、どう接するか?』という話しならシェアできます。
ほんで、きっとこんなコトに正解なんて無いですよね。
そのたびに、子供と話すしか無いんですよね。
コレが、すこぶる面倒くさい…
正直言って、本当に面倒くさい…
でも、面倒くさいって感じるのと、対処できないのは違うんですね。
ボクは屑パパだから普段はナンにもしないです。
全くナンにもしないです。
出張ばっかし行くし、呑みにいっちゃうだけです。
ナンにも家族から期待されてないです。
万が一期待されても、笑顔で無視しています。
でも『家族のピンチ』や『ちょっと複雑だね』って時は、ササッと解決しています。
それができなかったら、屑パパじゃなくて、ただの”屑”になっちゃうので、そこんとこは外せないポイントですね。
そして、ボクの子供に限らず、地域に住む子供たち、みんなが安心・安全に生活できて、成長できる場をサポートしていく。
ボクにとっては、これは凄くすご〜く大切なことです。
もう、死ぬほど大切なことです。
ボクはイジメを無くすことなんてできないと思うんです。
大人でも、そういうことをする人ってゴマンといるし、実際にするかどうかは別として、そういう気持ちを持つのが人間と言えば人間だと思うからです。
と、同時に自分にも他人にもイジワルな気分で、イジワルな言動を選択するのではなく、『愛を届けよう』という選択もできるのが人間だと思うんです。
ある程度の年齢になったら、自分の中に眠るダークな一面をちゃんと理解する。
理解した上で『成熟した大人の解決策』を提示し、実際に行動に移す。
ボクは、そんな大人でありたいし、そんな人達を増やしたいし、そんな人達と喜びあいたいんですね。
そして、子供たちが大人になるコト自体に、ワクワクしてくれたら嬉しいですね。
あなたもきっと、ボクと同じように感じてるでしょ❗
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最後までお読みいただきありがとうございました♬