マネージャーが知らなくてはいけない4つの在り方。あなたは何タイプかな?
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田口 淳之介
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毎日を「ありのままの自分」で生きていますか?
ありのままの自分でマネジメントすれば経営が変わる!
田口 淳之介 プロフィール
[副題 あなたにとって僕のことはどうでもいい]
このネタは2~3年前 友人と 何回も話して、自分たちの「答え」を創造していく過程できづいたことです。
当時 僕も友人もこの答えがわかれば 「楽になる」と思っていたのでしょう…きっと!
チームマネジメントを行う時に、マネージャーが知らなくてはいけない、仲間への接し方は、大きく分けて4種類ある。
あなたが部下に(もしくはあなたの上司は)接するときに、どのように接することが多いでしょう?
4種類の説明
※参考図書 ケンブランチャード リーダーシップ論[完全版]
ボス・・・・・・・命令する⇄目標を示す
ティーチング・・・相手が仕事の初期段階に必要⇄教える
コーチング・・・・相手の中から答えを引き出す⇄質問する
リーダー・・・・・ミーティングをおこなう⇄様々な意見を統合する
すごいシンプルですが、深いものです。
このタイプ別マトリックスは!
で、どのタイプのマネージャー良いとか 悪いとかではなく、マネージャーは相手ありきの話しなので、相手やチームの段階において 柔軟に変化できるのが理想です。
もし、変化できなければ 4人のチームで人の育成に関わればいいんですど、30人程度の組織(スモールビジネス)でそれぞれに役職を与えるのは現実的に無いわけで…
自分は○○という傾向が強かった!ということに気づくことから
どの傾向がよく出るのか?
マネージャーは自分のことを知らないと、うまくいく相手とそうじゃない相手。
なんでうまくいくのか、いかないのか?
そこを理解できません。
やっぱり、マネージャーは自分を知ることが一番大切ですね。
で、当時の僕は。。。
正直に言って4つの中の、どの要素もそれほど強くなかったように思います。
強いて言うなら リーダー?かな。
でも、とにかくどれも弱かったんです。
ただ、4つの分野をマスターすべく、意識的に、意図的に!
あれこれ取り組んでいたのが、後々のためになったのです。
まず、ボス気質の人は 僕の中ではやや強引なイメージ。
でも、それでうまくいっているなら、やっぱり天性の人柄とかも手伝って、相手が納得してしまうようなものが備わっています。
僕自身は、3ヶ月間くらい試したところ、できなくはないけど 「7人ぐらいのグループのボス」が限界で、
自分には向いてないな〜
ということに、気がついちゃいました。
次に、テーチィングタイプのマネージャーは、僕の中で「細か〜い」というイメージ。
後輩にいたんですよね。
ティーチングがすごく上手なスタッフが。
だから、新人とかの教育にはすごく向いてるんだけど、相手が成長してきて、色んなことができるようになってくる。そのあたりの時期から、ややすれ違うことが増えていくようでした。
で、僕はというと、これも多少ならできるけど、ず〜っとは無理でした。
そして、コーチング。
経験がある相手には、正しい質問を投げかければ、正しい答えを引き出せます。
ただ、新人のような、まだ”相手の中に、答えどころか ヒントも無いとき”は困りました。
ただ、この技術は大切なこと!!と、痛切に感じていたので、ティーチングを学びながら、ファシリテーションの本を片っ端から読みました。
これも、のちにミーティングなどに活かされたので、とても大変貴重な経験になりました。
最後は リーダー。
Aさんの意見・Bさんの意見。
二つの意見をまとめることができるようになることです。
相手(A・Bさんがどちらも)がやりがいを感じられるようにすること。
これは僕的には けっこう気が楽で、 AさんとBさんの意見を聞いて、Cという意見を思いついた自分がいることに気づいていたので(最後は僕が決める。というルールは持っていたので)わりと馴染みがよかったんです。
また、テーマも発見も、いつも自分と相手の間にある。そんなことに気がついた体験でした。
とは言っても、失敗の連続!ミーティング恐怖症!
とりあえず 自分のパターンはなんとなくわかっても、わかったからって、すぐにできるわけではありません。
当時は、やる企画が、ことごとくうまく進行できずついには
スタッフ&ミーティング恐怖症
になったものでした。
当然、逃げ回っていましたよ…
スタッフに会うのが怖すぎて。会社にいくのも夜中とか、休みの日とか。
今思えば、アホなことをしていました。
そして、ただ毎日逃げ回るのも、そろそろ飽きてきたな〜というときに、次の3つにトライして軌道修正できました。
これだけは意識しておきたい3つのこと
① 誰に話しているのか?を意識する。
誰に?というのは重要です。
相手が いま、仕事においてどれくらいのキャリアにあるのか?
また、どんな想いをもっているのか?
人生経験はどれくらいなのか?
これを意識しだしたことによって、当時 なんとかスタッフとの繋がりが生まれだしました。
② 何を伝えたいのか?を意識する
相手がいたら、あとは伝えるということは『何を』ってことです。
命令が悪いわけじゃないんです。
命令で救われる人もいるし、命令でつぶれる人もいる。
だからこそ、相手に自分は何を伝えて(何をどうして欲しいのかまでを)、それを聞いた相手はどんなリアクションをとるのか?
そこをしっかり見なきゃいけないわけです。
(命令ばっかりしている人が 部下や後輩に総スカンを喰らうと、そこから相手に 「どう思う?」と聞きまくるようになります。 総スカンされた後の、反動ですね…)
当時、僕が 一番最初に出した命令は
スタッフ・お客様の危険になるときは、何があっても僕が命令します。
その時は 黙って言うことを聞くように!
という命令でした。(そんなことは日常の中に少なくて、働いてる新瑞橋なら 床上浸水ぐらいです。実際にあったのは)
で、この命令には反論とか 不満そうな顔が見られなかったので、
「あ〜 ”コト”によるんだな…命令は」と感じました。
③ 自分はどの人を欲しがっているのか?を意識する
自分が相手の立場なら、ボス・ティーチング・コーチング・リーダー のどれを欲するか?を想像するということです。
初めてのことなら やっぱり多くの人は”丁寧に教えて欲しい気がするな〜”とか、みんなに関わることだから、”みんなで話し合いたいな〜”と、思っていたりとか。
そんな風に、相手の欲していることを想像していくと、相手と僕の間にあった壁は自然と解けていった気がします。
もし、あなたが 一種類しかできなくても安心してください
この4分野、全てをマスターしているのは、世界中のマネージャー職の5%くらい。そう言われています。
僕はそれを知った時に、その 5%を目指しだしました。
ただ、計測が難しいので、現在地が計りづらくい…そんな問題もありますが(笑)
もし、あなたが 今は例えば「ボス」しかできていなくても、少しずつ 取り組めば 4種類のうち、2種類くらいはできると思いませんか?
あとの2種類は
誰かに頼んでもいいよね!
そんな感性を持つこともありですよね。
ただ、人の育成に関わるあなたの”知識”として、まずは知っておいて欲しい情報です。
そして、自分はどこを伸ばして、どんな貢献を仲間にするのか?
自分が仲間と笑顔で仕事している世界をイメージをして、あなたに必要なことを学んでいってください。
気がついたら、いま悩んでいることが消えて無くなっていますから。
最後までお読みいただきありがとうございました♬