今すぐやめたい!従業員がダメになる『褒め方』
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田口 淳之介
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従業員は『褒めて』も伸びない!?
あなたは従業員(スタッフ)を褒めていますか?
人を褒めるのが上手な人もいれば、殆ど褒めるということをしない人もいますよね。
僕はよく友人たちに「人を褒めるのがうまい」と言われます。
言われるけど、自分自身では「褒めよう」なんて思ってもいないし、褒めるのがうまいとも思いません。
これっていったいどういうこと?
そう思ったので、自分の中で整理してみたんです。
それは『従業員(スタッフ)教育』にもつながる話しです。
『褒める』というより『認める』を大切にしている
褒める
すぐれているとして、その人や事を良く言う。
褒めるというのは、何かできたときや努力の姿勢に対して、ポジティブな声をかけることですよね?
僕は『褒める』という言葉について、そんな印象を持っています。
では『褒める』前に僕はナニをしているのか?
それは『認める』ということをしているんですね。
例えば、A君が目標売上げを達成した。
そのことを褒める。というシーンがあったとしましょう。
普通の人は「A君、おめでとう!すごいね目標達成できたね!!」というような声掛けをしてあげると思うんです。
僕の場合は「A君、目標達成できたね。どんな感じ?」となります。
さながらインタビュアーのように話しかけています。
そう聞かれたら、A君は感想や体験を話してくれます。
その話しを聞いた上で「すごい」と思ったところは「すごい」と伝えます。
「大変だったんだろうなぁ」というところがあれば「大変だったね〜」と伝えます。
よくよく考えたら、僕は全然褒めていないですね(笑)
ただ、A君のしていることや考え、気持ちを認めているだけです。
認めた上で僕の感想を伝えているだけなんですね。
なぜ、僕が従業員(スタッフ)を褒めないのか?
で、自分でもなんで従業員(スタッフ)を褒めないのか、考えてみると理由がありました。
間違った褒め方をすると、ダメな従業員が生み出される
間違った褒め方とは…
- 褒めるポイントを外す
- 褒めるタイミングを外す
- 褒め過ぎて仕事のハードルを下げすぎてしまう
上記のような間違った褒め方をされている従業員は『良い仕事をしよう!』とはなりません。
褒められたくて仕事する人をつくりだす
上司や先輩に褒められたい!
そんな時期があってもいいんですよ。
ただ、それをず〜っと続けるのってスゴイ幼稚な働き方だと思うんです。
「褒められたい」と思って仕事をしている人は、褒められなかった時にふてくされたり、やる気を失ったりしますから。
だから、褒めるより『認める』を大切にしています。
僕が気にしてほしいのは、いつもお客様のこと
上司に褒められたい!という気持ちを、過剰に持たせないようにしなくてはいけませんね。
働く人にとって一番大切なのはお客様に喜んでもらうことだからです。
お客様が喜んでくれれば、みんな嬉しいし、やりがいにもなります。
収益もあがります。
上司に褒められたい!という気持ちを抱かせるとお客様に対しての気持ちが薄らいでしまう人もいます。
まとめ
上司が部下を『褒める』場合には、『認める』という行為がワンセットになっています。
しかし、この『認める』が入っていない『褒める』は人を伸ばすどころか腐らしてしまうのです。
そして、従業員(スタッフ)を認めることができる人は自分自身のことも『認める』ことができる人です。
自分のポジティブなところもネガティブなところも認めるコトができる人は、無理に褒めようとしません。
すごく自然に、相手が自分から伸びたくなるような言葉が出ると思います。
『褒める』ってホント、奥が深いと感じます。
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