わかっちゃいるけどやめられない!?《若いスタッフ(部下)を伸ばす!》

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 5 分です。

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

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田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 

 

先日(2017-10-09)行ったフォローアップセミナーの感想を紹介します。

 

美容師:店長:女性:39歳:Asako 

(部下に)寄り添っていかなくてはいけない時代なのはわかっていても、やり方が理解(ちゃんと)出来ていなかったので、今後は目線を変えて人と接していこうと思う。

 

 

今までのやり方では若いスタッフは育たない!そんなこと”わかっちゃいるけど”今までの方法をやめられない

30代・40代の経営者や幹部の方は、職種に関わらず現場で仕事している人は、部下がナニを求めているのか?

どんな風に接したほうがいいのか?

 

『なんとな〜く、これまでの方法では無理だ』とか『自分たちが成長してきた時代とは違う』ということを直感的に理解しています。

 

 

しかし、直感的に理解はしているけど、『じゃあ、具体的どうしたらいいの?』と感じている人は多いと思うんですね。

 

『なんとな〜く、これまでの方法では無理…だから〇〇していこう!』の〇〇に、まだ具体的なコトが入っていないんですね。

これが、今までのやり方では無理❗そんなことは、わかっちゃいるけど、今までの方法をやめられないという理由です。

 

 

若いスタッフに寄り添うということを理解する

寄り添うということは、どういうことなんでしょうか?

ボクの中では、共感する。ということであり、見守る。ということでもあります。

 

しかし、もっと深くみていくと、共感できないことがあれば『共感できないよ』と真実を伝え合う。

そういうコミュニケーションをベースに、寄り添うというのは成り立っていると思います。

(この辺を詳しく書くと、記事が長すぎになるので省略します。ただ、上記のことを書いている理由は”共感”しなければならない。と、勝手に脳内変換する方が多く存在します。共感は決して”しなければならない”からは生まれないので、誤解されないように書いています)

 

 

『寄り添いたい』という自分の気持ちを発掘する

「部下の気持ちに寄り添ったほうがいいんだろうなぁ」と感じていても…寄り添えない人がいるのはなぜでしょう?

 

一番の問題は上司・先輩が『寄り添いたくない』と感じているからです。

このポイントは、その人が大人になるまでに『寄り添ってもらった経験がどれくらいあるのか?』で、ある程度自動的に決まってきます。

 

自分が『寄り添ってもらっていない』と、感じて大人になった人は、寄り添うこと自体が難しく感じるようにできています。

そして、このポイントはナニかを考えたり、ナニかを一生懸命に頑張ることで、どうにかできることではありません。

 

なぜなら『心』に関することだからです。

心に癒しが訪れて、はじめてクリアになることなのです。

 

本来はどんな人でも、寄り添ってもらいたいし、寄りそいたいのですが…

頑張ってきた人ほど、そんな自然な状況を忘れてしまっているのです。

 

自分の中に眠っている気持ちを発掘する意欲のある人が、この気持ちを取り戻すことができます。

 

 

寄り添う必要性を理解する

このポイントは勉強&体験が必要なお話しです。

理論と実践とも言えます。

 

寄り添うとナニがどうなるのか?

身を持って体験していくことで『寄り添う』必要性が、頭と全身で理解できるのです。

 

この項目をすっ飛ばして、『部下に寄り添うのって大切だよね!』と言葉にしてみても、現実はナニも変わらず、虚しさだけが残ります。

 

というのも、この項目をちゃんと理解するということは、『自分が寄り添ってもらう必要性』を思いだすということだからです。

 

殆どの経営者や幹部の方が、この項目で抵抗を示します。

 

特に、行動力があって、実績のある人ほど、過去の成功体験がこの取組みの邪魔をしてしまうのです。

時間をかけ、焦らずに、じっくりと向き合っていくことです。
(時間がかかると言っても、早い会社で3ヶ月〜5ヶ月程度です)

 

 

寄り添う方法を理解する

最後は具体的な方法の理解です。

寄り添うタイミング声のかけ方話しの聴き方話しの伝え方などです。

 

WEBや書籍でも、この具体的な方法を調べることができます。

 

しかし、その方法を知っても…

方法を知っただけでは、殆どの人が実践できません。

 

なぜなら”具体的な方法”というのは『寄り添いたい』という自分の気持ちを発掘し、寄り添う必要性を理解しているベースがあって発揮されるからです。

 

方法というのは、どんなコトでもそういう風に作用するものです。

結局のところ、自分自身×方法の公式でなりたっています。

 

『自分自身』に関して、理解する意欲のない人ほど、常に外側に新しい方法を求めます。

 

そういう人は、情報ジャンキーと化します。(というか…しています(笑))

※情報ジャンキーとは?

情報ジャンキーとは色んなことをよく知っているわりに、状況に変化をもたらしていません。

なぜなら、情報を活用することが少ないので『知る』と『行動』のバランスが崩れているからです。

情報ジャンキーの特徴

    • ネットサーフィンに余念がない
    • セミナーなどに通い、メモをしっかりとっている
    • 勉強したことで満足してしまい、実践まで行き着かない

 

 

まとめ《寄り添うには3つのポイントが大切!》

  1. 『寄り添いたい』という自分の気持ちを発掘する
  2. 寄り添う必要性を理解する
  3. 寄り添う方法を理解する

 

この3つのポイントにしっかり取り組むことで『わかっちゃいるけど』状態をブレイクスルーできます。

 

この3つのポイントを経営者や幹部から実践していくと、会社やお店に安心・安全の空気感が広まります。

会社の中に安心・安全の空気感が広まれば、対話が増えます。

対話が増えると、サービスの質が上がります。

サービスの質があがったり、スタッフの笑顔が増えれば、それがエンドユーザー(お客様)に伝わります。

 

その対価を受け取ると、ストレスが少ない状況で売上げがあがったりします。

 

かいつまんで説明していますが、原理はすごくシンプルです。

 

未来を見据えたときに『これって、大切なことかも』と感じた方は…そんな自分の直感を信じて行動してくださいね。

あなたとあなたの会社(お店、スタッフ、お客様)に素敵な未来が訪れますように。

 

人間関係の仕組みと真実のコミュニケーションを会社に定着させたい!と感じる方は記事下の”顧問サポートについてはこちら!”をご覧ください。

 

 

 

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2017-10-11 | Posted in セミナー, 従業員育成No Comments » 

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