アホなボクの受け皿でもあったから、仕事にでかい感謝があるんだけどね
目次
田口 淳之介
最新記事 by 田口 淳之介 (全て見る)
- 名古屋は熱い街!『働き方改革に必須!!?『対話』する力を身につける』セミナーやりましたよ〜 - 2019年1月18日
- お客様、スタッフ、関係者『みんなに応援される』経営者になる! - 2018年12月31日
- 美容院経営者のお悩み『先輩が若手の指導をしない』問題解決法! - 2018年12月29日
読了時間 約 4 分です。
今から書くことは、影響力のある方が言ってしまうと炎上するかも…
でも、ボクなんかがブログで好き勝手なことを書いても、別にたいしたことにはならない。
ということで、ちょっぴり『仕事観』についての本音を書きます。
ボクは20代を美容師として過ごしました。
で、ボクが思うに(超個人的な意見ね)社会不適合者なボクの受け皿だったんですよ。
美容師という仕事は。
夢中になって、何時間でも練習できる。
モノを創るのは好き。
人にモノを売るのも得意。
でも、日常会話は苦手。
常識にも疎い。
基本的に、人の言うことを聞く気がない。
それでも、お客様には喜んでもらいたい!
だから、お客様の話しはちゃんと聞く。
本来の自分と、仕事で必要なスキルに大きな矛盾があるから、努力のしがいもあって、すっごい楽しくて、すっごい素敵な仕事。そう感じていたボクがいました。
そんな風に感じていたボクは、『オレみたいなもんの、受け皿やわ…ほんま、この仕事は』と、けっこう真剣に思ってたんですよ。
技術を身につける時には、頭をつかう。
人様(先輩とかお客様)にモノを教わる。
接客を通して、人との関わりを学ぶ。
どこをどう切り取っても、勉強になることばっかりで、仕事に大きな感謝を抱かずにはいられない。
そう、想いますよね?
で、美容室に限らず、多くのスモールビジネスの現場は、大なり小なり働く人々の『受け皿』だと思うんです。
そういう要素をはらんでいても。
はみ出し者たちの『受け皿』だと自覚していても良いんじゃないかと、そう思うんです。
(もちろん、美容師さんみんながみんな、ボクみたいな志ではないですよ。あくまでもボクの体験と見解だからね)
10代の時、経営をしていたり、営業をしている大人は、みんな賢いもんだと思っていました。
いま、40代を目前にして、そうでもないことは流石にわかりました。
もともと賢い人もいれば、努力で「モノゴトの理解」を補う人もいれば、愛嬌でなんとかしてる人もいます。
もちろん、不平不満ダラダラで生きてる大人もいます。
商談や打ち合わせで沢山の方にお会いさせてもらって、中には『どうかしてるぜ!』的な大人も、やっぱりいるにはいるんです。
ホント、色んな人がいて、色んな人との関わりの中で、自分を見つめた時にこう思いました。
ボクはアホだから、体験と知識の両方から学ばないと、自分の身にナニが起こっているのか?
ナニをどうしたらいいのか?
全くわからなかった。
(アホだからなのか?それが普通なのか?難しいところです)
これが、正直なところです。
で、ちゃんとボクの受け皿になってくれた仕事や業界、会社があって、ボクは様々な体験をすることができて、そんなバックボーンに安心できたから、一歩ずつ学習しながら歩めてるんだと思うんですね。
でも、最近はスモールビジネスの経営者や幹部の人達に『受け皿感の自覚が少ない』というか…
『なんか、みんなちゃんとしようと、力んじゃってさ』って感じるんですね(笑)
例えば、美容師に一番必要な能力。
それは、ボクが思うに『ずっと立ってられる』という能力です。
足腰の強さですね。
本当に一番必要な能力は…
ほんで、お肌が弱いよりは強い方が良いでしょう。
何かと水仕事が多いですから。
でも、足腰の強い人より、賢い人やSNSの発信力を持っている(または持ちそうな)人をやたらめたら、求めるんですよ。
もう、こうなってくると、全然受け皿感を感じられない(笑)
受け皿感がない会社や業界というのは、ある側面からみたらガチガチなんですよ。
ガチガチに固い。
会社であれ、お店であれ、固すぎると、ロクなことがないんです。
折れやすいですよ。
固いと「ポキッ」といきますよ。
業界の水準があがったりするのは、それはそれは素敵なことですが…
基本的な仕事の内容がそんなに変わってないのに、人間だけレベルアップするわけがないし、その必要性も無いんですよ。
あくまでも商売人的な観点からみる最上級というのは、『ちょうど良い』なんですよ。
- 仕事内容にちょうど良い人。
- 会社、お店にちょうど良い人。
ちょうど良い人がいて、たまに出来すぎたり、できなさすぎたりする人がいる。
それ自体が、すごく自然なことで、感謝すべきことですよ。
きっと。
結局、コレが言いたい。って言うような話しではありません。
ただ、ちゃんとしようと頑張りすぎると、ちゃんとできない人の受け皿が無くなっちゃう。
で、ちゃんとしようとする人は、たいてい部下や同僚、上司のことを『あいつがどうのこうの…』って言うんですよ。
気持ち、わからなくもないけど…
そんなことより、自分が仕事にどれだけでかい感謝を抱いているのか?
そんなハッピーなことを考え、仲間に語るほうが!!
きっと、ナニかを生み出しそうな価値があると思うんだよなぁ〜。という、独り言みたいなもんです。
最後に。
全てのスモールビジネスと、真摯に仕事に向き合う全ての大人たちにリスペクトを捧げます。
この記事は田口淳之介の日常体験をもとに、個人的な気持ちや考えを綴った…
自由な記事です。
カテゴリーは ただの日記
近日開催のセミナー・ワークショップ・ミーティング
各地で”インスピレーションマネジメント”の基本となる、コミニュケーションについて学ぶことができます。
ピン!ときた方はぜひご参加ください。お逢いできるのを楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました♬