頑張らない理由。成果に結びつかない“頑張る”は百害あって一利なし!
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田口 淳之介
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読了時間 約 5 分です。
ボク、仕事する時(特にセミナーで講師をするときや、ワークショップでファシリテーターを行う時)に…
一つだけすご~く大切にしてることあるんです。
それは!!!
『頑張らない』
ってことです。
どんなコトでもそうだと思うけど、気合いが入って、その気合いが“力み”になっちゃうことってありますよね。
そういう“力み”があると、対話をする相手と“ちょうどいい心の距離感”が取りにくくなるんですよね。
要は、人と仲良くしていたいのに“頑張る”が足かせになったりするんですよ。
だから、ボク頑張らないんです。
ダラダラしてるんです。
セミナー・ワークショップ前なんてホント、めちゃんこダラダラダラしてる…
気を抜きまくっている…
特にね。
春は、新しい生活がはじまったり、新しい出会いでワクワクを感じると同時に、心が疲れやすくなってる人も少なくありません。
そんな季節に、こっちが頑張っちゃうと、さらに人様を疲れさせちゃいそうで…
まぁ、これはあくまでもボクの人とのチューニングの合わせ方ですが。
(誰にでも有効は方法ではないでしょうね)
自分の気分を敏感に察知する。
そして、周囲にいる人の気持ちも感じとる。
そこから、心をつなげていくのは大切なことですよね。
『頑張ります!』ってすぐに言うけど『いったいナニを頑張るの?』
個人的には、成長過程で『頑張る時期』を経験するのって大切だと思っています。
うん。
人が成長していく時には、ガムシャラに頑張る時期も必要ですよ。
でも、いい大人になっても、何かにつけ『頑張ります!』じゃ、弊害しか生みません。
仕事において“不明瞭な『頑張る』”は、仲間やお客様、周囲の人に迷惑をかける行為だとボクは思っています。
そして、『頑張る』と言っている本人も、最終的にはキツくなると思うんです。
『頑張ります!』
『ナニを頑張るんですか❓』
『…いや、全体的に頑張る気持ちでした…』
気持ちだけテンションをあげてしまった時の“頑張る”が表現されている一例です。
不明瞭な言葉は、不明瞭な仕事につながります。
不明瞭な仕事は当事者、仲間、お客様に混乱を引き起こします。
混乱すると、正常な判断が無くなっていき、コミュニケーションがうまくとれなくなります。
結果、人間関係に不和が生じていきます。
『はっ?“頑張る”って言ってるだけのことを、ジュンさん大げさだよ!』
あなたは、そう感じてるかもしれません。
けど、これは別に大げさな話しじゃないです。
ナニをしていくのか、よくわかっていないことを『頑張る』というのは、それくらい関係者みんなにストレスを生み出すことなんです。
なぜなら、よくわからないことを頑張りようがないからです。
『頑張りグセ』のある人への対応策
頑張りグセがある人。
すぐに気合いを入れちゃう人には、シンプルに質問してあげることが大切です。
もし、自分自身に『頑張りグセがある』と感じたら、自分に質問してみてくださいね。
- When(いつ・期限)
- Where(どこで)
- Who(誰が)
- Whom(誰に)
- Why(なぜ・目的)
- What(何を・取り組む内容)
- How(どのように・具体的な方法)
- How much(いくら・予算など)
ナニかを行動する前に、質問してあげることによって、質問された側はナニをすればいいのか?
考えることができます。
考えることができれば少しずつかもしれないけどやることが明確になっていきます。
明確になると、成果につながるような行動をとりやすいです。
成果につながる行動を『頑張る』のは、別に問題じゃありません。
成果を出してる人って、あんまり『頑張ります』って言ってない気がする。という意見
あくまでも、ボク個人の感覚ですよ。
なので、話し半分で聞いてくださいね。
成果を上げてる人って、あんまり『頑張る』って言ってない気がするんです。
言っていたとしても『期間を限定している』言い方をしてるんですね。
成果を上げる人は『頑張る!』とか言ってるより先に、やることやってる気がするんです。
『頑張ります!』と言ってる人のほうが、非効率的な動きをして、勝手に疲れちゃったりしている。
そんなケースってチラホラ見かけませんか?
『頑張ります!』って言っといた方が受けが良い文化だから、よくわからない状態でも!!
元気よく『頑張ります!』と言っておくのも一つの処世術なのかも。
なんて思ったことも多々ありますが…
ボクは生来の怠け者だから、かなりポイントを絞り込まないと頑張れないんですよ。
頑張れないというか『熱中できない』ですね。
『頑張ります‼』とか言っちゃうのも、自分に嘘をつくような気がして違和感感じちゃいますしね。
ただ、こんな調子で生きてきてるので(最近は殆ど無いけど)若い頃は、成果が出るまでバッシングされやすかったように思います。
『頑張る』アピールが下手くそだったんでしょうね。
日本語も日本の文化も、そのあたりの空気を読みつつ、やることは外しちゃダメだという…
かなり高度な技を要求してくると思います。
だから、そのへんはアンテナ貼ってなきゃダメですね。
まとめ
ボクは自分の『好きなこと』・『やる!』と思ったことにいつも真剣です。
起きていれば、深夜2時でもクライアントの相談にのったりします。
朝から晩までず〜っと頭を働かせていることもあります。
でも、ダラダラしてる時間が多いのも事実です。
適当に生きてます。
移動中なんかは、セミナー前だろうが商談前だろうが、ずっと冗談を言っています。
真剣に生きる(仕事する)と、適当に生きる。のバランスって、人それぞれあると思うんです。
ボクはダラダラ適当にしてるほうが、ちょっと多いんです。
そっちの方が人にやさしくできるから好きなんです。
ちゃんとしすぎたり、気合いが入りすぎてると、少しきつ〜い顔つきになっちゃいませんか?
どれだけ正論だとしても、きつい感じでモノゴト言われると、なんかシンドいじゃないですか?(笑)
人に嘘つかれたり、遅刻されたり、すっぽかされたり、騙されたり…
生きてると誰だって色々あるだろうけど…
大切なのは“優しい気持ちを自分が持ち続けられるのか?”ってことのような気がするんです。
(自分自身にも。他者にもね)
ほんま、なんでも人それぞれやと思います。
明日になったら、若手に『頑張らんかい!カ◯』と、叱りつけてるかもしれない。
そんな適当なボクからのメッセージでした(笑)
努力は裏切らない (幻冬舎文庫)
この本は名作です‼
こういう適当な記事で脱力しすぎたら、この本でちゃんと気合いを入れてください。
何事もバランスです。
この記事は田口淳之介の日常体験をもとに、個人的な気持ちや考えを綴った…
自由な記事です。
カテゴリーは ただの日記
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