「自分に甘いんです」という人の95%は自分に厳し過ぎる人[経営への影響]
田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
自分に優しくないとスモールビジネスの経営・運営はできない
これまで僕が関わってきた部下たち。
そして、色んな業種の経営者や幹部の方。
殆どの方が頑張りやさんで、一生懸命な方ばかりでした。
これは『日本』という国の特徴かもしれません。そう思いたくなるほど、みんな『頑張ります!』という言葉で最後を締めくくる人が多いのです。
そして「頑張ります!」と同じくらい聞くのが
「僕(私)は自分に甘いんで、こんなんじゃダメですよね…」
という言葉です。
僕はこの言葉を聞くたびに思うんです。
『本当に自分に甘い人は、そんな風に自分を叱らないはず』だと…
こういう言葉を口にする人はみんな、自分にかなり厳しい人たちです。
決して自分に甘い人ではありません。
だいたいスモールビジネスの経営者や幹部の95%は自分に厳し過ぎる人なんです。
ただ、厳しい自分に疲れたり、厳しい自分を表に出すと従業員に嫌われたりして、死ぬほど傷ついた経験がある人たちとも言えます。
で、ちょっと一緒に考えてみてください。
僕のところには集客やセールス、チームマネジメントなどなど…
色んなスモールビジネスについての相談が来ます。
そのノウハウをお渡しして、活用してくのをサポートするのが僕の役目であり仕事の一部です。
でも…
どれだけ素敵な道具(ノウハウ)を渡したとしても、自分に厳しすぎる人がその道具(ノウハウ)を上手に使いこなせると思いますか?
その道具(ノウハウ)を使ってみて、もしすぐに上手くいかなかったら?
厳しすぎる人が自分自身にその厳しさを向けたら
「なんで私はせっかくジュンさんに聞いたのにできないんだぁ」と自分を責めます。
厳しさが道具(ノウハウ)に向いたら
「なんだ、この道具(ノウハウ)!全然役に立たん!!」と道具を責めます。
もし、厳しさが僕に向いたら僕に文句を言ってくるでしょう。
ナニに厳しさが向くかはどうでもいいのです。
ただ、いつも厳しすぎて何かを『責めている』という現実がそこにあるだけです。
僕は、こういう方には道具(ノウハウ)をお渡しするまでに時間をかけています。
どういう時間かというと、その人に寄り添う時間です。
無駄に厳しくする必要がない
そうやって、道具を使う本人が思えるようになってからじゃないとノウハウをお分けしないようにしています。
そうしないと、クライアントがずっと『うまくいきそうな方法』を探し続ける旅人になってしまうからです。
(もしくは情報コレクターになります)
ちなみに、最近パーソナルセッション( 美容院の経営者・幹部のための保健室)で、クライアントにもらった嬉しい報告があります。
それは、要約すると次のようなものです。
セッションを受けた後『自分に厳しすぎる部下』と対話を行った。
その数日後にその部下は笑顔が増え、急に集客が増えた。
すごく不思議だけど、すごく嬉しかった。
という報告です。
嘘のような本当の話しです(笑)
(嘘だと思って聞いてくださいね)
集客のシステムを組むのもすごく大切です。
ただ、スモールビジネスではシステム以上に『自分に厳しくしている』のをやめて、本当の意味で『自分に優しく』するほうが大切なんです。
スモールビジネスの多くはお客様との距離が近いので、空気感で色んなことがすぐに伝わっていくんですよね。
まずは、あなたが自分に厳しすぎるかどうか?気がつくことです。
多くの場合、自分で自分のことに気がつける人はいません。
というのも、自分にとっては厳しすぎるのが『普通』になっているからです。
もし、スモールビジネスの運営に『違和感』を覚えていて、その原因を解消したいな。と思ったらご相談ください。
ご相談まではちょっと…という方は、ぜひ周囲の信頼できる人にあなた自身のことを聞いてみてくださいね。
自分自身について知るのは、とてもとても大切なことですから。
大阪(関西)の美容院経営者・幹部さんに届きますように♡僕の夢に協力してくれる方募集
最後までお読みいただきありがとうございました♬