美容院のマネージャーの仕事内容を考えてみた!!
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田口 淳之介
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読了時間 約 5 分です。
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
美容院のマネージャーって何すればいいんだ?
[この記事は一緒に考えてもらうための記事です]
マネジメントとは、事業に命を与えるダイナミックな存在である。
そのリーダーシップなくしては、生産資源は資源にとどまり、生産はなされない。
マネジメントと言えばドラッカー
ドラッカーさんがおっしゃってる言葉に上記のような言葉があります。
事業に命を与えるダイナミックな存在がマネジメント。
そして、それを行う者がマネージャーッて感じです。(きっと)
でも、これでは具体的に何をしたらいいのかわかりにくいですよね。
・・・というクダリで普通、記事を書きます。
そして「美容院のマネージャーの行う5つの〇〇」とか、そんな感じで書くとすごくわかりやすいので、読者の方に読んでもらいやすい記事にもなると思います。
がっ!!!
今回はあえて、違う角度で記事を書いてみたいと思います。
というのも「わかりにくいもの」を「わかりやすくなった」状態で吸収していると、自分で考えなくなっちゃうからです。
自分で考えないのが「悪い」と僕は思っていません。
僕は楽したがりなので、考えなくていいようになってるものが大好きですが。。。
仕事はそれじゃあで「考え」と「行動」が結びつきにくい。ということがあると思います。
ということで、せっかくの機会ですから読者の方と一緒に「考えられる」ように記事を書いていきたいと思います。
皆さん!
ペンとノート、もしくはEvernote。それにコーヒーor紅茶!もしくは、ジュース&おやつの準備はいいですか?
リラックスして一緒に考えてみましょう♪
ドラッカーの言葉から考えてみる授業
一限目 「事業に命を与える」とは?
冒頭の「事業に命を与える」とは、どういうことでしょう?
いきなり、重い感じがしませんか?
僕は重く感じてしまいますが、ヒルまず考えてみます。
考えるとは、僕にとって「分解」していく作業半分。くっける作業半分です。
なので、まずは「事業」を分解してみます。
事業の言葉の意味
生産・営利などの一定の目的を持って継続的に、組織・会社・商店などを経営する仕事。
では、美容院の一定の目的とは何だろう?
「お客様をキレイにして、喜んでもらう」が、僕が持ってる「目的」です。
皆さんが美容院という事業に持たしている目的はどんなものがありますか?
決まった正解というものはないと思います。
家族を食べさせるために美容院を営んでいる方もいらっしゃると思います。
地域に貢献したくて美容院を営んでいる方もいるかもしれないし、お金をたくさん稼ぎたくて美容院をやってる方もいるかもしれません。
事業をしてる方の数だけ目的はあると思います。
しかし「事業」本来が持つ意味は、シンプルなものだと思います。
こ~ゆうことです↙
例えばお金を沢山稼ぎたい!と思ったひとが美容院という事業をしていたら、
「お客様をキレイにして、喜んでもらう」という目的を持った事業を、
「お金を沢山稼ぎたい!」という目的を持った事業主が営んでいる。
ということです。
事業の持つ目的と、行う者の持つ意味が明確になると、なんとなくスッキリしてきました。
そして、その事業に「命」を与える。とあります。
“命”とは概念のようなものですから、これまたすごく難しく感じます。
しかし、言葉からイメージしてみると意味が見えてきそうです。
目的だけでは”活動”が生まれません。
その目的を「行動」に変えていくということが「命を与える」なのかな?なんて想像してみます。
そこで働くスタッフ・ご来店頂けるお客様・お取引して頂いている関係各社・その人達に、その目的を伝え、目的に沿った行動をみんなで起こしていく。
そして「循環」が生まれるそんなイメージが「命」を与える。ということだと僕は考えました。
皆さんはいかがですか?
想像して、ゆっくり感じてみてください。
ダイナミックな存在
マネジメントとは「ダイナミックな存在」???
世間一般ではマネジメントというと「管理」と思われています。
でも、ダイナミックな存在と管理では、真逆のイメージですよね!
また、その続きを読んでいくと
「そのリーダーシップなくしては、生産資源は資源にとどまり、生産はなされない。」
なるほど~。
マネジメントというモノは、生産資源を資源にとどめないように、リーダーシップを発揮するものらしいです。
逆から読んでみて、言葉を置き換えるとわかりやすかったので、そうやってみました。
生産資源とはスタッフであり、シャンプー台であり、お金であったり、そういう様々な資源ですね。
で、その資源を活用する。
その活用のためには「リーダーシップ」が必要らしいです。
二限目 おさらい
マネジメントとは命を与えるダイナミックな存在。
Q.何に命を与えるの?
A.事業に!
Q.事業って何?
A.一定の目的を持った活動
Q.どうやって与えるの?
A.リーダーシップを発揮して
Q.リーダーシップって何?
A.???
Q.資源を使ってどうするの?
A.資源を集めて、活用して、目的を達成する
Q&Aにしてみたら、だいぶわかってきました。
が、読者の方もお気づきだとは思いますが、リーダーシップは???になっています。
三限目 リーダシップ?
正直に告白します。
僕じたい、まだリーダーシップを理解していません。
理解していないのか? 理解する気がないのか?
自分でもよくわからないんです。
言葉の意味はわかります。
ググれば、すご〜く出てきますし。「リーダーシップ」
でも、色んな人が色んなコトを言っているし、言葉からイメージしても沢山イメージ出来てしまうので、まとまらないのもあるかもしれません。
ただ、現時点でのイメージは「その分野で一番、時間・お金・情熱・行動・思考」などのエネルギーを注いだ人かな?って感じです。
でも、もうちょっと自分に正直になってみると「リーダー」って言葉が好きじゃない。ってコトもあると思います。これは完全に好き嫌いの話しなので、なんの説得力もないですが。
四時間目 自分で考えてみて
マネジメントとは、事業に命を与えるダイナミックな存在である。
そのリーダーシップなくしては、生産資源は資源にとどまり、生産はなされない。
この文章の意味がなんとなくですがイメージに変わってきましたか?
目的がそれぞれの事業によっても違うし事業主によっても違うので、美容院のマネージャーが何をすればいいのか?というのは、答えは一つじゃない。が答えだと思います。
なので、こうやって言葉の意味を調べながら、自分で考えていったほうが実は学んでいくときに、近道だったりします。
逆に、目的が違う人から「型」だけ表面的に学ぶのが、不幸の始まりのような気もします。
自分で考えてみて、思いついたコトをノートに書いてみる。
もともと、僕自身はそんなコトが苦手だったのですが、すごいスピードで変化する時代だし、情報量は多いし。ということで、そういう習慣を持つようになりました。
ぜひ、自分で考えて自分なりの答えを見つけてください。
まとめ
本当はこの記事を書き始めた時には、すごく具体的に仕事内容を書くつもりでした。
しかし、途中まで書いて、また一から書き直したのです。
美容院のマネージャーの仕事は、ある意味で「何でも屋」みたいな仕事です。
それがスモールビジネスの一般的な状態だと思います。
どこまでも分業制にするのか? また、できるのか?というのは、いつも悩ましいテーマでもあります。
そういうコトを考えていくと、僕のやっていることをそのまま記事にしても「そんなことまでするの〜?」となったり、逆に「それはしないの〜」なんて感じられると想ったわけです。
しかし、モノゴトの真ん中から考えれば、自分にあった仕事が構築できるのかな?という想いで記事を書きました。
もし、活用できるコトがあったら、使ってみてください☆
最後までお読みいただきありがとうございました♬