iPhone6に変えて考えた便利とワクワクの共存。
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田口 淳之介
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読了時間 約 3 分です。
昨日変えたんです。 iPhone5からiPhone6に!
予約もせず、飛び込みでsoftbankへ行ってきて、その場で機種変更。
一番の原因はiPhone5の「カメラが傷ついていたのが嫌だった。」ということなんですが、使用した感想は、完璧に使いやすくなってる!って感じる。
で、今回の記事は別にレビューじゃないんです。
僕はiPhone3GからのiPhoneユーザーですが、色々お客様の気持ちを考えるきっかけになるな〜と…
そんなことを思ったので、記事にしてみます。
便利なのに。
便利なんですよ! 本当に。まだ買って十数時間ですが、例えば 今回 僕が買ったのは128GBという、最大容量のiPhone6。
もうこれだけで、僕のmacに入ってるiTunesの音楽が全て入っちゃう。車とiPhoneはBluetoothで繋がってるから、もうこれからは、車のHDDに音楽をわざわざ録音することもない。
他にも、色々あると思う。 便利なこと。
でも、ワクワクしてないのも事実。だから、そんなにいじってないから、まだ、わからない。
すんごい便利なのに、ワクワクはしない。
便利とワクワクは同時にやってこないのかな〜…なんて思ってみたりもする。
初めてのワクワクはボーナスポイント
初めてiPhoneを手にしたときは、すごいワクワクしたんですよね〜。
”初めて”の特権だけど、何もかもが新鮮ですごい!!と。
で、シリーズ化されていってiPhone4・iPhone5と買っていくうちに、予想がいっぱいできるようになって、明らかにappleのクオリティはあがってるのに、僕の購買テンションは下がってきてる。
この反比例・・僕も生み出していると思う
iPhoneほどすごい驚き&インパクトを与えていないから、そのテンションの幅はせまいけど、どんなサービス業でも、新しいサービスを導入すると、その地点からいずれ飽きられる方にむかっていく。(放物線を描くように)
例えば僕が今日作業をしていた、年に2回のカタログ(普段、人気のアイテムを特別な価格で特別なお客様にお送りするもの)とかも、いい意味で恒例になるようにしていきたいけど、最初に感動してくれた人がいたとしたら、ちょっとずつ飽きてきていくはず。
この、最初に良かった!とか感動してもらった分だけ起こる、お客様のテンションが下がる感じ。
人間だからなんだろうけど、なんだか考えさせられます。
かといって、飽きられるのが怖くてまったく何も新しいことをしなかったら、その時点で飽きられるわけで…
もう、新しいことをするときに、飽きられることもセット販売されてるということで、当然みたいなかんじ。
すごい!って言われるのをいつにしたいのか?
登場段階ですごい!って言われると、サービスや物は下降していきやすい。(ギャップがすごいよね。)
じゃあ、いつすごい!って言われたいのか。また、自分で思いたいのか?
「新しくてすごい」に僕はすご〜いあこがれがあるけど、やっぱり自分に合った生き方は、緩やかな変化の中で、
長く続いているからすごいと。
そっちをとっちゃう。
多分、だんだん年を重ねて 少しずつそうなっているから、これから、そっちに傾いていくんじゃないかなぁ〜と。
このブログで吉本新喜劇を例に出すけど 50年続くようなものは、基本的な理念のようなものは変わっていないと思う。
しかし、キャストやギャグや、間の作り方などをなだらかに、ゆるやかに変化させていってる。この、
- 変わらない
- 少し変える
- 根底から変える
という、3つのバランスがうまくとれれば、末永くお客様に支持していただけるような会社になるんだろうなぁ〜と。
そんなことをiPhone6を買って、考えてみました。便利とワクワクの共存は全部じゃないけど、ある程度はコントロールできて、完璧を目指すけど、完璧じゃない”空白”が必要なんだなぁ〜と。