共感がマーケティングの基本になるならマネジメントだって!
田口 淳之介
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ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
この数年間で確実に
「ああいう感じいいよね~」という共感が「モノが売れる理由」になってきてますよね。
では、なぜ共感でモノが売れるのか?と考えると、
人は何に共感するのか?ということを、どうしても考えてしまします。
考えてみると、人が一番共感するものは「人」のような気がします。
ルックス・考え方・趣味趣向…色んなものがあるけど、結局は「人」なんですね。
でも、この「共感」って感じるものだから、なんだかこれまでの販売方法に執着してると、ちょっと難しく感じてしまいます。
お仕事のほとんどは、お客様のなんらかの「欲求」を満たすためにあります。
そして、これまではわりと「欲求」が明確化してました。
というか、明確化する努力をありとあらゆる企業がしてきたと思います。
また、ある一定数の人が、明確化されたものを抵抗なく購入していたように思います。
それは言い換えれば「共感」が「納得」に近いニュアンスなら、これまでは「説得」されたかどうか?という指標が強かったように思います。
(もちろん、一部のスモールビジネスはずっと「共感」を土台に運営してきたのですが)
しかし、今は「買う人の欲求」が細分化されまくっているから、なかなか「万人に受ける」というものは、創り出しにくい流れになっていると思います。
また「万人に受ける」ものを創って販売するのにはお金がかかってしまう。
逆に、「これが好きなの!」というお客様を創るのには、お金はかからないが「これが好き」に共感した気持ちが創り手になくては、そもそも売れる物が創れないような気がします。
きっと、これが世間で言われている「共感をベースにしたマーケティング」の根本にある考え方だと思います。
これから考えると、チームマネジメントも同じです。
画一的なトレーニングや目標設定では、働く人のニッチな欲求には答えられないのです。
そして、物を販売するのと同じで、仲間に「共感する気持ち」がなくてはマネージャーは会社の目指すところや、やるべきことを、スタッフに買ってもらえないのです。
ココが時代の分かれ目で、凄く問題になっているところです。
販売はお金に直結するから「共感マーケティング」というネーミングで、浸透していく。
しかし、教育は教育する立場の人たちが「共感してもらった経験」が乏しいので(どちらかというと、何クソ〜!とか、みんなで競争したりとか、そんな時代を生きてきたので)簡単には移行できません。
お客様には「共感」を使えても部下や後輩には「共感」しない。というスタンスになってしまっています。
僕、モノの販売には、その時代に生きる人達の「意識の流れ」みたいなものがあると思うんです。
お客様には「共感」で販売する。
ではマネージャーはどうしたらいいのか?
ということを考えていかないと、販売とスタッフの成長にギャップが生まれて、そのギャップで自らを苦しめるコトになるんじゃないかな〜。と、そんな気がします。
「共感」なかなか深いキーワードなので、今後も研究してBlogでUPしていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました♬