「おもいやり」不足の経営者は「想像力不足」なのかもしれない。という話し
田口 淳之介
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田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
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おもいやりって、ある意味で自分勝手なものだなぁ〜と思うんです。
相手のことを観察して「きっとこうして欲しいだろうなぁ〜」と感じることを行動にしていくこと。
それが”おもいやり”だと思うんですね。
「おもいやり」は、相手の幸せを思う気持ちですから、そこから生まれる行動が「おもいやりのある行動」となります。
ある時は、全力で助ける「おもいやり」もあれば、ある時は「あえて何もしない」おもいやりもありますよね。
行動の内容で「おもいやり」を「定義づける」ことはできないのです。
そして、経営者・マネージャーのように仲間に支えられている職種の人にとって「おもいやり」とは他に変わりがきかないくらい大切なものだと思います。
なので、僕は「おもいやり」について考える事が多いのです。
で、考えてみると「おもいやり」の全てはわからないのですが、一つの大切な要素に気づきました。
それは「おもいやり」とは
「想像力」にすごく関係がある!
ということです。
言い換えれば、「相手(の立場)になりきる能力」です。
この能力が低いと「おもいやり」じたいが発生することは無いように感じるんです。
例えば、ある社長が「自分ならこうする!もっと、全力でやる!」と熱く部下に語ったとします。
もし、その部下がその社長と同じ状態なら、それは部下ではないと思います。
そう、独立してるはずなんです。
だから、この社長は(熱く語るのもいいのですが)部下の立場に自分が1分でもいいから“なりきる時間”を持つことのほうが先決だと思うんです。
その部下の目から見た世界を感じてみる。
これが、相手の立場に立ってモノゴトを見る基本だと思うんです。
本当のところ…
個人差はあったとしても、経営者やマネージャーで「想像力」が無い人はいないと思うんです。
ただ、この時間を意識的に持ってきたかどうか?
そういう経験の差は出ると思うんです。
「相手になりきる時間」を意図的に1,000時間は創ってきた。という人と、
「なんであいつは私の言ってることがわからないんだ!」と言い続けてきた人では、意識レベルでも大きな大きな違いがあると思いませんか?
もちろん、正確に測ってきたわけではありませんが、個人的にはこの「差」をあらゆるシーンで感じています。
さらに言えば、ここに苦しい気分になってる社長やマネージャーが楽しくやってる経営者やマネージャーに相談した場合の、大きな問題が隠されています。
それは苦しい人は、「苦しいから、相手のことを想像する時間を持つことが難しい」というのです。
しかし、苦しくない方は「その時間を持つから苦しくは無い」というのです。
なんだか、禅問答みたいになってしまいましたが…
なんとなく僕の言っていること、伝わりますか?
スモールビジネスにとって「おもいやり」は不可欠で、その「おもいやり」の起点となるものは、想像力なんじゃないかなぁ〜と。
そして、その想像力を駆使してる人は、楽しくやってて、駆使してない人は苦しんでる。
で、「想像したらどうかな?」というと、「自分が苦しい時に他人のことなんか想像できん!」みたいな感じの人がいて、「だから苦しいんだよ 笑」となってしまう。
という話しです。
あなたは、どちらのスパイラルで経営・マネジメントを行っていますか?
僕は、苦しい時期には相手のことを何にも想像していませんでした。
今は、ちょっぴり相手のことを想像するのが習慣になってきました。
そして、けっこう楽になりました。
自分がどっちのスパイラルで毎日、仲間に関わってるのか?
たまにはチェックしてみるのもいいかもですね。
最後までお読みいただきありがとうございました♬