workshop形式でミーティングを行う5つの理由
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田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
僕はミーティングをworkshop形式で行うことがよくあります。
先日も、2015年の売上をどう創造していくのか?というようなテーマで、さらに成長を楽しめるようミーティングを行いました。
テーマ(問題)を解決したり、何か新しいコトを始めるにあたっても、workshop形式だと一方的なミーティングよりは確実に理解が深まると思います。
ちなみに、workshopにも色んな形があると思うしこれが正解!というのも無いような気がするのですが、僕の「正解は考えと気持ち」が一つになることです。
正解というより目指すゴールという感じですが☆
そういう意味では、毎回ゴール設定を明確にしているので、ある意味ミーティングは外れなしです。
それでは、僕達が行っているworkshop形式のミーティングにはいくつかメリットがあるので、ここでは5つ紹介していきますね。
参加者の考えやアイディアが全部聞ける(見れる)
workshop形式のミーティングでは、最初にテーマについて紙にアイディアや考えを書き出してもらうところからスタートします。
この方法は、普段現場で働いてる人の考えていることを余すところ無く聞くための最初のステップです。
何よりも素敵だな〜と思うのは、準備をさせていないので余分な時間もとらないし、ここで参加者の意識が平等に並べられるコトです。
ちなみに、今回は「2015年 さらにお客様が喜んでくれたのはなぜ?」という未来を見つめて、そこからアンサーを書く。というテーマで全員で100個になるように書いてもらいました。
所要時間もわずか(10〜15分くらい)だし、みんなで書いたものを回すので、人数が何人でもそんなに時間がかからない。
そして、共通点・違う意見などを一瞬にして自分の中に取り込むことができる。
これは、本当に素晴らしいです。
質問を中心に進められるから、一方的に会議にならない
workshop形式のミーティングは、基本的に適切な質問によって進行していきます。
だから、殆ど命令がありません。
命令が悪いわけじゃないけど、僕らのように人に喜んでいただくビジネスには、命令があんまり必要じゃない。
ということで、質問⇒アンサーを繰り返していくだけで、大抵のことは大丈夫なのです。
例えば、ミーティングで幹部や店長に『命令』だと感じられたら、そのお店全体に『命令』のエネルギーが充満するでしょう。
そうすると、不要なプレッシャーが生まれる可能性もあります。
プレッシャーの中では「自主的なアイディアを実行に移す」ということは、とても困難になりやすいので、ミーティングの在り方には心を配っているわけです。
不満とか不安も聴きやすい・伝えやすい
一般的に「良いこと」だけがテーマとは限りません。
例えば、今回のミーティングでは2015年を創るにあたり、2014年を振り返るシーンもあったのですが、その中で
「もっと後輩に”目の前のお客様に集中しよう”ということを伝えるコトができていたら…」という反省点が浮かび上がりました。
では、なぜ「伝えきれなかったのか?」ということを、みんなで話すことが可能なのがworkshop形式のミーティングです。
不安・不満が自然と浮かび上がるから、何かを頑張っておこなう。という感じが殆ど無く、自然と解消していく。
例えて言うなら、春の雪解けのようなイメージでモノゴトが進みます。
その感覚は何かを達成した時に「出てきちゃったね。。」という感じがフィーリングとして1番近いです。
チーム内にフラットな関係ができていく
前文から感じ取ってもらえるかもしれませんが、workshop形式のミーティングでは僕がファシリテーターとして存在しています。
参加者のみんなが、会社やチームを良くする!という立場なのです。
だから、一人ひとりが尊重されているので、フラットな関係です。
これは、慣れ親しんでいなかったり、社長・マネージャーとして必要以上に責任感を感じてる人には信じられないくらい”軽く”見られちゃうかもしれませんが、「重けりゃいい」というわけでもないと思うので、僕は気に入っています。
また、フラットな方が情報の伝達がスムーズだという点も見逃せません。
本当の問題(テーマ)が見つかりやすい
本当のテーマは仕事場の中にあります。 それは言い換えるなら、働く人の心のなかにあるものなのです。
また、それは僕の中にあるかもしれないし、ひょっとしたら僕と妻の中にあるかもしれません。
突拍子もなく聞こえるかもしれませんが、例えば、
「いつも ミスを繰り返してしまい、怒られている人」がいるとします。
このような人を叱ったり、ミスをしないようにマニュアルを創ってトレーニングをさせたりすることもできます。
しかし、本当のところ、その人がミスを繰り返す理由は誰にもわからないし、本人さえ気づいていないかもしれません。
それでも、そのテーマを見つけて、みんなで応援したり温かい目で見てあげたりすることは、とても価値のあることだと感じています。
今回のミーティングでは参加している店長がファシリテーターを変わってくれて、こんな質問を僕に投げかけてくれました。
店長「夫婦はうまくやっていますか?」
僕「実はね。。最近すごくいいんだよ!・・・・」
という具合に。
男性には受け入れにくいかもしれません。バリバリやってるビジネスウーマンにも非合理的にみえるかも。
でも、誰でも自分が病気だったり、家族との関係がギクシャクしていたら仕事に集中するのは難しいと思います。
ここで、思い出して欲しいのは、女性がランチをしている時には、一見脈絡のない話が延々と繰り広げられていることです。
直線思考では、聞いていても話に追いつくのが難しですが(男の僕にとっては)ゴールの「仲良く食事する」には到達しています。
女性のランチはある意味で究極のworkshopかもしれません(笑)
以上がworkshop形式のミーティング 5つのメリットです!
ぜひ、取り入れて見たらいかがでしょう?
また、機会をみて社内workshopの方法を皆さんにお伝えしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました♬