マネージャーが知らなくてはいけない4つの在り方。あなたは何タイプかな?

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 5 分です。

InspirationManagement_4つのタイプ

毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?

 

ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!

 icon-arrow-circle-o-right スモールビジネスプロデューサーの田口淳之介です。

田口 淳之介 プロフィール 
 [副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]

 インスピレーションマネジメントとは?


 

このネタは2~3年前 友人と 何回も話して、自分たちの「答え」を創造していく過程できづいたことです。 
当時 僕も友人もこの答えがわかれば 「楽になる」と思っていたのでしょう…きっと!

 

チームマネジメントを行う時に、マネージャーが知らなくてはいけない、仲間への接し方は、大きく分けて4種類ある。

あなたが部下に(もしくはあなたの上司は)接するときに、どのように接することが多いでしょう?

 

 

4種類の説明

manager blog 4種類のマネジメント

 ※参考図書 ケンブランチャード リーダーシップ論[完全版]

ボス・・・・・・・命令する⇄目標を示す

ティーチング・・・相手が仕事の初期段階に必要⇄教える

コーチング・・・・相手の中から答えを引き出す⇄質問する

リーダー・・・・・ミーティングをおこなう⇄様々な意見を統合する

すごいシンプルですが、深いものです。

このタイプ別マトリックスは!

 

で、どのタイプのマネージャー良いとか 悪いとかではなく、マネージャーは相手ありきの話しなので、相手やチームの段階において 柔軟に変化できるのが理想です。

もし、変化できなければ 4人のチームで人の育成に関わればいいんですど、30人程度の組織(スモールビジネス)でそれぞれに役職を与えるのは現実的に無いわけで…

 

 

自分は○○という傾向が強かった!ということに気づくことから

どの傾向がよく出るのか? 

マネージャーは自分のことを知らないと、うまくいく相手とそうじゃない相手。

 

なんでうまくいくのか、いかないのか?

そこを理解できません。

 

やっぱり、マネージャーは自分を知ることが一番大切ですね。

 

で、当時の僕は。。。

正直に言って4つの中の、どの要素もそれほど強くなかったように思います。

強いて言うなら リーダー?かな。

 

でも、とにかくどれも弱かったんです。

ただ、4つの分野をマスターすべく、意識的に、意図的に!

あれこれ取り組んでいたのが、後々のためになったのです。

 

まず、ボス気質の人は 僕の中ではやや強引なイメージ。

でも、それでうまくいっているなら、やっぱり天性の人柄とかも手伝って、相手が納得してしまうようなものが備わっています。

僕自身は、3ヶ月間くらい試したところ、できなくはないけど 「7人ぐらいのグループのボス」が限界で、

 

自分には向いてないな〜

 

ということに、気がついちゃいました。

 

 

次に、テーチィングタイプのマネージャーは、僕の中で「細か〜い」というイメージ。

後輩にいたんですよね。

 

ティーチングがすごく上手なスタッフが。

だから、新人とかの教育にはすごく向いてるんだけど、相手が成長してきて、色んなことができるようになってくる。そのあたりの時期から、ややすれ違うことが増えていくようでした。

で、僕はというと、これも多少ならできるけど、ず〜っとは無理でした。

 

 

そして、コーチング。

経験がある相手には、正しい質問を投げかければ、正しい答えを引き出せます。

ただ、新人のような、まだ”相手の中に、答えどころか ヒントも無いとき”は困りました。

ただ、この技術は大切なこと!!と、痛切に感じていたので、ティーチングを学びながら、ファシリテーションの本を片っ端から読みました。

これも、のちにミーティングなどに活かされたので、とても大変貴重な経験になりました。

 

 

最後は リーダー。

Aさんの意見・Bさんの意見。

二つの意見をまとめることができるようになることです。

相手(A・Bさんがどちらも)がやりがいを感じられるようにすること。

これは僕的には けっこう気が楽で、 AさんとBさんの意見を聞いて、Cという意見を思いついた自分がいることに気づいていたので(最後は僕が決める。というルールは持っていたので)わりと馴染みがよかったんです。

 

また、テーマも発見も、いつも自分と相手の間にある。そんなことに気がついた体験でした。

 

とは言っても、失敗の連続!ミーティング恐怖症!

