ビジョン!経営者が見た、未来の風景を言葉にするOne to Oneサポート
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田口 淳之介
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読了時間 約 5 分です。
今日(2018-03-19)は、経営者の方の個人サポートをしていました。
なんのサポートかというと《ビジョン》を言葉にしていくサポートです。
ビジョンを言葉にして、従業員やお客様とわかちあう
ボクは普段リーダーシップ・プログラムで
- 心・感情
- 人間関係の仕組み(リレーションシップ)
- ビジネスの仕組み
を取り扱ってます。
その『ビジネスの仕組み』の大元となるのが、経営者が持つビジョンです。
ビジョンをボク風に言うならば
『経営者が見た、未来の風景』
って感じです。
このビジョンがリアルであればあるほど、会社・お店というのは”夢をカタチに”していきます。
逆に(ボクの中では)ビジョンの無いビジネスには、戦略もなにもあったもんじゃない!って感じです。
で、社員教育とかチームマネジメントも、全てはこのビジョンに紐付けられているわけで…
とにかく!!
- ビジョンが存在すること。
- ビジョンが働く仲間やお客様と共有されること。
この2点は、スモールビジネスにおいて圧倒的に大切なことなんですね。
その一歩目が『ビジョンを言葉にしていく』ということです。
(0歩目は”ビジョンを見る”です)
で、今日は経営者さんがビジョンを描いた紙を見せてくれて、そこに「あ〜でもない、こ〜でもない」みたいな感じで一緒に話しながら、たくさん質問しながら、大切なことやアイデアを書き込んで、ビジョンを言葉にしていったんです。
こういうサポートをしてる時は、セミナーやワークショップとは違った楽しみがあります。
どちらも甲乙つけがたいくらいワクワクするけど『具体的になる喜び』という意味では、One to One(1対1)のサポートは最高に楽しいです。
また、ボクには、One to Oneサポートに特別な思い入れがあります。
ボクの脳みそと心に寄り添ってくれ!と孤独を抱えていた店長時代
ボクが店長やマネージャーをしている頃、一番望んでいたモノは
ボクの気持ちに寄り添ってくれて、
一緒に考えてくれる人
です。
一緒に考えてくれるというのは、ボクにナイスな『質問』を投げかけてくれる人のことです。
淳之介くん…
- 「なぜそれがしたいの?」
- 「それをしたら、誰が幸せになるの?」
- 「お客様は、なぜそのサービスで満足して、リピートしてくれるの?」
- 「スタッフの本当の望みはなんだろう?」
- 「他に、もっと良い方法があるとしたら、どんな方法だろう?」 etc…
そう。
ボクにあらゆる質問を投げかけてくれる人が欲しかったんです。
質問してもらえれば、ボクの脳みそはフル稼働します。
きっと、誰でも「質問」されたら、考えるのが楽だと思うんです。
なぜなら、質問に応えようとする行為こそ『考える』ということだからです。
そして『ボクの「答え」について、色々意見を言ってくれる人だったら、なお最高!!』
ボクは、ず〜っとそういう人を求めていました。
一緒に考えて、意見交換できる人を喉から手が出るほど、欲していたんです。
経営者の頭の中がクリアになれば、その会社の『仕事』がクリアになります。
そして、心に寄り添ってくれたら…
やっぱり『実行』への一歩目を歩み出しやすいと思うんです。
独りで仕事のことを抱え込んでいた20代の頃、いつも夜空を見上げて『だれか、ボクと一緒に考えてくれないかなぁ』と、つぶやいてばかりいました。
でも、当時のボクにそんな便利な人はいなくて…
そのかわりに、黙々と本を読んで、ノートに質問と答えを書き込む日々が続きました。
別に、それでも仕事としては問題なかったと言えば問題なかったですが…
孤独感が半端なかったです。
どうせ考えるなら、楽しい方が良い。
色んな角度からモノゴトを検証したい。
そんな思いが募りにつのって…
最終的にボクは、消しゴム(キン消しではない)を使って、机の上で仮想ミーティングをしていたこともあります。
ハタから見たら、完全にイッチャッてる人ですよ(笑)
いま思えば…
でも、当時はそうするしか無かった。
そうするしか無かったボクが、『自分が一番欲しかったモノ』を提供する幸せがOne to Oneサポートにはあるんです。
感謝されるって、嬉しいね
経営者さんとの別れ際に、
『ジュンさんは流石だね。ホント相談にのってくれてありがとう!』
と言われた時、ボクはすごく心があったかくなりました。
サポートが終わって、ホテルの部屋に戻るまで、ボクは少し昔のことを思い出しました。
そして、最後に『あ〜、ボク、なんか素敵な仕事をさせてもらえてるんだなぁ』って思えたんです。
それって、きっと感謝の言葉をもらえたからだと思うんです。
『あの時(20代の)の孤独は、このサービスを求めてくれる人の、助けになる為だったんだ…』って、思えてならないんですよ。
だから、『本当は苦しい想いじゃなくて、喜びあうための前座みたいなもん』ってことだと思うんです。
でね。
やっぱり、感謝される仕事って嬉しいです。
『ボクと対話してくれてありがとう』って、思ってるだけなのに…
『ありがとう』って言ってもらえるというのは、”お互いに感謝しあえている”ということですから。
独りで”考える”に限界を感じていて、考えることが楽しめ無くなってきた経営者・幹部へ
もし、あなたが今、独りで会社・お店の『ビジョン』や『ミッション』・『コンセプト』なんかを考えていて、煮詰まっているなら…
誰か信頼できる友人や家族と、自分のビジネスについて話してみてください。
それだけでも、ひょっとしたら違う視点が入って、ブレイクスルーできるかもしれません。
『身近な人に、急にそんな話しをする方がハードル高いわ!』とか『ビジネスの話しを周囲にできる人がいないよ…』という方は、ぜひ相談してくださいね。
あなたのビジョンが、イメージの中で鮮明に見えて、それが言葉となり、多くの人と共有されること。
ボクは願っています🙏
近日開催のセミナー・ワークショップ・ミーティング
各地で”インスピレーションマネジメント”の基本となる、コミニュケーションについて学ぶことができます。
ピン!ときた方はぜひご参加ください。お逢いできるのを楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました♪