CEOからDEOへ 「デザインするリーダー」になる方法 [16ページを読んだところで]
田口 淳之介
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読了時間 約 4 分です。
昨日Amazonから届いたコチラの本。
題名はCEOからDEOへ – 「デザインするリーダー」になる方法
購入したきっけは、uji tomokoさんがブログでオススメしていたのがきっかけ。
ちなみに、僕が愛読させてもらってるujiさんの本はコチラ⇩
この本だけでも、かなりヤバい!
何がヤバいかと言うと、デザインを明確に、そしてビジネスに取り入れる手法がビックリするほどわかりやすく書かれている点だ。
そして、もっともヤバいのがビジネスにデザインを取り入れる必要性を感じてる世代や、自然と取り入れたい!と思ってる世代と、そうでない世代の隔離を広げてしまう点。(読み手というか、僕のテーマだけど。本当は繋げたいんだけどなぁ〜。)
なんでも、明確になればなるほどにヤバいわけなのだ。
そのくらいヤバい本を世に送り出してる著者のオススメの本。何気にAmazonでポチって、届いた翌日(2014-10-15)に、モーニングしながら読んでみたら!
本当に鳥肌がたつと言うか、もう 色んな感情や、これまで僕の言っていることが理解してもらえなかった理由がはっきりしてきて、読み進めることもできなかった。(これは、あくまでも自分の体験と照らし合わせてしまったから。文章は読みやすいです)
どんなことかが書かれているか、16ページしか読んでいないのに紹介してみる。
(実質は6ページくらいね)
変化を自分の中に取り入れる人たちの出現
「サウス・バイ・サウスウエスト」を例に40代以下の人たちが、変化を結果として待つのではなく、自ら変化を受け入れていく…(というか、仕入れに行っているというほうが僕が受けとったニュアンスに近い。)そんな時代になっていること。
このごに及んで、変化を嫌っていると、高層ビルの中にぽつんと平屋の家に住むような状態になってしまう。というようなことが、書かれている。
また、章の最後にはこう書いてある。
昔ながらのCEOは、生き残る準備ができていない。
もう、本にこの言葉は胸に刺さりまくろ。
ちょうど、先日も 嫌だ!っていう個人の自由と組織の関係 こんな記事を書いたばかりで、シンクロした感じです。
デザイン
次の章、「デザイン」というところには、
CEOは自分の性格を変える必要があり、周辺視力、パターン認識力、経験にもとづく考え方、多少のことではうろたえない能力を備えた方がいい。
とある。この言葉だけでも、自分って大丈夫か??みたいになって、言葉の持つ意味を行動に置き換えながら考えてしまった。
こ〜ゆうことを言ってるのかなぁ〜?と。
周辺視力
僕の解釈では 世の中、自社、世界、インターネットの世界、地域、そういった色んな周辺を見て俯瞰的に眺める力だと思う。
パターン認識力
ランダムな配列の中から、ある一定の決まった動きを見つけること。僕はこの認識力がとても高いと他者から評価されることが多い。しかし、それは頭がいいとかそういう意味ではない。多分だけど、自分には定点観測の習慣があるんだと思う。
特にヒトの動きに関して(この場合のヒトはまず、自分だが)思考・感情・行動を定点観測するクセがあるから、パターンが自然と見えてくる感じ。
(パターンがわかったからって、そのパターンからすぐに抜け出せるのか?とか、なんか偉いのか?というと、そ〜でもない。というか、全くない。いまは、この能力の使い方の練習中期間!)
経験にもとづく考え方
経験は、生まれてきてから今日までのことを振り返ったりする時間を持ったかどうか?っていうのも活かせるかどうかには大きく影響すると思うけど、細胞にプログラミングされていくようなものじゃないかなぁ〜?
危ないこととか、ダッシュで逃げるようなこと。また、逆にすごく楽しい時間をみんなと過ごしたとか…そ〜ゆうのが身体の中に入っているかどうか? そんな感じだと思う。
多少のコトではうろたえない力
どうやってやったら、その能力をあげあれるかわかんないけど、最悪のシュミレーションをしておく。ということなら少しは能力の足しになるかな?
あとは、もし、自分がうろたえるタイプだな〜と思ったら、なんでかな〜?って自問自答してみたりする。 それくらい?
どこをどれくらい変えなくてはいけないのか?
それは今の自分と照らし合わせての話しだけど、この本ではきっとある程度の年齢・キャリアを重ねたCEOのことを言ってるんじゃないかんぁ〜と。 勝手ながらに想像してしまいました。
デザインの持つ意味
読み進めていくと デザインの定義にも触れられている。定義が変化するときが、時代の変化の証になると思うんだけど(個人的には)
問題を解決すること。プラス「デザインとは集団的な変化を促すこと」だと、著者は言っている。
これには全く持って共感。共感しまくりです。
そして、変化を受け入れる人たちにとってはデザインは必須なもので、変化を受け入れがたい…と感じてる人には、デザインは恐怖でもあると思う。
そんな2種類の人が混在してる時に、デザインを定義するなら「デザインとは集団的な変化を促すこと」という言葉は、かなり正確な表現に感じる。
なぜなら、集団には色んな人がいるのが普通だから。
集団にとって多少の混乱を含みながらも、よりポジティブな訴えかけの手法としてデザインを使う。
う〜ん。。。かなり深いです。この本。
まとめ
たった6ページでこれだけ考えてしまったり、共感してしまう本。
全部で何ページあるのかな?と見てみたら、300ページくらいある! もう、一気に最後まで読みます(笑)
で、ちょっぴりお堅い感じの文章になっちゃったけど、普段 僕はず〜っとこう言ってきました。
「ダサいのが嫌! ダセぇ〜ものにはお金を払いたくない。」
この言葉は自社の代表に繰り返し、繰り返し、僕は言ってると思う。
部下にも言ってると思う。
でも あんまりピン!とこないのよ。相手は。 理由は、伝わる伝え方が未熟だったから…
でも、この 『CEOからDEOへ 「デザインするリーダー」になる方法』を読めば、僕が感じていたことが言葉になっていたから、これからはみんなに僕の想いや考えをアウトプットする時に、すごく役にたってくれそう。
本当に良い本に巡り会えたと思います。
次回はなぜ、僕が「ダセぇ〜の嫌」を言い続けているか? そんな私的な話しを記事にしたいと思います。