とりあえず 自分のパターンはなんとなくわかっても、わかったからって、すぐにできるわけではありません。

 

当時は、やる企画が、ことごとくうまく進行できずついには

 

スタッフ&ミーティング恐怖症

 

になったものでした。

 

当然、逃げ回っていましたよ…

スタッフに会うのが怖すぎて。会社にいくのも夜中とか、休みの日とか。

 

今思えば、アホなことをしていました。

そして、ただ毎日逃げ回るのも、そろそろ飽きてきたな〜というときに、次の3つにトライして軌道修正できました。

 

 

これだけは意識しておきたい3つのこと

3 jun blog

 

 

① 誰に話しているのか?を意識する。

誰に?というのは重要です。

相手が いま、仕事においてどれくらいのキャリアにあるのか?

また、どんな想いをもっているのか?

人生経験はどれくらいなのか?

これを意識しだしたことによって、当時 なんとかスタッフとの繋がりが生まれだしました。

 

 

② 何を伝えたいのか?を意識する

相手がいたら、あとは伝えるということは『何を』ってことです。

命令が悪いわけじゃないんです。

命令で救われる人もいるし、命令でつぶれる人もいる。

だからこそ、相手に自分は何を伝えて(何をどうして欲しいのかまでを)、それを聞いた相手はどんなリアクションをとるのか?

そこをしっかり見なきゃいけないわけです。
(命令ばっかりしている人が 部下や後輩に総スカンを喰らうと、そこから相手に 「どう思う?」と聞きまくるようになります。 総スカンされた後の、反動ですね…)

 

当時、僕が 一番最初に出した命令は

スタッフ・お客様の危険になるときは、何があっても僕が命令します。

その時は 黙って言うことを聞くように!

 

という命令でした。(そんなことは日常の中に少なくて、働いてる新瑞橋なら 床上浸水ぐらいです。実際にあったのは)

 

で、この命令には反論とか 不満そうな顔が見られなかったので、

「あ〜 ”コト”によるんだな…命令は」と感じました。

 

 

③ 自分はどの人を欲しがっているのか?を意識する

自分が相手の立場なら、ボス・ティーチング・コーチング・リーダー のどれを欲するか?を想像するということです。

初めてのことなら やっぱり多くの人は”丁寧に教えて欲しい気がするな〜”とか、みんなに関わることだから、”みんなで話し合いたいな〜”と、思っていたりとか。

そんな風に、相手の欲していることを想像していくと、相手と僕の間にあった壁は自然と解けていった気がします。

 

 

もし、あなたが 一種類しかできなくても安心してください

この4分野、全てをマスターしているのは、世界中のマネージャー職の5%くらい。そう言われています。

僕はそれを知った時に、その 5%を目指しだしました。

ただ、計測が難しいので、現在地が計りづらくい…そんな問題もありますが(笑)

もし、あなたが 今は例えば「ボス」しかできていなくても、少しずつ 取り組めば 4種類のうち、2種類くらいはできると思いませんか?

 

あとの2種類は

 

誰かに頼んでもいいよね!

 

そんな感性を持つこともありですよね。

 

ただ、人の育成に関わるあなたの”知識”として、まずは知っておいて欲しい情報です。

そして、自分はどこを伸ばして、どんな貢献を仲間にするのか?

 

自分が仲間と笑顔で仕事している世界をイメージをして、あなたに必要なことを学んでいってください。

気がついたら、いま悩んでいることが消えて無くなっていますから。

 

最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2014-08-29 | Posted in マネジメントComments Closed 

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