若い営業マン『自分自身に対して“無関心”だと感じる』に答えてみました!〈ワークショップQ&A公開記事!〉

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 5 分です。

先日、ある企業さんの若手営業マンの方たち向けて『営業』×『人間関係の仕組み』というテーマでセミナーをしました。

 

そこで、若い人たち(20代前半くらいの人が中心)が真摯に学んでいる姿を見ていて、ボクはとても前向きなエネルギーを感じ、そのエネルギーにインスパイアされました。

 

この記事は、その時に扱った内容をQ&A方式でまとめたものです。

 

 

ワークショップで学んだことを実践する

セミナーやワークショップで気づいたこと、学んだことを「意図」を明確にし、毎日の仕事で実践していってください。

すると、

  • 「自分がなぜ今の仕事をしているのか?」
  • 「なぜ目の前の上司や部下と出逢っているのか?」
  • 「なぜ多くの見込み客から、目の前のこのお客様と出逢っているのか?」

 

そういったことに気がつきやすくなります。

気がつくこと自体が成長だとも言えます。

 

 

ココからはセミナーでのQ&Aです。

Q.普段は自分の話しをしないのに、スイッチが入ると言わなくてもいいことまで言ってしまう

簡単な対策としては、普段から自分自身の「考えていること」・「感じている気持ち」を伝えるように意識しましょう。

普段から意識して『伝える』ということに取り組んでおくと、スイッチの入り方がなめらかになります。

 

また『コミュニケーションというのは双方の伝える力・聞く力に由来するもの』と、覚えておくのも助けになります。

 

どういうことかというと、

 

伝える力:2 聞く力:10

 

の場合でも伝わることがあります。

 

しかし、

 

伝える力:10 聞く力:1

 

だと、伝わらないこともあるんですね。

 

まず、自分自身が『自分の伝える力』を知り、スキルアップしていくことが大切です。

ちなみに『伝える』を一番簡単に計測するには『箇条書き』を見ていくことです。

 

箇条書きが上手な人には、『伝える力』があります。

『伝える力』をつけていきたいときは、箇条書きのトレーニングをしていくのがオススメです。

 

また、自分自身が「余分な情報まで伝えたくなる時」に、どんな理由があるのか?

そこには常に『同じ理由』が存在しています。

 

その理由を探っていくことが、自分自身に対しての理解を深めますから、ぜひ探求してみてください。

 

 

 

Q.自分自身に対して“無関心”だと感じる

自分自身に対して、本当に無関心な人は日常生活を送るのが困難です。

元気に出社したり、友達と呑みに行ったりすることができるなら、

 

それは…自分自身に対して“無関心”なのではなく、“自分のしていること”に対して、理解を深める必要のあることに関わっていない。ということです。

 

そこで、まずは現在、自分がしている仕事の全体像を理解していきましょう。

全体像を理解していくと、発見するのは“モノゴトの一連の流れ(ワークフロー)”ですね。

 

ワークフローを理解することによって、ナニをしている時に自然とワクワクしているのか?

ナニをしている時に「難しい」とか、「興味が感じられていない」と感じているのか?

 

自分自身のことがわかってきます。

 

自分の行動が見えてくると、そこで感じてる『気持ち』が見えてきます。

『気持ち』が見えてくると、今度はその『理由(考え)』についての発見が待っています。

 

自分が持っている『考え』を理解していく中で『自分自身についての関心』は自然と高まっていくものです。

 

ボクは、仕事というのは、そうやっていつも自分の気持ちや行動を映し出してくれる鏡だと思っています。

そして、自分自身のことを理解するきっかけになる仕事に感謝しながら生きています。

ぜひ、仕事を通して成長していってください。

 

 

Q.大勢の前で話すときなど、言葉が出てこない

多くの人の前で話しをする。というのは、誰だって緊張するものですね。

ボクも結婚式のスピーチは上がり倒しの噛みまくりです。

 

セミナーや講演では全く緊張しないのに、結婚式のスピーチは緊張するんです(笑)

 

「なんでかな?」と考えてみると、結婚式のスピーチをする時には『ちゃんと話さなきゃいけない』というプレッシャーが存在していることがわかりました。(講演・セミナーでは、そんな風に思ったことがないんですwww)

 

そこで、対策としては、大勢の前で話す時こそ『たった一人に伝わればいい』という前提をもってお話することをオススメします。

 

たった一人に、ちゃんと伝わることは(タイムラグはあるかもしれないけど)必ず、全体に広がるメッセージとなっています。

 

また、大勢の前で自然と話すときのためのトレーニングとして、ステップを創るのは効果的です。

同じメッセージを、2~3人・4~5人・7~8人と、徐々に人数を増やして伝えていくのです。

 

ちなみに2~3人と7~8人の違いは大きいですが、7~8人と100人の違いはそこまでありません。

相手の年齢・性別・ポジション・人数などの条件にまどわされず、自分の想いを伝えられるような、素敵な女性になっていってください!

 

 

まとめ

皆さんと対話したことを簡単にまとめてみました。

読んでみていかがでしたか?

 

実は、皆さんが学びだすと、こういうことが起きます。

(一マスの)期間はテーマにもよりますが…

まず、学んだ最初は良くなります。

次に、以前より悪くなっているように感じます。
(理由は、学ぶ以前より視野が広がるので、色々と気づいてしまうから、このように感じます)

 

多くの人は、最初のDOWNで学習・成長を止めてしまうのです。

そのため、本来は才能や魅力があっても、なかなか『最高の自分』を発揮しません。

 

皆さんには、ぜひ最初のDOWNを超えて欲しいと願っています。

また、ボクの体験では、最初のDOWNは精神的にキツく感じることが多いです。

 

なので、もし相談があれば気軽に言ってくださいね。

時間の許す範囲で、可能な限りお答えできたらと思っています。

 

 

殆どのビジネスは『創る』・『売る』・『管理する』の3つの項目から成り立っています。

そして、会社が大きくなれば、この3つの分野は事業部であったり、子会社化されたりして専門的になっていきます。

 

逆に、小さい会社ではたらく人や、手に職のある仕事(美容師・パン職人・建築デザイナーetc…)・個人で働くフリーランスの方は、一人でこの3つの分野をこなしていくことが多いように感じます。

 

ビジネスの規模によって、その仕事の形態は様々ですが、逆にどんな規模のどんな形態であれ、そこに『対話』と『人間関係』があるのは同じです。

そして、そこに人の成長があって、仕事を通じて喜びあう心があるのも、これまた同じことです。

 

普段は、経営者や幹部の方の相談に乗ることが殆どのボクにとって、20代前半の方たちを中心としたワークショップは、心の使っていない部分を刺激されて、とても新鮮でした。

これからは『営業』のお仕事をしている方のサポートも、どんどんしていきたい!

そう感じたのでした。

 

次回の記事は

 

相手の顔色を伺い、その顔色に流されてしまい商談を理想の形にもっていけないことがある

 

にお答えしていきます!

 

 

近日開催のセミナー・ワークショップ・ミーティング

各地で”インスピレーションマネジメント”の基本となる、コミニュケーションについて学ぶことができます。

ピン!ときた方はぜひご参加ください。お逢いできるのを楽しみにしています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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2018-10-23 | Posted in セミナーNo Comments » 

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