アホなボクの受け皿でもあったから、仕事にでかい感謝があるんだけどね

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田口 淳之介

スモールビジネスプロデューサー
『人間関係の仕組み』と『コミュニケーション』の専門家。 老若男女問わず20,000人との対話実績をもとに、様々なスモールビジネスの顧問サポートを受け持つ。また経営者・幹部の個人的カウンセリングを行う。全国各地で、笑いあり涙ありのセミナー・ワークショップを開催中!

読了時間 約 4 分です。

今から書くことは、影響力のある方が言ってしまうと炎上するかも…

 

でも、ボクなんかがブログで好き勝手なことを書いても、別にたいしたことにはならない。

ということで、ちょっぴり『仕事観』についての本音を書きます。

 

 

ボクは20代を美容師として過ごしました。

 

で、ボクが思うに(超個人的な意見ね)社会不適合者なボクの受け皿だったんですよ。

美容師という仕事は。

 

夢中になって、何時間でも練習できる。

モノを創るのは好き。

人にモノを売るのも得意。

でも、日常会話は苦手。

常識にも疎い。

基本的に、人の言うことを聞く気がない。

 

それでも、お客様には喜んでもらいたい!

 

だから、お客様の話しはちゃんと聞く。

 

本来の自分と、仕事で必要なスキルに大きな矛盾があるから、努力のしがいもあって、すっごい楽しくて、すっごい素敵な仕事。そう感じていたボクがいました。

 

そんな風に感じていたボクは、『オレみたいなもんの、受け皿やわ…ほんま、この仕事は』と、けっこう真剣に思ってたんですよ。

 

技術を身につける時には、頭をつかう。

人様(先輩とかお客様)にモノを教わる。

接客を通して、人との関わりを学ぶ。

 

どこをどう切り取っても、勉強になることばっかりで、仕事に大きな感謝を抱かずにはいられない。

そう、想いますよね?

 

で、美容室に限らず、多くのスモールビジネスの現場は、大なり小なり働く人々の『受け皿』だと思うんです。

そういう要素をはらんでいても。

はみ出し者たちの『受け皿』だと自覚していても良いんじゃないかと、そう思うんです。
(もちろん、美容師さんみんながみんな、ボクみたいな志ではないですよ。あくまでもボクの体験と見解だからね)

 

 

10代の時、経営をしていたり、営業をしている大人は、みんな賢いもんだと思っていました。

いま、40代を目前にして、そうでもないことは流石にわかりました。

 

もともと賢い人もいれば、努力で「モノゴトの理解」を補う人もいれば、愛嬌でなんとかしてる人もいます。

もちろん、不平不満ダラダラで生きてる大人もいます。

 

商談や打ち合わせで沢山の方にお会いさせてもらって、中には『どうかしてるぜ!』的な大人も、やっぱりいるにはいるんです。

ホント、色んな人がいて、色んな人との関わりの中で、自分を見つめた時にこう思いました。

 

ボクはアホだから、体験と知識の両方から学ばないと、自分の身にナニが起こっているのか?

ナニをどうしたらいいのか?

全くわからなかった。
(アホだからなのか?それが普通なのか?難しいところです)

 

これが、正直なところです。

で、ちゃんとボクの受け皿になってくれた仕事や業界、会社があって、ボクは様々な体験をすることができて、そんなバックボーンに安心できたから、一歩ずつ学習しながら歩めてるんだと思うんですね。

 

 

でも、最近はスモールビジネスの経営者や幹部の人達に『受け皿感の自覚が少ない』というか…

『なんか、みんなちゃんとしようと、力んじゃってさ』って感じるんですね(笑)

 

例えば、美容師に一番必要な能力。

それは、ボクが思うに『ずっと立ってられる』という能力です。

足腰の強さですね。

 

本当に一番必要な能力は…

 

ほんで、お肌が弱いよりは強い方が良いでしょう。

何かと水仕事が多いですから。

 

でも、足腰の強い人より、賢い人やSNSの発信力を持っている(または持ちそうな)人をやたらめたら、求めるんですよ。

 

もう、こうなってくると、全然受け皿感を感じられない(笑)

受け皿感がない会社や業界というのは、ある側面からみたらガチガチなんですよ。

ガチガチに固い。

 

会社であれ、お店であれ、固すぎると、ロクなことがないんです。

折れやすいですよ。

 

固いと「ポキッ」といきますよ。

 

業界の水準があがったりするのは、それはそれは素敵なことですが…

基本的な仕事の内容がそんなに変わってないのに、人間だけレベルアップするわけがないし、その必要性も無いんですよ。

 

あくまでも商売人的な観点からみる最上級というのは、『ちょうど良い』なんですよ。

  • 仕事内容にちょうど良い人。
  • 会社、お店にちょうど良い人。

 

ちょうど良い人がいて、たまに出来すぎたり、できなさすぎたりする人がいる。

それ自体が、すごく自然なことで、感謝すべきことですよ。

きっと。

 

 

結局、コレが言いたい。って言うような話しではありません。

 

ただ、ちゃんとしようと頑張りすぎると、ちゃんとできない人の受け皿が無くなっちゃう。

で、ちゃんとしようとする人は、たいてい部下や同僚、上司のことを『あいつがどうのこうの…』って言うんですよ。

 

気持ち、わからなくもないけど…

 

そんなことより、自分が仕事にどれだけでかい感謝を抱いているのか?

そんなハッピーなことを考え、仲間に語るほうが!!

きっと、ナニかを生み出しそうな価値があると思うんだよなぁ〜。という、独り言みたいなもんです。

 

 

最後に。

全てのスモールビジネスと、真摯に仕事に向き合う全ての大人たちにリスペクトを捧げます。

 

 

 

この記事は田口淳之介の日常体験をもとに、個人的な気持ちや考えを綴った…

自由な記事です。

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最後までお読みいただきありがとうございました♬ 

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2018-05-11 | Posted in ただの"日記"No Comments » 

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