自分にウソをつくのをやめる!『コツコツ』を大切にしていく心を育てる
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田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
『会社を良くしたい』なんて大嘘
『会社を良くしたい!』とか『お店を良くしたい』
スモールビジネスの社長さんってみんな言います。
でも、本気で思って、本気で言ってるのは、だいたい2割くらいの方じゃないですか?
極端なことを言えば、だいたいウソです。
ウソって言うと、言葉が悪いというか…
違う感じがするけど…
なんて言ったらいいのかなぁ?
『ウソという自覚のない嘘』って感じです。
誰かを騙したり傷つけたりしたいわけじゃなく、なんとなく自分の心を誤魔化しているような、そんなウソのことです。
早い話し『会社が良くなったらいいなぁ』くらいの”期待”を口にしてるだけです。
だいたい8割くらいの社長さんはそんな感じです。
(社長の集まる会あるあるとは思うんですが、儲かっている社長20%と『なんとか、やってます…』みたいな社長さんが80%とか、そんな構成でできていませんか?)
コレ、ボクの体感ですよ。
あくまでも…
だから、話し半分…
いや、それ以下で聞いてくださいね。
『会社を良くする』とか『お店を良くする』と決めている。
そういう心の状態と、『良くなったらいいなぁ』という、淡い期待を抱いているだけの心の状態では、その結果に天と地ほどの差があるんです。
で、その違いは誰にだってわかります。
このポイントを見れば、誰にだって簡単に!
そう、『継続力』のある会社かどうかです。
会社の成長には2種類の波がある
会社やお店が成長していく時には、2種類の力が働くと思うんですね。
一つは『爆発力』です。
この『爆発力』がある時には、会社やお店の売上げが一気に伸びたり、従業員が増えたりします。
新しく起ち上げたばかりの会社とか、出したばかりの新店には、この波が起こりやすいですよね。
また、時代の流れと社長の呼吸がピッタリあっている場合も『爆発力』を体験します。
もう一つ、会社やお店が成長していくために欠かせない力。
それが『継続力』です。
この『継続力』ってのは、スモールビジネスにとって絶対に必要な力です。
でも…
かなりの割合で『軽視』されています。
いやね。
正面切って、軽く見られてるわけでは無いんです。
でも、軽く見られているという…
なんともややこしい問題があります。
特にビジネス経験の中で、『爆発力』を早い段階で体感した人。
その体験で、それなりに良い思いができた方ほど、会社に必要なコミュニケーションをコツコツと積み上げていくことができないのです。
早い話し、本当に『地味に見えることをコツコツしていくこと』が苦手なんです。
地味に見えることをコツコツしていくのが苦手な人の頭の中は?
地味に見えることをコツコツしていくのが苦手な人は、自分の会社の現状。
そして、それらを取り巻く社会の状況に対して、自分自身を変化させられない人です。
頭がカチコチなんです。
例えばの話しですが…
同業で、業績の良い他社を見たとします。
『すごい!』とか『強い!』とか『大きい!』とか、派手に見えるところには目がいくんです。
でも、それを支える地味な活動には目がいかないんです。
もし着目できたとしても『自分が同じような状況を、自社で創り出すにはどうしたらいいのか?』という発想になってないんです。
こういう人はスモールビジネスの大原則である『適社生存』を理解していないとも言えますね。
てきしゃせいぞん [1] 【適者生存】 〔survival of the fittest〕
生存競争において,ある環境に最も適した生物が生存し得るという考え。 〔 H =スペンサーによって提唱された)
だいたい、こういう人ほど部下に売上げの話しや数字の話しはするけど、具体的な話しはしません。
そして『コツコツやれ』とか、それらしいコトを言うけど、その声掛けを部下にコツコツとすることはできないんです。
ここ重要です。
同じことを繰り返し、繰り返し
『できるようになるまで』
伝え続けることができない
なので、いつまでたっても本当に大切なことが『できない』ままの会社(お店)なんです。
なぜなら、継続できない自分と継続できない仲間がそこにいるから。
継続には浄化作用がある
この記事は『継続できない人って、ダメだよね』と伝えたいわけでも、責めたいわけでもありません。
むしろその逆です。
これまでは『継続』することが苦手だった人が、継続力を身につけてもらうために話してるんです。
土台となるベースをしっかりとした会社を創る。とは、
コツコツと継続していくことを当然とする会社・お店を創るということ。
この理解を。
そして、そういうマインドをスモールビジネスの経営者や幹部の方とわかちあいたくて、話してるんですね。
だから『継続するとこんな良いことがあるよ!』というのをボクなりにお話しします。
まず『継続』には、浄化作用があります。
ナニを浄化するのかというと、自分の古い考えや傷ついた気持ちです。
経験の中で、自分が持ってしまった『誤った考え』です。
こういう考えを持っていない人は、一人もいませんね。
自分がしていた『誤解』とか『雑念』を洗い流してくれるんですね。
なぜなら、継続とは『小さい変化をたくさん経験すること』だからです。
『変わらずに、同じことを続けてる』ように外部からは見えるかもしれません。
けど、継続してる本人は、実は小さい変化をた〜くさん経験してるのです。
もっと正確に言えば、本人にとっては小さな変化どころか、かなり大きな変化も体験してるんです。
そうやって、色んな変化を感じ取っていく中で、どんどん頭も心も柔軟になっていき、不要なものが洗い流されていく。
だから、時代やお客様、仲間に適した自分・自社を創ることができるのです。
継続のメリットって、本当はこんなもんです。
で、こんなもんが…
メチャクチャ大切だったりします。
ナニかを継続していると、他人から信用してもらえたりしますが…
あらゆるスモールビジネスが『信用を販売』しているわけで、これはこれで大切です。
死ぬほどね。
それでもボクの中では”おまけ”です。
なぜなら、信用されるために『継続』するわけじゃないからです。
自分の成長を通じて、だれか他の人に貢献していく。
そのプロセスの一つの動きの中に『継続』が必要なだけですよ!ということです。
あんまりうまく伝えられてないですね(汗)
単純に『人からどう見られるか?だけを、行動の動機にしちゃダメだよ』ってことです。
そんな思いでモノゴトをスタートさせても、絶対に頓挫するよ。
もしくは、すんごいストレスにやられるよ!
って意味です。
まとめ:『継続』をオオゴトにしない
ここまで『継続って大切だ〜』と言ってきたのに…
真逆に聞こえることを言いますね。
モノゴトを継続できてる人は、みんな『継続』を普通のコトとしています。
継続することが苦手な人ほど継続をオオゴトにしてるんですよね。
そして、心が定まっていないんです。
自分のやりたいことややるべきこと。
自分の意識に心が定まっていない。
定まっていないから、一喜一憂するし慌てるし…
すぐに新しい情報に飛びついて、情報ジプシーみたいになるし…
だから、本当は継続が苦手な人なんていないのかもしれません。
心が定まった人と、まだ定まっていない人がいるだけなんだと思います。
もしね。
いま、自分に聞けるなら聴いてみて欲しいんです。
『私は、私の仕事にちゃんと心が定まっているのかな?』って。
別に定まっていなくてもいいし、揺らいでいてもいい。
そうやって確認しながら、定めていけばいいんじゃないかな?って思うんです。
ボク達の心は、訓練しないとすぐに楽に見えるしんどい方に流れていってしまい、やっぱりしんどくなるから。
ぜひ、優しく自分に聴いてみてくださいね。
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