affectは10年以上ウエラのカラー剤をメインカラー剤として使用してきました。
もちろん他社のカラーリング剤も使用しますが、メインカラー剤としてウエラを使用し続けるには3つの主な理由があります。
①『深み』と『くすみ』の自然な風合いが優れている
多くの黒髪はブリーチ剤で退色させると赤色がでてきます。
この赤色は、人気があるアッシュ系のカラーを表現するには障害となってしまいます。
また私たちが好む”ベージュ系”という色を細かく見てみると
「明るい灰みの赤みを帯びた黄」 つまり、グレー+赤+黄色となります。
ここでいう”グレー”をカラーリングのプロフェッショナルはベージュを表現させる場合”くすみ”
という言葉を使用します。
ウエラはこのくすみ感がとても自然に表現できるカラー剤。
それと同時にカラー剤の色素が濃いため、”深みのある色”と表現するのです。
②退色が自然である(緩やかな退色のしかたをする)
ベージュを例に考えてみます。 ベージュとはグレー+赤+黄色ということでした。
黒髪はブリーチすると、赤→オレンジ→黄色という順で明るくなってきます
(髪に含まれる色素にはかなりの個人差があるので、ここでは一般論として記します)
赤+黄色=オレンジです。
ベージュ系のカラーデザインをお求めになる場合は、オレンジくらいまで髪を明るくして、
そこにグレーのカラー剤を足すことになります。
しかし、そのグレーの染料が髪の内部まで浸透しなかったり、そもそもカラー剤の色素自体が薄いと、
数回のシャンプーでオレンジに戻ってしまいます。
ウエラのカラー剤は髪の内部まで栄養とともに濃いめの染料が浸透することによって、
長い時間をかけて退色していくので、”色落ち”が緩やかに感じるのです。
お客様とともにサロンでつくりあげたヘアデザインを一日でも楽しんで欲しい私たちにはカラーリングの退色期間というのはとても重要な問題です。
③施術が容易ではない
サロンで使用するウエラのカラー剤は施術の難易度が高いと言われています。
それは、色素が濃かったり薬剤の硬さの点から考えてです。
ではなぜaffectではわざわざ難しいカラー剤をしようするのでしょう?
それは、サロンではご自身でホームカラーをされて、その修正でご来店されるお客様が少なからずおみえになるからです。
そのような技術を私たちは”トラブルシューティング”と専門用語で呼びますが、
普段から 髪の知識や正確な塗り分けができる技術を要していないと対応することができません。
それ故に、簡単に塗布できすぎることで、”プロの腕”を失うことが長い目で見れば危険なことだと感じています。
もちろん熟練された技術者にとっては”施術が容易ではない”と感じることはありません。
アフェクト
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